四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
クジャク・ワンマンショー

追いかけて追いかけて・・クジャク!

・・と・・カフェの前で突然羽を広げた

閉じられては大変と遠くからシャッターを押す

ズリズリと近づいて再びシャッターを

さらに近づいても閉じる様子も無くカメラ目線

おまけに・・ポーズと・・一回り

後ろもご覧下さい・・の麗しの後姿ポーズ

見せ場を心得たかのようなワンマンショー

すっかり魅了され・・花より団子・・芸術より鳥であったか私

いやいやダ・ヴィンチマジック・・だったのかもしれない
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老いらくの恋・・か???

クロ・リュセ城での出会い・・

一目ぼれってあるものだ・・と知った

エレヌに・・こっち!こっち!と呼ばれていった先に

見事に優雅なクジャクが!

今までとは違う色が・・どのクジャクより美しい

あれれ・・もう恋に落ちた

そうなるとランチをカメラに収めるのもそこそこに

お腹にはしっかり収めましたが・・

カメラに・・がデザートのみ!?!

追いかけて追いかけて撮り捲くり・・なんと100枚ほど

紅蓮がメディアコピーの際に・・クジャクは要らないわ!!
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発明家レオナルド・ダビンチ

あちらの家族と落ち合う場所はアンボワーズ

そう決まったときダヴィンチが頭に浮かんだ

最近知ったものだからまだ記憶に残っていた

アンボワーズ城とクロリュセ城両方はとても無理

というわけで・・クロ・リュセ城を希望した

といっても何か知っているわけでもなく

発明中心の展示と知ったのはここに来てから

夢であったのか現実であったのか・・

隣で娘が「ジブリだ」とつぶやいた

あの頃の夢の乗り物が飛んでいる映像が映し出されている

これが空を飛んでいたら・・今でもまだ夢・・

ダヴィンチは夢をも発明していたのか・・

この後・・現実の乗り物は私たちには冷たく・・迷い道へ
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ダ・ヴィンチ 最期の城へ

レオナルド・ダ・ヴィンチが最期の三年間

ここアンボワーズだったことを知ったのはごく最近

なんといってもルネッサンス時代の天才

生涯イタリアで過ごしたものと思っていた

遠く見えるのはダヴィンチをフランスに招いた
フランソワ1世のすんでいたアンボワーズ城

王はこのクロリュセ城にダヴィンチを住まわせたそうだ

そんな大昔の話が昨日今日の話のように思えてきたり・・

ダヴィンチなんて教科書の中だけの話だと思っていたのに

不思議すぎて気持ちが追いつかない

どこか空想上の人物のように思っていたのではと気づいた
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時間が止まる

青い空と黄緑色の牧草・・そして緑の木々

空のいたずら書き・・飛行機雲が小さく見える

豆粒のような人影・・近づいて・・

それでも吸い込まれそうな自然の中

農作業の車の音さえも聞こえない

馬やロバも音も無く草を食む

時間が止まる・・こんなとき時間は止まる

記憶はスポンと抜けて・・

人はなんにも要らないかもしれない・・
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Château De Razayの庭で

出発まで庭を一巡り

どこまでが庭なのか・・

裏手へ行くと子供の遊び場が設置されている

確か・・ログハウスのような建物があったはず・・

表に回ると遠くに・・すでに紅蓮が・・小さく

近くまで行くのにそれなりの時間を要す

こういうところも良いねと中をのぞいたり・・

そういえばプールもあって・・

さらに広い広い牧場のほうへも歩いていく

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シャトーホテルへ・・ロンポワンは曲者

ロワールの旅はお城と牧場に交互に泊まることに

シュノンソーに全員集合した日は全員でシャトーホテルへ

シュノンソーからはピエール・エレヌ・パスカルが先導車
トントン・紅蓮・娘が後続・・連絡はパスカルと娘が携帯で・・

楽に数十分で着く・・はずだったが・・ロンポワンで!!

ロンポワンとは円形交差点サークルの中に右折で入り
進行方向の道へ右折で出るという方式の交差点

右折で入ったはいいけど二本目で出るはずが・・
先導車ぐるっと一周・・アレッと後続車後を追う

あわてている後続車・・先導車を見失う
仕方なくさらに一周・・数本の道の区別がつかなくなる

行くべき道はD764・・あったと紅蓮
見れば今来た道ではないか・・お得意の戻り道
回っちゃおう!

見逃してもう一周・・グルグルグルグル全4周し
ようやく右折完了少し行けば先導者が待っていた

その後順調に両車ドライブ
無事シャトーホテルに到着ということに
ロンポワンは曲者!
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フランス式庭園に

城の構造がよくわからないまま一巡り

整えられた庭園へと向かう

この幾何学的に配置されたフランス式庭園を見るたびに

すっかり忘れていた図形とやらを思い出す

せっかく愛らしい花々が咲いているのに・・

自由で芸術性豊かな国でこの庭園の硬さは・・と

はてなマークがいっぱい出てくる

これもまた自由さのひとつかと大雑把に結論付ける

足元のラベンダーが風に揺れる

何世紀もの間この花の香りだけは変わらずにいたのだろう
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チュボーですよ!!

チュボー(厨房)ですよ!!

お城はなんといっても厨房ですよ!と

我が家の厨房(台所)知らない人には堂々と言う

我が家よりはるかに広い厨房だもの

羨ましいほどに憧れの道具がそろっている

包丁なんぞは「ドレミファソラシド♪」などと
数えたくなるほどの飾り方

菜っ葉などさぞかしリズミカルに切っていくことだろう

鍋の数とて考えられぬほどに・・

これだけあったら料理も楽しかろうにと

わが料理の腕を忘れる瞬間が楽しい

夢は夢・・憧れは憧れ・・厨房はそれをくれる
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王妃の気分にはなれそうにもなくて

シュノンソー城の階段を上ったり下りたりの見学

急ぎ足で数世紀への思いを馳せるようなもの

城主たちの思い入れの深さだけではなく

その時代時代によっての豪華さもあって

体力的にも精神的にも疲れる広さ深さ

またしてもお城に負け気味の遠い国のお姫様(???)

天蓋つきの豪華ベッドを前に・・

ゆっくり眠れるのだろうか・・と呟く

現代の庶民は目の前にあればあるほど距離を感じていた
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