四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
ミモザの咲く頃に

まだ寒さの残る風も

明るい陽ざしを覆い隠す雲も

すべて忘れさせてくれるほど

雲のような黄色は

ここだけ世界を変えて

春・・春・・春

行ったり来たりの春だけど

ミモザの季節になれば

もう気持ちだけは揺るぎない春
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百花繚乱

梅の花が咲き
河津桜・・寒緋桜・・大寒桜
三椏の黄色

歩くごとに一色増えて
花びらが揺れる

咲く花も見る者も
待ちに待った開花

開きだせば
次から次へと

いつの間にか
真っ白な辛夷の花も

あっという間に春が・・

遅い春は色にあふれて
百花繚乱・・

見る者も思い思いの色で
百花繚乱・・
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華ある季節へ

ひとひらひとひら花弁が開くごとに

華やかなスカーフを広げるように

色のない世界を覆い尽くして

長い冬はようやく終わった

一息吹きかけても
花びらの色はかわらずに

青い空の色と桜色は
もう昨日までの冬を忘れさせて

人の心に入り込む自然の色の速さに
安らぎを覚えたり呆れたりの春

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色が踊る

1・2・3・・・1・2・3・・・

赤・青・黄色・・・緑・黒・・・

ステップ踏んで踊りながら

声に出して色を数えながら

銀座通りを・・
みゆき通りを・・歩きたくなる

春だから色踊る

春だから色と踊りたくなる

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街は小粋に・・・

木々は桜色に染まり
街は小粋にモノトーン

春だから・・
ちょっと色を抜いて?

緩やかな風を感じて

背筋伸ばして一息抜いて歩く

ウィンドウは横目でちらり

まっすぐ前を向いて歩く目に

ビルの隙間の青空が鮮やかに活きて

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時は桜色

桜色の花びらの前で
風はやわらかな風に変わる

白くなった光に溶けて
木々を包み込む

ゆらリ・・・
気持ちが心地よく揺れる

桜色に身を任せ
心地よく揺れる

やわらかな風と白い光に
気持ちも溶けていく

何事も無かったように
何事も知らなかったように

時は桜色
夢が覚めるそのときまで

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いた!・・いた!・・いたっ!!

微かに揺れる桜の花

その中で小刻みに震える小枝

いた!・・いた!・・いたっ!!

メジロが二羽
花の周りをくるりくるくる
めまぐるしく回っている

タイミングを逃し追いつけない
しばし眺める・・・っと!

シャシャシャシャシャ
シャッター音機関銃のごとし

振り返る
いた!・・いた!・・いたっ!!

恋のライバル三脚おじ様
敵はいいものが撮れたようだ
いくぞ~~♪シャッターを押す
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夕陽に映えて

迫り来る夕暮れに
襟を立てて

消えてゆく陽に
石ころ蹴りながら

文句のひとつも言いたい
そんな気分になりはじめ

下を向いて歩く足元に
クリスマスローズが白く輝いて

一番最初に
夕陽とさよならするのに

一足先に翳り始めた
木々の足元を背景に映えて

きっとまた明日・・
また美しい朝を迎えるのだろう
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椿も・・今

二分咲きの桜で遊ぶ
メジロが行ったりき来たり

どこへ?

今ようやく見頃になった
椿の花へと

両手ならぬ両翼?に花
声高らかにあちらとこちら

じっと我慢の日々だったもの
このくらいの贅沢はいいよねと

私も同じ・・と
椿の花にカメラを向ける

少し遅れてきた春が嬉しい
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桜の木の下で

ふふふ・・・へへへ・・・わっはっは・・・

河津桜の下に変なおばさんが!
(ちょっと年をサバ読み・・おばさんね)

咲いた咲いた桜が咲いたと笑が止まらぬ

お隣にもお一方・・おじ様が!
(こちらも公平にお年は一割引ほど・・おじ様ね)

少し長閑で少し必死な春の恋

お相手は桜の花か・・花を食するメジロ氏か

実らぬ恋と知りながらお二人
どこか幸せ色漂う老いらくの恋

ライバルと思いつつ
どこか共感を覚える桜(メジロ?)撮り
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