四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
「矢車草」・・の三文字に
横文字だらけで長い名前の最近の洋花
美しいと思えど覚えられない
「矢車草」この名前を見ると郷愁を覚える
我が家の庭にも咲いていたことがあって
とはいえ毎年咲いていたわけではなく
なぜほんの数年だけだったのかしらと
だからこそよけい懐かしい・・
「矢車草」の三文字・・この字がいい
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図鑑片手に・・・
ゴールデンウィークの第一日目
急にお孫ちゃんの子守となった
そのお孫ちゃんなんと図鑑片手にやってきた
さぁ出発!と掛け声をかけたが
雑草生え放題の我が家の庭で足が止まった
「タンポポ!」から始まり・・
いやいやここで止まっては辿りつかない
目的地に着けば・・
フジの花・・シジュウカラ・・ムクドリと
図鑑と照らし合わせながら
にこにこ顔で得意気
帰り道鳥の羽を拾ってまた図鑑を開き
・・ええーーっ!・・羽まで出ているの??
「何の羽なの?」って聞かれたって
そんなの分からないよ・・・
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ひなげし畑で
モネの「アルジャントゥイユのひなげし」
初めて心惹かれた絵・・
モネの絵はその中に入って行きたいと
そう思わせるものがあった
ジヴェルニーのモネ庭に立った時
やっと憧れの絵の中に入れたと思った
その庭の近くにひなげしの咲いている
そう大きくもない草原があり
真っ赤なひなげしと青い矢車草
そして白いマーガレットが咲いていた・・そうか・・
トリコロール・・フランスの三色旗の色
自由・・平等・・博愛・・か
ここのひなげしの畑は欲張り
そのトリコロールに黄色やピンクも
モネの爽やかで柔らかなひなげしとは違って
遥かに華やかで激しいひなげしだった
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淡い八重の桜を見て・・
日差しはもう5月
淡い八重の桜はその日差しに似合う
季節感などその時その時のものとなって
不思議な感覚を楽しむようにもなって
重そうにランドセルを背負う子だけは
このあわてん坊の季節の進みが似合わない
この暑さの中で新一年生の思うものは?
揺れる八重の桜の花びらでも拾って
ゆっくりと大人になってねと・・
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犬桜・・風に揺れて
降るように咲いていた白い花
どうしてこのように名付けられたのか犬桜
尾っぽのように花をつけるからかと
ひと目してわかる気もするけど・・
この花を見るとそろそろ桜も終わりに
少し切なさを持ってみるせいか美しく
緑の葉と白い花の間を通り抜ける風は
初夏の香りを運び来て爽やかに
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パリで催涙ガス騒ぎ
昨日パリに住む娘が大慌てでスカイプをしてきた
乗っていた地下鉄が停車中に
韓国人の観光客達がひどく咳込みながら
次から次へと乗ってきたそうで
何語で話したか覚えてないそうだけど
どうやら何か撒かれたらしいとのこと
大慌てで口をふさぎ息を堪えて地上に
持っていたお茶でうがいをし
二駅十分ほど歩いて戻りシャワーを浴びて
ニュースを探したそうだけどわからず
その後ツイターで検索したら
車内で催涙ガスがまかれたとのこと
そこでその時の処置法をこちらでも検索
ハンカチやタオルなどでぬぐわないこと!
皮膚にしみこみ被害が広がる
そでなどで口をふさぐ
うがいや鼻うがいをし水などは飲みこむのダメ
トイレがあれば流水で顔や手を洗う
とにかく流水で20秒以上だそうだ
石鹸や洗剤はダメ
時間がたてば元通りになるのが催涙ガスだそう
何が起こるか分からない世の中
こうした知識も頭の片隅に置いておけば
少しは軽くすむ被害・・
テロでも毒ガスでもなくよかったけど・・
出会うことがないことを祈って
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久しぶりに「ミューゲブランで」
二か月遅れで父の十三回忌を
妹二人の娘達の出産で身動きが取れず
のんびりと暖かな四月に姉妹三人だけで
お経を上げていただきお墓参りをすますと
お気に入りのレストラン「ミューゲブラン」で
毎回季節の食材豊かに美しい盛り付けで
ゆっくりと楽しい時間を過ごす
この日は洋風懐石
最近はすっかり小食になり
数品のお料理にちょっぴり胃もびっくり
母の思い出話や介護話で盛り上がりながら
そうそう父の法事だった・・・
自分の時間で動き回る日々・・
遠くなりつつある両親の介護生活を思い出しながら
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自由・・とは
八重桜の濃いピンクに白いヤマザクラ
戯れるように咲くこの二つ桜が好きで
毎年この場所に立つ
一年は早く
ヤマザクラは終わりかけていた
国内のあらゆる情勢はめまぐるしく変り
把握しそびれているようで
わからぬままに時は進む
わからぬままに進めているようにも思え
昨日の国際NGO「国境なき記者団」発表の
世界各国の報道の自由度ランキング2016年版
72位と言うことも頷けた
2010年には11位であったものが・・
膨大な情報が垂れ流し状態で流れているようでいて
入ってくる情報は極わずかなのだろうか・・
そのわずかな情報に振り回されながら
瞬く間に過ぎていく貴重な一年を
わずかに残った大好きな桜を見ながら
これからの一年は・・と・・
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「自然の中で」と
カテゴリーは「自然の中で」
自然は近くにあるもの
そう思い続けてきたものの
今は遠く・・
あまりの人間の我が儘っぷりに
怒っているようにも思え
誰にでも手に入る優しきものを
せめてできるだけの優しさで
答えられぬものだろうか・・
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揺れている日本で
ジュンベリーの美しい白い花
自然の美しさに出会う度に思う
自然は美しいだけではなかったと
考えられないほどの数の地震
稼働中の川内原発と伊方原発の間の
熊本での地震はショックであった
福島での原発事故を思い出し
緊急停止を考えられないものかと
東日本地震の原発事故の時
ドイツでの原発推進派だったメルケルの
原発廃止判断を思い浮かべた
この地震での原発事故への問題はない
という判断とする政府
問題はないとしながら稼働時に配られたヨウ素
この矛盾はどうにも納得できない
今問題があるかないかではない
今後何かは決して起こらない訳ではないということ
船のように揺れている日本で
他の国では当たり前のように考えられていることが
なぜ日本では考えられないのか不思議なのである
怒りがいもないほど・・で不思議に到達した
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