四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
どんな人が住んでいるのかな?
娘が突然言い出した
「あんみつが食べたい!」
「それっ!」
目指すは知る人ぞ知る
「甘いっこ」
路地を曲がって
路地に入って
また路地を曲がる
それだけのことだけど・・
これが面白い
昔懐かしい
三輪自動車があったり
(どうしてある?)
なんともユニークなお店・・か?
車庫か?のお茶屋さん
昭和4年5月16日建
って書いてあるけど!
並べられた自転車で
家族構成が想像できたり
まだこれだけしか
歩いてないのに
こんなに時間がかかって!
どこからか
そんな声が聞こえてきたり
??? あっ 私のことだ!!!
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青い葡萄
まだ熟しきらない
瑞々しい青い葡萄
一粒だけ
手にしたいけど
力強く実を守る
葡萄の葉に出会うと
触れることもせず
一歩後ずさり
重なる葡萄の葉の影は
幾色もの翡翠色になって
いつか守る実のなくなる頃
茶色になって
好きなように
くちゃくちゃの枯葉になる
あの自由さが・・
今の瑞々しさと同じくらい
好きなのだけど・・・
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花尋庵で昼食を
花尋庵
名前のとおり
入り口の周りには
季節の花が咲いて
お出迎え
扉をガラガラと開けて
中に入ると
手作りのものと
お庭で手折られ
生けられた花々
お蕎麦を待つ間も
庭の木々を眺めたり
あちこち眺めいって
間をもてあますことなどなく
いい時間♪
話が弾む中
お蕎麦が登場すれば
一瞬静かになって
冷たいお蕎麦に舌鼓
雰囲気もお味も満点
素敵な諏訪の旅は
花尋庵で滑り出し好調!
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ホタルブクロの住むところ
イワガラミに心奪われて
林に背を向け
小鳥の声に心惹かれ
後ろを振り返ることもない
そんな背中の向こうの後ろ側
ふと気付くと
ホタルブクロが咲いている
足元にひっそりと
恥ずかしそうに下向いて
慎ましやかなこんな姿に
ホタルは惚れた?
暗い夜になると
明かりを灯しながら
やってくるのか・・・
ホタルブクロの住むところに
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雲に向かって走る
車がひた走る
高原を上へ上へと
近づくはずの
真っ白な雲は
どんどん離れて行き
その代わり
青い空に広がっていく
端っこの雲に
幼い日を見つけ
真ん中の雲に
青春時代を見つける
雲のもくもくは
遠い日を現実にして
車が地上に
降り立つまでは
真っ白な雲に
結ばれた夢の中
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今日はブルー
今日はブルーな気持ち・・・
ひとつ年を取ったから・・
なぁ~んて可愛らしい気持ちに
なるわけもなく
実は・・
ブルーのお花を載せたい気持ち
この爽やかさ
ミントのかたすみで見つけたとき
夏はブルーの花!
涼しさを運ぶ花
林をすり抜けてくる風に
似合いそうな花
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カラマツソウの咲く高原
小さな蜂が飛ぶ
小さな蝶が飛ぶ
追う気持ちにはなれぬ
広い高原で
夏の日差しに
白く輝くカラマツソウの花
名も知らぬ
風にそよぐ草の中で
羨ましくなるほど
心地よさそうに咲いて
レースのカーテンの
揺れる窓辺で
ガラス瓶に挿したら・・・
そんなかなわぬ夢は
絵の中に描いてみたい・・
あの日を想い出しながら
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イワガラミの花を見に
つる性の紫陽花が
あると聞いた
・・・ん?
今が盛りと・・
ん・ん・ん!!!
数十年生きてきて
聞いた事も無かった
その花を見てみたい
見た事も無いはず・・
車でどれくらい
走っただろうか
降りたそこから
さらに奥
高い木を上って
どうにも
上手く撮れないその花は
こんなに奥深いところに
咲く花なのだと
遠く・・手の届かぬ花
そんな花があっても
・・いい
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風に揺れて
ひょいと枝にぶら下がって
自由気ままに左右に揺れて
ちょいと!
ピントが合わせずらいんですが!!
などと言ってもお構いなしに
ゆれて・・ゆれて・・ゆれて・・
あわせよう・・あわせよう・・あわせようと
たった一つの青い実追ううち
なんだかとっても心地よさそで
私もなりたや青い実に・・なんて
深い緑で夢の中
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魔法の時
ドアに手が触れて
中に入ろうと・・
そのとき
横に咲く花と目が合えば
遠くに咲く花が目に入れば
ドアの手は離れて
もう庭に向かい始める
ミントの庭では
幾つものシーンとの
出会いがあり
今までの夏が
オーバーラップして
トンボ・・・たちあおい・・・
それとも新しい夏?
こぼれそうなほど
夏を抱えて
魔法の時
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