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ナナカマドの赤い実



               雪の中の「お話」に出てくる
               「ナナカマド」
               読むたびに憧れて




               ナナカマド
               の 言葉に出会うたびに
               どきどき!!




               数え切れないほどの
               赤い実を前に




               今まで 出会えなかった分を
               取り戻した
               そう 思いがら・・




               寒さを忘れて
               ナナカマドの木を
               一本一本 巡る




               こんな光景を
               見慣れた車は
               スピードを落とすこともなく
               通り過ぎて行く

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枯れて・・雪の中



               雪の野原の
               見張り番
               赤いネクタイの
               雪だるま君の
               見ているものは・・・




               枯葉の隙間の
               向こう側

 


               積もった雪から
               顔を出し




               冷たい風に
               吹きさらされて




               枯れて
               雪と舞う




               風と舞って




               雪の中で
               唄う
               枯れた野の草



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諏訪湖畔で・・雪と・・



               積もった
               雪の上で
               鳥たちは元気




               くちばしに
               何をしたか・・の
               証拠を残し




               都会で見慣れた鳩も
               はるかに純粋に見え




               雪で遊ぶ
               雀はちょっと・・
               誇らしげに見える




               寒さなんかに負けないもん!!
               の ポーズに
               シャッターを押して




               鳥たちの会話に
               耳を傾ける私は




               寒さにちょっと
               負け始め



               もう一度
               見渡して




               かじかんだ手で
               幾種類いるのかと数える




               鳥たちは
               雪に美しい

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白い色が輝く日には



               お日さまに
               愛された
               青い空が
               一面に広がると




                白い色は
                孤独から一変




                白を着た
                緑は
                空の青と語り合い




                新しい緑は
                命を育て




                小さな吹き溜まりは
                無邪気に遊び




                一本の枝でさえ
                影と手をつなぐ

                白い色が輝く日には
                孤独からの
                朗らかな開放

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空からの白い使者



               枝の美しさも
               葉の美しさも




               雪に出会って
               初めて



               色を持ち
               形を現して




               白い舞台を飾る




               季節の中で
               ほんの少しの
               冷たい華やぎ瞬間




               白い
               空からの使者は




               枝を・・
               葉を・・
               森を飾る

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初散人レンズ!



               「久我山散人」ブログで
               レンズあげます!の文字を
               見つけた!




               ほし~い
               と騒ぎ・・出した
               その日のうちに
               やってきた(ハヤッ!の宅急便)




               さっそく
               レンズ抱えて
               井の頭




               なんと
               お出迎えは
               レンズに反応
               散人恋人のコゲラ!!
               あまりの落ち着きのなさに
               ブレブレ!




               これは?
               カワラヒワ??




               いつの間にか
               隣におじいさんがやってきて
               「珍しいレンズだね」
               とながめる




               「もらったばかりで
               良く、わからないのです!」と




               でかっ!!
               何も考えずに撮る
               と 言い聞かせ




               シャッターを
               押して押して




               やっぱり楽な
               動かぬゴイサギ

               散人さん
               はじめの一歩はこれで
               ご勘弁を!!
               修行に励みます


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雪の砂糖飾り



               細い枝を
               砂糖菓子のように
               包んで




               一枝 
               ポキッと折って
               口に入れると




               きっと
               冷たくて 甘い




               そんなふうに
               思えてくる




               細い枝の
               雪の砂糖飾り

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雪を着る



               まっすぐな
               一本の道
               まわりは
               ふかふかの雪




               木々だけは
               思い思いに
               雪を着て




               葉に 枝に
               白い服は
               色のない世界で
               光と影の模様




               木々の数だけ
               白い雪を着る


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蓼科の雪の中


               記念写真を
               撮り終えると
               二人はあっという間に
               下へ滑り降りて行った




               私はさらに先へ
               でもちょっと・・





               あの木のそばへ!
               と 道を外れた
               とたんに
               片足が・・





               ズボズボっと
               雪にハマって
               さあ大変





               重みに耐えかねた
               雪に大穴を開け
               どうにか抜け出した
               私は・・




               今度は
               踏み固められた
               雪の上を
               テクテク テクテク・・・





               う~寒っ!
               独り言を言いながら
               雪をかぶった
               木々の向こうを
               覗いては・・・パチリ




               滑って転んでは・・・パチリ
               美しい(?)手は
               すっかり氷のようになり
               写した写真は・・・どんな??

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一月の緑


               裸木の間をすり抜けて
               視線は
               緑の葉へ




               空高く
               澄んだ空色は
               深い緑に似合う




               一瞬
               冬の寒さを忘れて
               緑の向こうを見る




               遠くのほうから
               小さな春の声
               一月の緑は
               耳を澄ませて・・

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