四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
静かな白い世界へ

人ひとりいない
音のない白い世界

日差しの明るさと
強さを受け

その日差しと
誤差のない明るさと強さ

この雄大な風景を前に

何かを考えるなどという
隙間などなく

時さえも忘れて

「無」・・・

その世界を離れれば
「無」が多くのものに
埋め尽くされ膨らんでいった
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白鳥の・・・湖

ほんとのことを言わせてもらえば・・

半日白鳥と遊んでいると

「白鳥の湖」というよりは・・
「みにくいあひるの子」だわ・・と

なかなかヒョウキン!

「よ―~~ーい・・・・ドン!」
この「よ―~~ーい」が長くてドタドタ

と・・飛べるのぉ~~?
と声をかけたくなる

水面でゆったりの時は
「白鳥の湖」なのに

とりあえず今日は
「白鳥の湖」でいってみようっと♪
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雪の諏訪へ

やはり雨だけではなく
降りものには弱かった

諏訪行きは先週の交通状況の悪さで
昨日今日に予定変更

あずさの車窓から眺める
だんだん深くなる雪景色に

不安を感じつつ
真白な世界を美しいと思った

雪に閉じ込められた人々の
苦労を想いながら美しいとは!
不謹慎とも思うけど

いつも思う・・
人は苦労をした者だけが
手に入れられる美しさがあると

都会人の生ぬるさを持って見る
自分のことを思うと羨ましい

人は楽さと目先の安全のために
大切ななにかを捨ててきたとも思う

ほんとに大切な何かなんて
今は言ってはいけないのだろうと
ただただ美しいそう思って
雪を眺めることにした
(ミントガーデンにて)
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林の中で

人が近づくと・・いや・・
人影を察知すると・・

一斉に飛び立つカワラヒワ

せっかくの出会いなのに写せるのは

スキありっ!の後姿ばかり

おまけに空に近いところに止まる

シジュウカラやメジロと違って

人間様と距離を置く彼ら

いつかもう少しそばに・・来てよ
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このまま春へ!

残る雪の道をじゃりじゃりと音を立て

突き進む車を降りると寒さほどほど

眩い光に目をしかめて・・春!

遅い開花一番乗りの椿も

ひとつふたつと開く花を増やし

何より後ろの緑が明るい

もう後戻りはしないでしょうと

空に向かって念を押したい気持に
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いつもと同じ・・いつもと違う・・

毎年毎年やってくる一月二月・・・

あまり変わらないことに少し飽き

いつもの情景に不思議と感動する

それでも激変の年もある

我がワンコは右側を
ちょこちょこ歩くこともなくなったし

井の頭の池の水はすっかり抜かれている

だから・・
そんな年はいつもの風景にほっとする
≪今日のメジロ≫

お試しでミカンツリーを作ったけど
迅速な出動のヒヨたち
参った参った数羽真上を飛んでいる!!
ほんの一瞬の朝食だったメジロたち
隅っこの枝で様子見
当分無理だな
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天使の残したレース編み

残る雪を踏みしめて

陽に透ける枯れた花に近づく

そばによると・・

見事なレース編み

雪の中で天使たちが?

優雅に風に揺れ

一つ手に取り栞になどと思ったけど

やはり野に置けかな・・

夢の花にさよならをした
≪今日のメジロ&ヒヨ≫

すっかろトントンレストランを
覚えてしまったヒヨ
しかも見張りは怖くないこと知った

さぁそうなると・・
まったくのヒヨペース
あっという間に消えあるエサ

ほんのちょっと嘴に入れたメジロたち
下のおこぼれをチュンチュンついばみ
と思うとまたヒヨが来て逃げ去るメジロ
ちょっとした騒ぎに・・う~ん
しばらくおやすみ?かな
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春の風が吹きそうだけど・・

こんなほんわかした色を見ていると

どこからか
春風が吹いてきそうな気がするけど

通りすぎる風は
残りの雪の冷たさを持ってきて

ストールをぐるぐる巻きにしても

どこからか入り込んだ冷たさが
体の芯まで冷たくする

こんな春の色と風の温かさが
ピタリと合ったりするのはいつのこと?

暖かな冬にはない春を待つ気持
ふと遠い昔を思い出し・・
いやじゃないのだとふと思う
≪今日のメジロたち≫

ゆっくりとメジロたちを
眺める暇がなかった今日

ヒヨたちとちゃんと分け合って
食べることができたかな・・
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緑は春の色に

雪解けはまだまだの井の頭

ツルリン滑りながら歩く

もうすでにおかしいカメラ

過去に二回雪の日の失敗で

カメラ破壊の過去あり

とりあえず転ばぬようにと

辿り着けば緑は若草春の色

目の前がふわっと明るく広がった気がして
≪今日のメジロたち≫

メジロ・・ヒヨ・・ならいいけど
ヒヨ・・メジロ・・だと
メジロは餌にありつけない

というわけで
ミカンツリーに変身後数十分
ミカンツリー作者は見張りと化す

暇を持て余しカメラを持つ
そんな訳で毎日メジロ・・になって

この二組(!)よーく見てると・・
餅つきのつき手と返し手のように
上手に入れ替わる

自然界の掟なのか・・
多少食が足るとこうなるのか・・
怪鳥ヒヨ・・エライッ・・なのか?!?
見張りがいないと・・どうであるか?
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