四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
桜から若葉の季節へ

若い緑が美しい

桜から若葉へと

濃淡の桜色が重なる

花見の人混みはもうない

犬を連れた散歩の人たちがすれ違う

そんな風景をのんびりと見下ろす桜

桜の季節の終わりはどこか寂しさが付きまとう

だからこそ心に残る最後の桜
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緑の中で

すっかりお馴染みになったドラミング!

葉が生い茂った高い木のどこからか

どこ?どこ?どこ?

やっと見つけたもののスルスルと登っていく

待て!待て!待て!

時々画像の外へ消える・・あれ!あれ!

やっと捉えてみれば遠く高い木の上

豊かな緑の中で深呼吸?
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ひなげしの花

モネの「ひなげしの花」
なんと美しい絵なのだろうと

中学時代であったか
我が家にあったモネの画集の中に見つけた

以来ほかの画家を好きになっても
原点はモネであった

印象・日の出」でも「睡蓮」でもなく
「ひなげしの花」・・もちろんそれらも好きではあったけど

二度のジヴェルニー「モネの庭」への旅で
付近のひなげし畑を見つけた時は感無量

我が家の近くにあるこの花畑に立ち
眼の前に広がるひなげしの花畑を見ると

あの絵に出会った頃に戻り別世界へと
平和な夢の中に佇んで
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ハナミズキの下で

今年もハナミズキの季節になった

天に向かって何かを語っているような花

「ハナミズキ」の歌を思い出す

9.11同時多発テロの犠牲者への鎮魂歌

平和を願って書かれたものという

あれから何かが変わったのだろうか・・

相変らず・・いよいよ激しく・・
世界の指導者たちは危険を伴って力を競い合っている

これからを生きていく小さな命を思う
小さな命を守る心ある大人を思う

自分自身をどう守るかの選択すらまだできぬ子たちを
危険にさらすようなことがあってはならぬと思う
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花から花へ

蝶々・・それもアゲハチョウが

小学唱歌「ちょうちょう」がうかんでくる

あのちょうちょうはモンシロチョウ・モンキチョウ

それが春の蝶だと思って今まで!

それが春真っただ中に夏のアゲハチョウ

思い違いかと首をひねってみるけど・・

朱色の花にアゲハチョウは夏風景

今や季節の花は?季節の虫は?
などという一年生のテスト問題無理な時代に?
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あ~春・・真っ盛り

晴天の休日・・春真っ盛りとなれば・・

公園の駐車場はいつも通りではなく草原駐車場へ

いつだったか・・桜も始まっていなかったのに

一変!サクラはもうすっかり葉に覆われ

花ミズキが空に向かって・・そう・・押し上げていた

名も知らない花があちらこちらで満開になって

花の開花と追いかけっこ・・情緒ないなと・・

ゆっくりと向かい合って少しおしゃべりでもと思うのに
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緑色の香り

新緑の心地よい季節に

風に運ばれてくる緑色の香り

自然と深くなる呼吸

どこの緑に会いに行こうかと

気持ちが焦り始める

そんなに慌てないで!緑は待ってくれる

いや待ってはくれない・・

気づくのは・・いつも少しだけ通り過ぎてから
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白い花の咲くころに

ジューンベリー・・

この名前の響きがよく

真っ白な花を見ると6月に思いを馳せる

黄緑色の実が赤に変わり黒い実に変わる

雨の中その色どりが嬉しくて

その実を見ているとこの白い花を思い浮かべる

花にやってくる小鳥には出会えなかったけど

実のなる頃には鳥たちに会えることを期待して

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