四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
アブストラクトな出会い
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
お母さん!

さあ、上がりなさい!
って、言ったかどうか・・

子供たちは
池から上がって
一休み

いよいよ、エサって・・
頂きますだって言うまもなく
これぞまさしく 六つ子だ~!
という息の合いよう
食べる 食べる 食べる

お母さんは
優しくそれを見続け
子供たちが お腹いっぱいになると・・
やっと くちばしをエサに
お母さんの目は優しい

母のお見舞いもそこそこに
何十分も撮り続け
これって・・いったい?
と顔を見合わせる
カモのお母さんのようにはいかない
私たち姉妹でした!!!
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
私の好きな・・

武蔵野の
暗い林の中に
高い木が数本
そこだけに・・
秋になると
枯葉を落とし
初めてその木に気づく

歩き始めた
3年前の秋
ここでであった
赤い葉 黄色の葉

落ちて
少し時間のたった
くるくる巻いた葉を
少し拾って

宝物は
机の引き出しの中で
色 変えることなく

次の年も
その次の年も
秋になると行ってみても
葉は赤くなることがなかった

ねえ、今年は
赤くなって降りてきて
私は 秋にまた来るから

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
雨の後は・・

雨の後だから・・
光がいつもより輝いて
森の中では
影を作る スポットライト

陽の当たらない根元にも
気がつかれもしないような
小さな枝が
大きく映し出され

見上げることすら
忘れられている
そんなところも

すっかり影になった葉には
ワンポイントの光が

花の美しさに
忘れられた影もあるけれど

森の中の小さな光も
雨の後は・・
嬉しい
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
梅の雨

どしゃぶりの雨
目で追って
降りたところを見てみたら
梅の実が・・ひとつ

ふたつ・・みっつ・・
雨のように落ちて

みずたまりに
ぽっかり顔を出した
梅雨時の贈り物
長靴はいて 傘さして
わざわざ入ったみずたまり
梅だって みずたまり
だから・・梅の・・雨

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
薔薇のワルツ

広い芝の花壇の中で
眩い光をあび
気持ちよく 踊る
優雅な三拍子

風に揺れて
みぎに ひだりに
風に任せて
みぎに ひだりに

幾重にも重なる
ドレスの襞は
少づつ 開いて
くるくる 廻る
廻って 踊って
薔薇のワルツ

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
昼下がりの庭で

遠慮のない
強い陽射しの中で
花は なお強く 誇らしげに
でも・・かたすみで

ひそやかに
静かに輝いて

花の時を楽しんでいる

花を待つ蓮の鉢も・・
優しく陽射しを遮る
カスミソウも・・

昼下がりの庭で
華やかな花たちに
馴染んで・・

コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
夏の冒険

虫食いあとの葉を発見したら
そこの野原は
冒険の価値あり

伸びに伸びた
腰まである草をかき分け
ここはジャングル
まばゆい光の中を
どんどん・・進む

冒険に 汗は友達
日陰を求めて・・
ひんやりを探して

出会う草花
ちょっと 話しかけたくなるよなぁ・・
夏の冒険は
終わりを知らない
まだ行く!

コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ | 次ページ » |