四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
アジサイ探検隊

アジサイの花を見ると
冒険心がふつふつと沸いてくる

小さく小さく小さくなって
さぁ探検!と

するすると茎を登り
花にブ~ランとつかまり

ふんわりと
傘のように広がった
花の中から見上げたい

せめてせめて・・と
裏側写真を試みて

ちょっと
小さく小さく小さくなったなった
そんな気分で見てみると

あぁ やっぱり
小さく小さく小さくなって

花にブ~ランつかまって
花の天井見たかった!
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薔薇の花束を君に!

薔薇の花束を君に!

なんてことを
言われたことも夢見たことも
なかったけれど

ただ薔薇の花束を
部屋に飾りたくて

一束いくら!なんていう
薔薇を何束も抱えて飾り

枯れたらドライに・・
薔薇の色は赤

花屋の店先には
決まった色の
薔薇しかなくて・・

迷うこともなく・・赤!
今のように色あふれていたなら
きっと 迷いに迷って・・

でも・・
どこか懐かしい
素朴な花々が並んだ
昔の花屋の店先
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静かに・・・

夕暮れどきが
似合う薔薇・・

夏の始めの
遅い午後

陽はまだ
高さがあるけれど

少し弱くなった日差しに
デリケートな紫色は
優しさを増して

日が沈む頃には
また深さを増すのだろう

深い夏緑に
静かに添って
夢見る時を待つ

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夏の庭

こんな小さな庭にも

白い光は
惜しみなく降り注ぎ

全ての色は
その光に溶け込んで

花々は軽やかに
踊るように揺れる

眩い夏の光は
楽しげに
花々をすり抜け

いちだんと
明るくなった庭に

光の天使が
見えるよう・・・

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睡蓮の花

とくべつ睡蓮の花が
好きだった記憶も無く

ただモネの絵で
「睡蓮」が有名というだけで
知っていたような・・

2年前の6月
そのモネの「睡蓮」の
絵に囲まれていた

オランジェリー美術館・・
どれだけの色で
描かれていたのだろう

もう絵では
なくなったしまうほどの
絵の具をを使って
描かれた絵

絵の中であれほど・・
心地よかったことは
無かった気がして

「睡蓮」という
花の名が心に残った

二日後
ジヴェルニーの
睡蓮の花の前で

きっと
この花のある風景を
毎年探し続けるのだろうと
ぼんやり思っていた
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アジサイの想い出

子供の頃から
アジサイの花が好きだった

我が家の庭にも
アジサイの花が咲いて・・

ところが!
我が家のアジサイといったら

「けちっ!!」
花の数の少ない
ガクアジサイときたもんで

あ~ お花の多い
まぁるいアジサイがいいと
片目を瞑って見ていたような

だから
こんな特別な色の・・・
すみれ色のアジサイなんて
見つけちゃったら

ちょっと素敵なアジサイ
見つけたよ自慢したくなって
でも今は・・
ガクアジサイも好き!
と書くくらいはしておこう
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水辺で・・・

夏の太陽が
傾きはじめて

それでも
和らぐことのない暑さ

梅雨入り前の
夏の序章

水辺に立つと
水面を渡ってきた
風がここちよく

いつの時も
季節の始まりは

慣れた景色にさえも
新鮮さを感じて

物語のページをめくる
期待感が・・・
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夏の花

強い日差しも
濃い影も

夏の花は
花だけではなく

風景もまた花

花に・・影に・・
夏の風景に・・

幼い日の想い出が
鮮やかに蘇り

飛び散る汗とともに
あの日が帰ってくるような

時折の風は
またもうひとつ
想い出をおいて行く

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