四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
サンマルタン運河へ
一度は行きたいと夢見た
サンマルタン運河へ
サンマルタンに架かる橋の写真を
見るたびに・・ここへ・・と
ところがこのあたり
あまりいい環境ではないらしい
一人歩きは避け
ようやくの三人様の団体行動
前日のスリ騒動もあり
スキップしたい心を抑え
目つきの悪いおばさんに変身(?)
ウキウキ隠しきびきび歩き
橋の上から眺めたサンマルタン
都会の真ん中の静かな水辺
ゆっくりと辺りを見回すと
ガイドブックそのままの風景
いつしか年甲斐もなく
昔見た「アメリ」なんて思いだして
クレームブリュレなんて
どこかで食べられないかしら・・
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ペーパーホワイト
ペーパーホワイト・・紙の白
紙のように美しい白
とつけられた名なのか・・
美しい紙の白より
遥かに美しい白
この花のように美しい白い紙が
もしあったなら
さぁて
何で描いたらいいのだろう
水彩?クレヨン・・
パステルでもない
細いペンで・・グレーのインク
決して塗りつぶしたりしたりせずに
花びらのような白を残したままで
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二年前の桜咲くころ
二年前の春に向かうあの日
東日本大震災
そして福島の原発事故
複雑には考えまいと
単純に原発反対
活動家になる気など
もちろんないけど・・たまに参加
時を経て参加者が減るのは
記憶が薄れたからか・・それとも・・
韓国の代表の方のメッセージ
平和を望む者は争いを外に置く
なぜかまわりにピリピリ感が増し・・
前政権時代の自由さが懐かしい気が
気のせいだったのだろうか・・
桜の花も美しい自然の中で
咲きたかろうと
NO MORE FUKUSHIMA
フクシマが福島に戻る日を待っている
福島の人たちの為にも
※明日10日、明後日も11日もあるそうです。
こちらで
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春の訪れ
寒さは苦手というのに
なぜか好きな寒い冬
朝の低い日差しの中で
ふーっと吐く白い息
長い長い今年の冬
ふと気づくと・・
乾いた枯葉の間から
薄紫のクロッカスの花が
寒さの厳しい年は
花が一斉に咲き始める
クロッカスの花が
見上げている先には
白梅紅梅が満開
いつの間にか春は来ていた
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サロン・ド・ラデュレ
あま~いお菓子マカロンで有名な
サロン・ド・ラデュレ
もちろんケーキも!
数年前大きなケーキを
ぺろりと平らげたまでは良かったけれど
そのあとのセーヌ川に架かる橋で
食べすぎで船酔い気分になったっけ
それ以来美味しいケーキも
遠慮と言う選択・・
こんなに・・あま~いあま~いウィンドウ
見ただけで思い出してしまう?
心身ともにこの甘さに浸るには
年を取り過ぎたような!
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サンミッシェル橋から
サンミッシェルからシテへ
サンミッシェル橋へ出ると
視界が開け空が広がる
短い滞在だとめったに出会えぬ
青い空と白い雲
しばらく足を止めて眺める
隣は一番好きなポンヌフ
ポンヌフ辺りが好きなせいか
眺めるのはポンヌフからばかり・・
夕暮れ時も・・
遠くエフェル塔も
コンシェルジュリーのシルエットが
時代を巻き戻して行きそうな気がして
「フランス革命」・・人々の心の中に
どんなふうに占めているのだろうか
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季節の終わり・・ジヴェルニーのカフェで
ジヴェルニーのモネの家
10月いっぱい冬場は閉じる
目の前のカフェ&土産物やさんも
人影まばらで少し寂しげに
花々も散りはじめ枯れ始め
いやでも季節の終わりを感じさせ
最後の愛嬌をふりまいている
バラさえも盛りの華やかさはない
落ち着いた散歩はかえって
こんな時が合っている
ちょっと野性的なスズメが
伸び伸びとマイペース
乱れた羽をフランスっぽいなぁ~
なんて笑いながら気持が緩んだ
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光の記憶
ジヴェルニーで出会った光は
どこか懐かしい輝き・・
初めて手にしたモネのの画集
開いた瞬間溢れ出てきたあの光
いやその時でさえ
懐かしいと感じた光
光の記憶をたどる・・夏の庭
昼寝を抜けて立つ縁側
眩い光の中の揚羽蝶・・
あの頃はどこにでもあった光
あれは夢・・それとも今が夢?
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可憐に・・モネの庭で
光はちょっと不公平とも思えるほど
ここジヴェルニーでは透明に輝いて
花もこの光の中では透明で可憐
モネの絵の中で
風に揺れているドレスのよう
人の心もこの光の中だと
印象派の絵のように豊かに優しく
変わっていくのかもしれないと
もう少し光の中にいられれば・・・
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