昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[舟のない港](二十)

2016-03-24 08:50:53 | 小説
 時計が十一時を告げると、男は麗子と共に明るい外に出た。 昨日の雨がまるで嘘のようにカラリと晴れ渡っていた。 道路の所々にある水たまりが、かろうじて昨日の激しい雨のことを思い出させる。 . . . 本文を読む

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