昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[舟のない港](十六)

2016-03-18 08:54:42 | 小説
 いっそのこと、会社を辞めるか。会社にしても、それを望んでいるだろう。 そんな思いが頭を過ぎる。けど‥‥、と思い直す男だ。 かつての上司である課長の、「おおや、顔色がいいな。結構、結構」の嫌みも辛い。 . . . 本文を読む

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