人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「マーラー没後100年記念プロジェクト~マーラーとウィーンの世紀末」のチケットをゲット!

2011年10月20日 06時22分16秒 | 日記

20日(木)。10月も下旬に入ろうとする今頃は日中も肌寒く感じるようになりますね。夕べは今秋初めて鍋料理にしました。鳥肉と野菜中心のオーソドックスな寄せ鍋です。これからは鍋が多くなるかも 陽がトックリ暮れるとトックリが恋しくなります・・・・・・寄席鍋かい?

コンサートに行くと会場の内外で1キロもあるチラシの束をもらいますが,その中に銀座ヤマハホールのチラシが入っていました.同ホール主催の秋の公演が並んでいます.何気なく見ると「マーラー」の文字が目に入ってきました.「モーツアルト」「マーラー」の文字が目に入ると即,反応します.を凝らして見ると「マーラー没後100年記念プロジェクト マーラーとウィーン世紀末」12月5日(月)19:00開演.一般4,000円(全席指定)とありました

気になる演奏曲目を見ると,マーラーの「ピアノ四重奏曲・断章・イ短調」ほか,とあります.”これは買いだ!”と即決しました 演奏家たちの名前が書かれていますが,誰一人知っている演奏家がいません しかし,誰が演奏しようがいいのです.マーラーの「ピアノ四重奏曲」が生演奏で聴ければ.この曲は滅多に演奏されることがないので,数少ないチャンスなのです

早速チケットぴあで買い求めましたが,公演1ヵ月半前というのに,前から5列目の中央・通路側の席が取れました.まだ空き席がだいぶありそうでした。演奏家が無名なので売れないのでしょうか?まだ1ヶ月以上もあるので,これから売れるのでしょうか?よく分かりませんが,マーラー好きは即,飛びつくはずです 新しくなったヤマハホールで初めて聴くコンサートです。期待したいと思います

昨年レオナルド・ディカプリオが主演した映画「シャッター・アイランド」を観たことのある人は思い出してほしいと思います.映画の冒頭に,2人の男が建物の中に入っていくと,物憂げな音楽が流れてきます 一人が「ブラームス?」と問います.その時,私もてっきりブラームスのピアノ四重奏曲かと思いました.まるで主人公の頭の中のパラノイア的な状態を表現したようなメロディーが,深ーく,深ーく,沈潜して流れていきます それはマーラーの「ピアノ四重奏曲」であることが後で分かります.この映画のテーマにこれほど相応しい音楽はないでしょう。確かスコセッシ監督でしたね、素晴らしい感性を持った人だと思います

〔写真はマーラー「ピアノ四重奏曲イ短調」のCD(ピアノ:クラウス・シルデ,他)のCD〕  

                

 

マーラーとは直接の関係はありませんが、このコンサートが開かれる12月5日はモーツアルトの命日です。彼は1791年12月5日に35年の生涯を閉じました。今からちょうど220年前のことです。コンサートから帰ったら彼の「レクイエム」でも流そうかと思います

 

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