4日(水)。わが家に来てから130日目を迎え、マガジン・ラックで暮らすモコタロです。
久しぶりにマガジン・ラックに入ってみたよ グッド・ラック!
閑話休題
昨日、会社帰りに新宿ピカデリーに寄って、7日(土)から始まるMETライブ、ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のチケットを買おうと、窓口で8日(日)の午前10時からのチケットを注文したら、「まだ発売していません。明日からです」と言われました 確か新宿ピカデリーでは昨年まで上映初日(土曜日)の4日前(火曜日)が前売り開始日だったはずですが、どうも1日繰り下がったようです
仕方ないので今日以降7日までの間にもう一度、新宿ピカデリーに行かなければなりません
今日はコンサートがあるし、明日と明後日はタイミングが大幅に遅れた新年会があるし・・・いったいいつ行ったら良いのやら
ところで、新宿ピカデリーに行く途中、伊勢丹の脇を通りますが、館内から「グリーンスリーブス」のメロディーが流れてきました この曲には思い出があります。今からン十年前の独身時代のことですが、当時毎週木曜日の夕方、会社帰りに神保町にあった下倉楽器で開かれていた「ヤマハ・フルート教室」に通っていました
1年経ったところでクラス別の発表会があり、私たちのクラスは「グリーンスリーブス」を演奏することになりました
6人のメンバーなので、2名ずつメロディーパート、第1伴奏、第2伴奏に分かれて演奏した訳ですが、発表会当日、私とともにメロディーパートを吹くはずの女子が風邪で来られなくなってしまったのです
したがって、私は一人でメロディーを吹くという暴挙に及んだわけですが、吹きながらハラハラドキドキの連続でした
後で自分たちの演奏をテープで聴かせてもらいましたが、とても人様に聴かせられるような代物ではありませんでした
当然、私のフルート人生は1年間をもって終わりを告げました。今となっては懐かしい思い出です
も一度、閑話休題
日本モーツアルト協会創立60周年記念コンサートが開かれます 最近のコンサートの時、やっとカラー・チラシが手に入りました
3月7日と8日に開かれる「交響曲全曲演奏会」のうち、私は8日の午前11時からと午後3時からの公演のチケットを購入したことは先日のプログで書いた通りです
さて、チラシの裏を見て初めてモーツアルトの「ピアノ・ソナタ全曲演奏会」も開かれることを知りました 7月4日と5日の2日間で4公演(各11時からと16時から)、演奏者は横山幸雄と仲道郁代です
びっくりしたのは場所が何と軽井沢大賀ホールとなっていることです
交響曲は東京の会場でやるのに、なぜピアノ・ソナタは軽井沢でやるのか?頭が悪いなりに考えてみました
このチラシでは「新規会員募集中」の文字が踊っています。聞くところによれば日本モーツアルト協会は、入会するとケッヘル番号のどれかが振られるとのこと。周知のとおり、ケッヘル番号とは後のモーツアルト研究家・ケッヘルがモーツアルトの作品を作曲年代順に並べて番号を振ったものです 最後の作品番号はK.626の「レクイエム」です。つまり同協会の会員はK.1からK.626までの626人居るはずで、現在会員募集中ということは、素直に考えれば欠番があるということです
言い換えれば現在会員は626人もいないということです
ホームページによると、軽井沢大賀ホールの収容人数は約750人です。だれがコンサート会場を決めているのか知りませんが、頭の良い会員がこう考えたのでしょう
「いつも東京文化会館では変わり映えしない。創立60周年の年なのだからたまには遠出して楽しみたい 会員を中心に考えれば600人+アルファは収容できる会場が良い。しかし、ピアノ・ソナタなので大ホールよりもこじんまりしたホールの方が望ましい。初夏という季節を考えれば軽井沢大賀ホールは人数的にもちょうど良いのではないか
ついでに万平ホテルに泊まっちゃおうか
」
どうでしょう?勘繰り過ぎでしょうか
チケット代は全指定席で@5,000円。2日間の全4公演を聴くと20,000円です。さらに4日夜には軽井沢万平ホテルでソリスト2人と三枝成彰理事長を迎えての「モーツアルトを語る夜学」(食事つき。15,000円)があるとのこと
どうですか、あなた行きますか?日帰りで。泊まると高くつきますよ もし、モーツアルトの「ピアノ・ソナタ全曲演奏会」を都内で開いたら、間違いなく聴きに行きますが、「軽井沢」と聞くと二の足を踏みます
交通の手配、宿泊の手配・・・・それら諸々を考えたら行く気が失せます
クラシック音楽好きな人の中でもモーツアルト好きはとりわけ人口が多いのではないか、「会員募集中」であればなおさらより多くの人にコンサートに来てもらう方向で考えるべきではないか、それには都内で開いた方が多くの聴衆が集まるのではないか、と思うのですが、モーツアルト協会の人はどうお考えなのでしょうか