人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

アイスランド映画「ひつじ村の兄弟」を観る/「米原万里ベストエッセイⅠ,Ⅱ」他を買う

2016年07月22日 07時51分01秒 | 日記

22日(金)。わが家に来てから663日目を迎え,食後の運動に遊んでもらっているモコタロです

 

             

              てやんでぇ おいらが遊んでやってるんだい!

 

  閑話休題  

 

昨夕,池袋のNキッチンでNさん,ゆえさんと私の3人で飲みました Nさんとゆえさんは共にtoraブログの読者ですが お互いに面識がないので,一度お会いしてお話ししてみたら面白いのではないかということで,私が声をかけて集まっていただいたのです

Nさんは,アメリカ在住の時に当ブログにコメントを下さった方で,帰国後,ご実家が不動産を管理し,私が現役でビル管理の仕事をしていた関係でお会いして話をするようになった女性です.在米中はフィラデルフィア管弦楽団の定期会員だったとのことで,現在はN響と読響の定期会員です  一方,ゆえさんは 私が現役時代に同じビルの中で仕事上のお付き合いがあった人で,現在マスコミ関係団体の機関誌の取材・編集に携わっています  ドヴォルザークと指揮者のヤンソンスが大好きな女性です

地ビールを飲み地方の特産物をいただきながら,話は主にNさんが中心となって,定期会員だったフィラデルフィア管弦楽団の歴代の指揮者(サヴァリッシュ,エッシェンバッハ,デュトワ)そして現在のヤニック=ネゼ・セガンに至るまでの活動状況,アメリカにおける音楽教育の現状や課題から,都内における不動産開発の現況,セイジ・オザワ松本フェスティバル(旧・サイトウ・キネン松本フェスティバル)にゆえさんが1泊で行くという話,お茶やお能(ゆえさんのカバー範囲)の話,わが家で飼っているネザーランドドワーフ(モコタロのこと)のオヤツの話に至るまで,多岐にわたる話題で盛り上がりました 残念ながら私の頭の中はポケモンGOならぬボケモンGO OUTなので詳細を思い出すことが出来ません 6時半に始まった「三人の会」は,気が付いたら 軽く10時を回っていました 楽しい時間ってあっという間に過ぎていきますね 「また飲みましょう」ということで解散しました

帰りは,いつも歩いている明治通りを,帰る方向が同じということで,ゆえさんと話をしながら西巣鴨の交差点まで歩きました これで昨日は12,800歩を達成です 彼女はそこから地下鉄に乗って帰途につきました 

楽しいことって自分から動かないと なかなか めぐり合わないですよね 楽しいことは何回あっても良いものです

 

          

             この写真センスゼロの撮り方 何とかならないの? スカスカじゃん!

 

  も一度,閑話休題  

 

本を4冊買いました 1冊目と2冊目は「米原万里ベスト エッセイ Ⅰ,Ⅱ」(角川文庫)です 今,ほとんど米原万里にはまってます

 

          

 

          

          

3冊目は,またしても米原万里著「オリガ・モリソヴナの反語法」(集英社文庫)です この本は,内幸町のNPCビルのテナントT社のSさんのお薦め本です.やっと手に入れました

 

          

 

4冊目は伊福部昭著「音楽入門」(角川文庫)です 伊福部昭といえばご存知「ゴジラ」の音楽を作った人です

 

          

 

  最後の,閑話休題  

 

昨日,池袋の新文芸坐でグリームル・ハゥコーナルソン監督「ひつじ村の兄弟」を観ました  これはアイスランド辺境のとある村を舞台に,不仲の兄弟と羊の絆を描いた2015年アイスランド・デンマーク合作映画(93分)です

 

          

          

アイスランドの人里離れた村で,隣同士で住む老いた兄弟キディーとグミ―は,先祖代々から受け継がれてきた羊の世話に人生を費やしてきた 共に独身の兄弟は,この40年間まったく口もきかないほどの不仲が続いていた ある日,兄のキディーの羊が伝染病に侵されていることが発覚し,村のすべての羊が保健所から殺処分を命じられる.弟のグミ―は自分で育てた羊は自分で処分するとして銃で撃ち殺す しかし,保健所にはすべて殺したと思わせて地下室に8頭だけ隠して飼っていた それが,羊の鳴き声で保健所にばれてしまう.グミ―は絶滅の危機にある優良な羊の血統を守るため思い切ってキディーに助けを求める.二人は8頭の羊を逃がすためスノーバイクで山に向かう.しかし,夜暗い中で大吹雪に遭いグミ―は倒れ込んでしまう さて二人の運命は・・・・

この映画を観ていて可笑しいと思ったのは,さすがに40年も口をきかない二人なので どうやって通信しているのだろうと思ったら,犬に手紙を加えさせて隣の家に届けさせるという手段を取っているのです また,お酒を飲み過ぎて倒れていた兄キディーをショベルカーで救い上げてそのまま街の病院まで運んで,入口にドサっと落として帰ってきてしまうところも笑ってしまいました

羊の殺処分という重いテーマの映画なのですが,このようにユーモアも忘れない可笑しな映画でもあります この映画はカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門グランプリを受賞していますが,ある視点ってそういうところかも知れません

コメント
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