人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

東京シティ・フィル「真夏の第九」のチケットを買う/中山七里著「追憶の夜想曲」を読む

2016年07月09日 10時57分33秒 | 日記

9日(土)。昨夕、昨年10月末まで勤務していた職場を訪れました E元総務部長(現在の役職は長すぎて覚えられない)から「9月のXデーに向けて打ち合わせがあるから8日午後5時半に事務所まで出頭すること。S元監査役にも召喚命令を出している。なお、このテープは自動的に消滅する」という指令が出されていたのです E元総務部長の営業方針により、ビル内に2つある焼鳥店の両方で飲み 新橋へ。先日も行ったSという7人でいっぱいになるカウンター・バーで飲んで その後は、その近くのカラオケ・スナックで飲んで歌いました 4軒ハシゴしたのに9月のXデーの話はまったく出ませんでした 私は何のために出掛けて行ったのか・・・・・何時に帰って来たのか記憶が定かではありませんが、お風呂に入った後 洗濯したのは覚えています。ただし、相当酔っていたので選択物を干す洗濯の余地がなくバタンキューでした

というわけで、わが家に来てから650日目を迎え、参議院議員選挙の候補者ボードを見て 明日だれに投票するか考えているモコタロです

 

          

            家の中に候補者ボードがあるわけないじゃん! だいいち おいら 選挙権ないし

 

  閑話休題  

 

池袋のチケットポートで8月21日(日)午後3時からティアラこうとう大ホールで開かれる東京シティ・フィルの「真夏の第九」公演のチケットを買いました プログラムは①ベートーヴェン「序曲”コリオラン”」、②同「交響曲第9番ニ短調”合唱付き”」です  出演は、ソプラノ=平井香織、メゾソプラノ=谷口睦美、テノール=又吉秀樹、バス=斉木健詞、指揮=飯守泰次郎です。ここ数年は年末ではなく真夏に第九を聴くのが習慣になってしまいました

 

          

 

          

 

  も一度、閑話休題  

 

中山七里著「追憶の夜想曲」(講談社文庫)を読み終わりました 中山七里の作品は当ブログでも何冊もご紹介しましたね 中山七里は1961年岐阜県生まれ。「さよならドビュッシー」で「第8回 このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビューしました

 

          

 

この作品は「贖罪の奏鳴曲(ソナタ)」の続編です 少年時代に殺人を犯して少年院に収監され、名前を変えて弁護士になったという異色の経歴を持つ男・御子柴礼司が主人公です 彼が弁護するのは素性の悪い金持ちばかりという名うての不良弁護士。ところが彼は誰も見向きもしない、身勝手な主婦の夫殺し控訴審の弁護を他の弁護士から奪い取る なぜ彼が金目のない事件を自ら引き受けたのか? 法廷で図らずも御子柴がこの事件を引き受けた驚愕の理由が明らかになる

法廷で対決するのは、かねてから因縁のある岬恭平検事です。岬という名前を聞いて、どこかで聞いたことがある・・・と思いきや、「さよならドビュッシー」に出てきたピアニスト岬洋介こそ、岬恭平検事の息子という設定です 御子柴 対 岬の法廷対決は逆転に次ぐ逆転で 手に汗握る展開となります それにしても、主婦の過去の病歴から無罪を勝ち取るという発想は流石です

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする