人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「アートにエールを!東京プロジェクト」都が追加募集 〜 一公演200万円支援 / チケットぴあ、6月末までに全店舗を閉鎖 / ロネ・シェルフィグ監督「ニューヨーク 親切なロシア料理店」を観る

2021年04月11日 07時18分32秒 | 日記

11日(日)。わが家に来てから今日で2283日目を迎え、国民生活センターは10日までに、民法改正で来年4月1日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられるのを受け、20代前半で多く見られる悪質商法被害などの消費者トラブルが18、19歳にも及ぶ危険があるとして 注意を呼びかけた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     化粧品の通販等で 解約しずらい悪徳商法が見られるので 皆さん気を付けましょう

 

         

 

昨日の日経朝刊に、「アーティスト支援 〜 都が追加募集 開始」という見出しの記事が載っていました 超訳すると、

「東京都は9日、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けたアーティストや劇場スタッフらを支援する『アートにエールを!東京プロジェクト』の追加募集を始めた 2021年1〜3月に都内で演劇や伝統芸能、音楽など公演を中止・延期した団体と、観客の収容率を50%以下にした団体が対象となる 9日~20日に募集を受け付け、創造性や実効性などを基準に6月下旬ごろ100公演が選ばれる 選考対象は原則1団体につき1公演で、1公演あたり200万円の制作支援金が支給される 支給の条件として、決められた期間に公演を実施し、その様子を撮影した動画をプロジェクトの専用サイトにアップすることなどがある

記事によると、対象者は個人ではなく団体らしいので、対象となりそうな芸術・芸能関係団体は応募されてはいかがでしょうか

 

         

 

また、同じ日経朝刊に「ぴあ、全店舗を閉鎖  〜 コロナでチケット販売減」という見出しの記事が載っていました 超訳すると、

「チケット販売大手の ぴあは、『ぴあステーション』など全国77カ所の店舗を6月末までに全て閉鎖すると発表した    同社のチケット販売手段はインターネットが中心になっている上、新型コロナウィルスの影響で実店舗での売り上げが減少。同社がチケット販売事業を始めてから37年にわたる店舗販売の歴史に幕を閉じる    チケット店舗はフランチャイズチェーン方式により最盛期の1999年には611か所まで増えたが、直近では77カ所に減っていた。実店舗での販売数はこれまで全体の3%ほどだったが、20年は1%未満にまで落ち込んでいた    今後はオンラインチケット販売サイト『チケットぴあ』と全国のコンビニでチケット販売を続ける

チケットぴあには長年お世話になりました 私の場合も、次第にネットで直接チケットを取ることが多くなり、最近ではほとんど「ぴあステーション」で買うことがなくなっています これも時代の趨勢でしょうか

 

         

 

昨日、ギンレイホールでデンマーク出身の女性監督ロネ・シェルフィグによる2019年製作デンマーク・カナダ・スウェーデン・ドイツ・フランス合作映画「ニューヨーク  親切なロシア料理店」(115分)を観ました

ニューヨーク・マンハッタンで創業100年を超える老舗ロシア料理店「ウィンター・パレス」は、今では料理もひどく、ただ古いだけの店になってしまっていた さらに、店を立て直すためにマネージャーとして雇われたのは刑務所を出たばかりのマーク(タハ―ル・ラヒム)で、店に集まるのは 仕事とボランティアのためだけに生きる常連客の看護師アリス(アンドレア・ライズボロー)などクセのある人々ばかりだった そんな店に2人の子どもを抱えたクララ(ゾーイ・カザン)が飛び込んでくる 無一文の彼女は、子どもに暴力を振るう警察官の夫から逃げ出してきたという

 

     

 

この映画のタイトルは「ニューヨーク  親切なロシア料理店」となっていますが、原題は「The  kindness  of  strangers」です 「見知らぬ人たちの親切」とでも訳せばよいでしょうか

ロシア料理店のマネジャーとなったマークは、クララと2人の子どもたちに食料とベッドを与えます 看護師アリスはボランティアで「赦しの会」というグループセラピーを主宰したり、ホームレスのために炊き出しをやったりする傍ら、クララ一家を夫から守るために匿います その意味では、この映画は所持金も碌に持たずに大都市ニューヨークのマンハッタンに出て来た母と2人の子どもに手を差し伸べる親切な人たちを描いていると言えます 母と子の微妙な関係、不器用な男女の恋愛などを通して、人々の優しさを温かく描いています

一つだけ疑問のシーンがあります それはレストランの最上階にあるマークの事務所兼住居でクララとマークが語り合っているシーンです 窓の外からスメタナの「モルダウ」が聴こえてくると、マークが「コンサートホールから聴こえてくるんだ」と言いますが、コンサートホールから演奏中の音楽が外に漏れることはありません それとも、ニューヨークのコンサートホールは音が外に駄々洩れなのでしょうか しかし、音楽は直接音より間接音の方が多く耳に入ってくるという音響面の特性から、コンサートは密閉空間で開かれるものです どうでもいいことかも知れませんが、気になると夜も眠れません 地下鉄はどこから入れるんでしょうねえ

コメント
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