7日(水)。わが家に来てから今日で2279日目を迎え、米セキュリティー会社プルーフポイントの調査によると、インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムからのメールを装ってカード番号や個人情報を盗むサイバー攻撃が昨年8月から今年3月までに約1億8500万通確認された というニュースを見て感想を述べるモコタロです
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昨日、夕食に「メカジキのソテー」「生野菜とアボカドのサラダ」「マグロの山掛け」「玉ねぎの味噌汁」を作りました あとは前日の釜めしの残りです。出来るだけ魚を食べなければと思っています
昨日、渋谷のシアター・イメージフォーラムでイリヤ・フルジャノフスキーとエカテリーナ・エルテリ共同監督による2020年製作ドイツ・ウクライナ・イギリス・ロシア合作映画「DAU.ナターシャ」(139分)を観ました
ソ連某所にある秘密研究所では、科学者たちが密かに軍事目的の研究を続けていた 40代のウェイトレス、ナターシャ(ナターリャ・べレジナヤ)は、同僚オーリャ(オリガ・シカバルニャ)と共に施設に併殺された食堂で働き、閉店作業をしながら客が残したシャンパンやウォッカを飲みながらおしゃべりするのが日課になっていた
ある日、店を頻繁に利用する科学者たちが人体を使った実験が成功したことから、オーリャの自宅でパーティーを開くことになった
そこで、ナターシャは研究所に招かれていたフランス人科学者リュックと惹かれ合い関係を持ってしまう
自由恋愛が禁止されていた施設内で情事を行ったことがソヴィエト国家保安委員会に知られてしまう
ナターシャはスパイ容疑をかけられ、犯罪捜査の上級役員ウラジーミル・アジッポから厳しい尋問を受けることになる
アジッポは「飴と鞭」のやり方でナターシャを追い詰め、リュックをスパイとして告発することを命じる
肉体的にも激しい拷問を受け、すでに抵抗する気力のないナターシャは、これを受け入れ、書類に嘘の供述を書く。さらに、今後 他の科学者たちについても逐一密告することを約束させられ尋問は終わる
タイトルの「DAU」というのは、1962年にノーベル物理学賞を受賞したロシアの物理学者レフ・ランダウに因んでいます アインシュタインと並び称されるほどの優秀な学者でしたが、スターリニズムを批判した罪で逮捕された経歴を持っています
公式サイト等によると この映画は、
「ソ連全体主義の社会を前代未聞のスケールで完全に再現し、独裁政権による圧政の実態と、その圧倒的な力に翻弄されながらも逞しく生きる人々を描いた作品。オーディション人数約40万人、衣装4万着、1万2000平方メートルのセット、主要キャスト400人、エキストラ1万人、撮影期間40か月、莫大な費用と15年の歳月をかけて、美しくも猥雑なソ連の研究都市を徹底的に再現した。キャストたちは当時のままに再建された都市で約2年間にわたって実際に生活した」
という作品です しかし、この「DAU.ナターシャ」を観る限り、それほどの衣装も必要ないし、セットも小さいし、キャストもエキストラもそれほど多くないし、事実が違うのではないかと思います
いろいろ調べてみたら、どうやらこの作品は全16作のシリーズのうちの1作品に過ぎないことが分かりました
シリーズ全16作を撮り切って初めて主要キャスト400人、エキストラ1万人となると思われます
本作は約140分の長尺ですが、その多くはナターシャとオーリャの他愛のない会話と痴話げんかであり、パーティーのどんちゃん騒ぎと その後のナターシャとリュックの情事であり、アジッポによる拷問シーンです しかも、それぞれのシーンが長回しによって、しつこく撮り続けられます
しかし、そこには演技性がなく、現実に目の前で起こっている出来事を目撃しているかのように感じます
最近 話題になったリアリティ―番組を観ているような感覚です
それは彼らが「当時のままに再建された都市で約2年間にわたって実際に生活した」からこそリアルに感じるのだと思います
この映画はロシアでは上映禁止となっているそうですが、それはそうだと思います 拷問によってスパイを作り上げることは、実際にソ連がやってきたことだと容易に想像がつくからです
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これからも毎日休むことなくド根性で書き続けて参りますので、モコタロともどもよろしくお願いいたします