闇バイトで強盗・詐欺「トクリュウ」対策本部を設置 滋賀県警
滋賀 NEWS WEB
「闇バイト」で実行役を募り、詐欺や強盗などを繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ」略して『トクリュウ』による犯罪が全国的に相次いでいることを受け、県警察本部が新たに対策本部を設置しました。
新たに設置されたのは「犯罪抑止戦略推進本部」で、26日、大津市の県警察本部で、初めての会議が行われました。
このなかで池内久晃 本部長は「県内でも『トクリュウ』による詐欺事件が多発していて、強盗などの凶悪犯罪がいつ発生してもおかしくない情勢だ。それぞれの持ち場で力を尽くすことを期待する」と訓示しました。
対策本部では、▼『トクリュウ』の実態解明や▼中心人物の検挙など組織壊滅に向けた取り締まりにあたるとともに、県と協同して▼「闇バイト」に関する相談体制を構築し、▼犯罪情報の発信にも取り組むということです。
その一環として、県警察本部の池内本部長の県民メッセージが制作され、「闇バイトは犯罪なので絶対に加担しないでほしい。万が一、応募してしまった場合は、警察が家族も含め保護するので、勇気を出して相談して下さい」などと呼びかけていました。
県警察本部によりますと、県内では多くが「トクリュウ」によるとみられる「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害が相次いでいて、被害額はことし1月から先月末までで17億円にのぼっているということです。
「闇バイト」で実行役を募り、詐欺や強盗などを繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ」略して『トクリュウ』による犯罪が全国的に相次いでいることを受け、県警察本部が新たに対策本部を設置しました。
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