“55億円詐欺” 地面師の主犯格らに10億円賠償命じる 東京地裁
所有者になりすまして土地を無断で売買する「地面師」のグループに55億円をだまし取られたとして、積水ハウスが損害金の一部を求めた裁判で、東京地方裁判所は主犯格の受刑者らに10億円の賠償を命じました。
積水ハウスは7年前、東京 品川区のJR五反田駅近くの土地の所有者になりすました地面師のグループと売買契約を結び、55億円をだまし取られたとして、詐欺などの罪で有罪判決が確定した10人に損害金の一部として10億円の賠償を求めました。
このうち賠償責任について争っていた主犯格の受刑者ら5人についての裁判の判決が27日、言い渡されました。
東京地方裁判所の神谷厚毅裁判長は「5人はいずれも詐欺と分かって土地の売買契約の成立に向けて関わった」などと指摘し、5人に10億円の賠償を支払うよう命じました。
争わなかった残りの5人にも同じ額の賠償命令が出ていて、確定すれば訴えられた10人で連帯して支払うことになります。
テレビ化されたドラマを先日観たが、ドラマチックで信じがたい詐欺である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます