こんにちは/こんばんは。
晩夏から初秋に変わりつつあるレイキャビクです。でもまだそれほど秋っぽくはないですね。Nスタによると、東京とかもかなり急速に秋の気配を増しているとか。早いですよね、まだ九月の前半なのに。
清涼感アップ用ピック
Myndin er eftir Johnatan_Ybema@Unsplash.com
さて、最近何回か料理関係のことについて書いてみましたが、今回ももう少しクッキングについて続けてみたいと思います。クッキングというよりはクッキング関係のYoutubeについてかな?
世界中に色々な料理がありますが、私は「ちいちゃい」ニンゲンですので、自分でトライしてみよう、と思うのは限られたジャンルというか、方向性になります。
日本人ですが、純粋の日本料理というのは作ったことないですし、作れないですね。つまり懐石料理とか、握り寿司とか高級系の日本料理のことです。
庶民的な意味での日本料理(日本人が日常食べている料理)はもちろんずーっと作ってきました。カレー、丼もの、パスタ等々です。この意味での日本料理って、それ自体でかなり国際的ですよね。日本の食は海外ものを取り入れるのが上手だと思います。きちんとアレンジしつつ。
今回、料理心が復活したきっかけは中東風料理だったことは先にお話ししました。中東料理関係の動画もずいぶんと見ましたが、実際にトライしてみたメニューはまだそんなにありません。一番食べたかった「ラム肉が入っているピラフみたいな料理」(ラム・ビルヤニ)を作って食べてしまったので、ちょっと落ち着いてしまいました。
レイキャビク西街 スパイスの夏
それに中東料理を毎日トライする気にはなれないので、その間にイタリアンや日本食を挟んでいくのですが、これはお気に入りになってしまった日本の料理動画の影響が大です。
アイスランド コロナ制限全廃と復活の趣味の料理人
ただ、その他にも目についた料理をコツコツと試し続けています。そのレシピネタのYoutubeチャンネルがいくつかあるのですが、これがなぜか皆ドイツ発信の動画なのです。じゃあ、これらがドイツ料理か?と言うと、そう言うわけでもない、と思われます。だいたいドイツ料理って何じゃい?というのもありますが。(済みません、ドイツの皆さん)
お気に入りのレシピチャンネル Essen Rezepte
共通しているのは、作るのが簡単なことと、特殊な食材を用いないことです。ああ、あとおしゃべりがないこと。動画は皆、料理手順の説明だけで、作っている人の顔さえ出てきません。トークもなし。テキストのみです。
これって、ドイツ人的合理性?なのかなあ?料理を伝えることに徹している?以前、触れました「リュウジのバズレシピ」にしても「Aosトラットリア」にしても、料理だけでなくてトークも面白いのです。ある意味料理バラエティかも。
その点で、私が参考にしているドイツ発信の動画は性格が違います。
その中のひとつはこれです。
Lieblingsrezepte(Essen Rezepte)
タイトルはドイツ語ですが、「お気に入りのレシピ」または「食事レシピ」でしょうかね。動画の主(ぬし)はSophieゾフィーさんという女性ということです。
このゾフィーさん(全くの余談ですが、ゾフィーと聞くと、私はウルトラマンのゼットンの回を思い出します。古い人はおわかりでしょう)のレシピは、非常に簡単です。それでいて面白いのです。
ゾフィーさんレシピからは、結構たくさんのものを試してみました。面白かったもののひとつは挽肉でミニハンバーグを作り、それを輪切りにしたフランスパンのバケットに乗せ、フライパンに並べる。隙間に溶きたまごを流し込んで、オーブンで焼く、というものがあります。
このレシピはこちら
このレシピで実際に作ってみたもの
味はまあそんなものとして、面白いのです、作るのが。しかも簡単。
「味はまあそんなもの」と言いましたが、この女性のレシピは総じて味が薄いです。そのままでは物足りないので、なにかしら自分で味を足します。例えばこのミニバーグ付きフランスパン・オムレツについてですと、オムレツの部分にまったく手を入れないので、ここが物足りなくなることは作る前から明らか。
で、私は刻んだトマトとピクルスを溶き卵に混ぜておきました。結果はそれで正解だったと思います。オムレツ部分も美味しくなりました。
始めは「ドイツの味付けは淡白なんだろう」とちょっとワタシからの上から目線だったのですが、「?」と気がつかされました。先日「バズレシピ」のリュウジさんがインタビュー動画で言っていたのです。「ある程度の技量がある人なら、世界一美味しい料理を作れるのは自分です。だって『自分が欲しい味』を知っているのだから」
なるほど、タシカニ。そして、気がついたのです。ゾフィーさん、もしかして始めから味付けを物足りなくしてる?そしてフィニッシュで視聴者に自分の味を加味させているとか?そうしたら、みんなが満足する結果になりますよね。そして、視聴のリピーターを得られる。
うーん、ゾフィーさんの方が一枚上手だったようで。脱帽。m(_ _)m
これはワタシ風ハワイのロコモコ
さて、このゾフィーさん、先に書きましたように手しか登場しません。結婚指輪をしていますが、綺麗な手で、まだ若い年代の女性と思われます。
そしてカノジョ、毎回動画の〆の部分の実食のところで「ウーム、ウフ〜〜ン、ウーmm」と満足の声を出します。もちろん「美味しい〜」の方の意味で、その後の時間の方ではありません。
そうなると顔を見たくなるのが人情。いや、「オトコ」情。Googleしたのですが、ガードが固い。やっぱ、ドイツ人か?
先に書きましたように、ゾフィーさんの他にも、みっつほど定期的にレシピを参考にするチャンネルがあります。
Schnelle Kuche (Quick kitchen)
Leckere Küche (Delicious cuisine)
Schnell Lecker (Qiuck Yummy)
全部ドイツ発信で、上から順にジュリアさん、アナさん、ボブさんという方たちがレシピを紹介しています。同じようなレシピが混ざっていますから、やっぱりある種のドイツ料理なのかな?
とにかく、本当に簡単なものが多いので、興味のある方は見てみてください。唯一、日本でちょっと不具合かな?と思われることはオーブンを使う場合ですね。今は、電子レンジでもオーブンモードがあるのでしょうが、皆さん、普段から使われますか?こちらではオーブンは日常使用です。
まだ、ちょっと言い足りないところがあるな。機会を見てあと一、二回は料理関係の戯言を書かせていただきます。
では、Bon Apettit!
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
Facebook: Toma Toshiki
晩夏から初秋に変わりつつあるレイキャビクです。でもまだそれほど秋っぽくはないですね。Nスタによると、東京とかもかなり急速に秋の気配を増しているとか。早いですよね、まだ九月の前半なのに。
清涼感アップ用ピック
Myndin er eftir Johnatan_Ybema@Unsplash.com
さて、最近何回か料理関係のことについて書いてみましたが、今回ももう少しクッキングについて続けてみたいと思います。クッキングというよりはクッキング関係のYoutubeについてかな?
世界中に色々な料理がありますが、私は「ちいちゃい」ニンゲンですので、自分でトライしてみよう、と思うのは限られたジャンルというか、方向性になります。
日本人ですが、純粋の日本料理というのは作ったことないですし、作れないですね。つまり懐石料理とか、握り寿司とか高級系の日本料理のことです。
庶民的な意味での日本料理(日本人が日常食べている料理)はもちろんずーっと作ってきました。カレー、丼もの、パスタ等々です。この意味での日本料理って、それ自体でかなり国際的ですよね。日本の食は海外ものを取り入れるのが上手だと思います。きちんとアレンジしつつ。
今回、料理心が復活したきっかけは中東風料理だったことは先にお話ししました。中東料理関係の動画もずいぶんと見ましたが、実際にトライしてみたメニューはまだそんなにありません。一番食べたかった「ラム肉が入っているピラフみたいな料理」(ラム・ビルヤニ)を作って食べてしまったので、ちょっと落ち着いてしまいました。
レイキャビク西街 スパイスの夏
それに中東料理を毎日トライする気にはなれないので、その間にイタリアンや日本食を挟んでいくのですが、これはお気に入りになってしまった日本の料理動画の影響が大です。
アイスランド コロナ制限全廃と復活の趣味の料理人
ただ、その他にも目についた料理をコツコツと試し続けています。そのレシピネタのYoutubeチャンネルがいくつかあるのですが、これがなぜか皆ドイツ発信の動画なのです。じゃあ、これらがドイツ料理か?と言うと、そう言うわけでもない、と思われます。だいたいドイツ料理って何じゃい?というのもありますが。(済みません、ドイツの皆さん)
お気に入りのレシピチャンネル Essen Rezepte
共通しているのは、作るのが簡単なことと、特殊な食材を用いないことです。ああ、あとおしゃべりがないこと。動画は皆、料理手順の説明だけで、作っている人の顔さえ出てきません。トークもなし。テキストのみです。
これって、ドイツ人的合理性?なのかなあ?料理を伝えることに徹している?以前、触れました「リュウジのバズレシピ」にしても「Aosトラットリア」にしても、料理だけでなくてトークも面白いのです。ある意味料理バラエティかも。
その点で、私が参考にしているドイツ発信の動画は性格が違います。
その中のひとつはこれです。
Lieblingsrezepte(Essen Rezepte)
タイトルはドイツ語ですが、「お気に入りのレシピ」または「食事レシピ」でしょうかね。動画の主(ぬし)はSophieゾフィーさんという女性ということです。
このゾフィーさん(全くの余談ですが、ゾフィーと聞くと、私はウルトラマンのゼットンの回を思い出します。古い人はおわかりでしょう)のレシピは、非常に簡単です。それでいて面白いのです。
ゾフィーさんレシピからは、結構たくさんのものを試してみました。面白かったもののひとつは挽肉でミニハンバーグを作り、それを輪切りにしたフランスパンのバケットに乗せ、フライパンに並べる。隙間に溶きたまごを流し込んで、オーブンで焼く、というものがあります。
このレシピはこちら
このレシピで実際に作ってみたもの
味はまあそんなものとして、面白いのです、作るのが。しかも簡単。
「味はまあそんなもの」と言いましたが、この女性のレシピは総じて味が薄いです。そのままでは物足りないので、なにかしら自分で味を足します。例えばこのミニバーグ付きフランスパン・オムレツについてですと、オムレツの部分にまったく手を入れないので、ここが物足りなくなることは作る前から明らか。
で、私は刻んだトマトとピクルスを溶き卵に混ぜておきました。結果はそれで正解だったと思います。オムレツ部分も美味しくなりました。
始めは「ドイツの味付けは淡白なんだろう」とちょっとワタシからの上から目線だったのですが、「?」と気がつかされました。先日「バズレシピ」のリュウジさんがインタビュー動画で言っていたのです。「ある程度の技量がある人なら、世界一美味しい料理を作れるのは自分です。だって『自分が欲しい味』を知っているのだから」
なるほど、タシカニ。そして、気がついたのです。ゾフィーさん、もしかして始めから味付けを物足りなくしてる?そしてフィニッシュで視聴者に自分の味を加味させているとか?そうしたら、みんなが満足する結果になりますよね。そして、視聴のリピーターを得られる。
うーん、ゾフィーさんの方が一枚上手だったようで。脱帽。m(_ _)m
これはワタシ風ハワイのロコモコ
さて、このゾフィーさん、先に書きましたように手しか登場しません。結婚指輪をしていますが、綺麗な手で、まだ若い年代の女性と思われます。
そしてカノジョ、毎回動画の〆の部分の実食のところで「ウーム、ウフ〜〜ン、ウーmm」と満足の声を出します。もちろん「美味しい〜」の方の意味で、その後の時間の方ではありません。
そうなると顔を見たくなるのが人情。いや、「オトコ」情。Googleしたのですが、ガードが固い。やっぱ、ドイツ人か?
先に書きましたように、ゾフィーさんの他にも、みっつほど定期的にレシピを参考にするチャンネルがあります。
Schnelle Kuche (Quick kitchen)
Leckere Küche (Delicious cuisine)
Schnell Lecker (Qiuck Yummy)
全部ドイツ発信で、上から順にジュリアさん、アナさん、ボブさんという方たちがレシピを紹介しています。同じようなレシピが混ざっていますから、やっぱりある種のドイツ料理なのかな?
とにかく、本当に簡単なものが多いので、興味のある方は見てみてください。唯一、日本でちょっと不具合かな?と思われることはオーブンを使う場合ですね。今は、電子レンジでもオーブンモードがあるのでしょうが、皆さん、普段から使われますか?こちらではオーブンは日常使用です。
まだ、ちょっと言い足りないところがあるな。機会を見てあと一、二回は料理関係の戯言を書かせていただきます。
では、Bon Apettit!
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
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