今週火曜(3/18)の夜、台湾の学生たちが国会にあたる立法院の議場を占拠したニュース。日本では報道が遅れましたが、皆さんご存知でしょうか?
私は19日の朝になって、フェイスブックで多数の台湾の友人たちがいっせいにこの問題を取り上げているのを見て、なんだ?何が起きたんだ?と、初めは訳が分からない状況でした。
その後、日本語のニュースも出始め、台湾の友人たちの書き込みなどいろいろな情報が入ってきましたので、いくらか状況がつかめてきました。
この問題はざっくり言うと、中国との経済的(もしかして政治的にも?)結びつきを深めたい、現在の馬英九政権が、中国と多くの規制緩和協定を進めていっているが、中でも「サービス貿易協定」というものが台湾の労働者たちの権利を相当脅かすものとして、更にその協定の全貌を明らかにしないで強行採決してしまったということで、今回台湾の若者が声を上げたということのようです。
この理解であっているかな?
ネット上で見たこの「サービス貿易協定」がどういう結果をもたらすのか、ギャグでかかれた画像があります。
でも分かりやすいので、はっときます。
一分で分かる「サービス貿易協定」
先生:のび太君、君が30円持ってて、そのあとジャイアン君が君に70円をあげたら、さあ、君は全部でいくら持ってることになるかな?
のび太:0円です....
先生:キミは算数を全くわかっとらんな!
のび太:先生こそジャイアンのこと全然わかってないよ~!
勿論この場合、のび太は台湾、ジャイアンは中国です。
台湾の政治に詳しくない私ですが、その私の感覚だけでいうと、政治的にとがってもいないような普通の人たちが行動しています。
私の友人たちも多数駆けつけて参加しています。
私の友人たちは、反原発のデモに参加してる人もいるし、特定の政党の応援をしてる人も一部にはいます。でもほとんどは普段全く政治活動してなくて、日本の友人たちと同じように日々の生活を楽しく過ごしている人たちです。
その友人たちが続々議場前に出かけています。
「仕事が終わったら行ってくる」的なのりで。
行けない人も応援メッセージを送り、この問題に対する立場を明確にしています。
それがとても驚きでした。
それだけこの状況が彼らにとって恐ろしいものだということなのだと思います。
以下は、現在も続く座り込みの現場から日本語のメッセージです。
台湾の人たちは国際政治的には孤立しています。(日本とも国交はありません)
現場からはさまざまな言語で発信がなされています。
拡散して、台湾の状況を知ってほしいと訴えています。
私は、台湾人です、私は、この国の民主の歩みと共に成長しました
以下雑感
フェイスブックに逐次アップされるレポート、写真からは、この抗議運動の中でとても秩序と礼儀をもって行動していることが伝わってくる。
ゴミも自分たちで集め(しかも分別!)・・・
若い彼等はどこでこの方法を学んだのだろう?
はじめ学生からはじまり、あとから大人たちもどんどん参加しているようです。
初め、立法院の議場占拠だけだったのが、賛同する若者大人たちがどんどん増えて、周りの道路にもびっしり座り込みがなされいるようです。
面白いと思ったのは、座り込みしてる学生のために、複数の大学の教官たちが、現場で交代で講義を行なうという話。
民主化以前の台湾を知っている先生たちもいるのだろうと想像。
総統選挙よりも、脱原発よりも、はるかに私のリアル友の参加率が高い。そこから考えると、この法案は相当ヤバイってことなんだろうと思います。
私は19日の朝になって、フェイスブックで多数の台湾の友人たちがいっせいにこの問題を取り上げているのを見て、なんだ?何が起きたんだ?と、初めは訳が分からない状況でした。
その後、日本語のニュースも出始め、台湾の友人たちの書き込みなどいろいろな情報が入ってきましたので、いくらか状況がつかめてきました。
この問題はざっくり言うと、中国との経済的(もしかして政治的にも?)結びつきを深めたい、現在の馬英九政権が、中国と多くの規制緩和協定を進めていっているが、中でも「サービス貿易協定」というものが台湾の労働者たちの権利を相当脅かすものとして、更にその協定の全貌を明らかにしないで強行採決してしまったということで、今回台湾の若者が声を上げたということのようです。
この理解であっているかな?
ネット上で見たこの「サービス貿易協定」がどういう結果をもたらすのか、ギャグでかかれた画像があります。
でも分かりやすいので、はっときます。
一分で分かる「サービス貿易協定」
先生:のび太君、君が30円持ってて、そのあとジャイアン君が君に70円をあげたら、さあ、君は全部でいくら持ってることになるかな?
のび太:0円です....
先生:キミは算数を全くわかっとらんな!
のび太:先生こそジャイアンのこと全然わかってないよ~!
勿論この場合、のび太は台湾、ジャイアンは中国です。
台湾の政治に詳しくない私ですが、その私の感覚だけでいうと、政治的にとがってもいないような普通の人たちが行動しています。
私の友人たちも多数駆けつけて参加しています。
私の友人たちは、反原発のデモに参加してる人もいるし、特定の政党の応援をしてる人も一部にはいます。でもほとんどは普段全く政治活動してなくて、日本の友人たちと同じように日々の生活を楽しく過ごしている人たちです。
その友人たちが続々議場前に出かけています。
「仕事が終わったら行ってくる」的なのりで。
行けない人も応援メッセージを送り、この問題に対する立場を明確にしています。
それがとても驚きでした。
それだけこの状況が彼らにとって恐ろしいものだということなのだと思います。
以下は、現在も続く座り込みの現場から日本語のメッセージです。
台湾の人たちは国際政治的には孤立しています。(日本とも国交はありません)
現場からはさまざまな言語で発信がなされています。
拡散して、台湾の状況を知ってほしいと訴えています。
私は、台湾人です、私は、この国の民主の歩みと共に成長しました
以下雑感
フェイスブックに逐次アップされるレポート、写真からは、この抗議運動の中でとても秩序と礼儀をもって行動していることが伝わってくる。
ゴミも自分たちで集め(しかも分別!)・・・
若い彼等はどこでこの方法を学んだのだろう?
はじめ学生からはじまり、あとから大人たちもどんどん参加しているようです。
初め、立法院の議場占拠だけだったのが、賛同する若者大人たちがどんどん増えて、周りの道路にもびっしり座り込みがなされいるようです。
面白いと思ったのは、座り込みしてる学生のために、複数の大学の教官たちが、現場で交代で講義を行なうという話。
民主化以前の台湾を知っている先生たちもいるのだろうと想像。
総統選挙よりも、脱原発よりも、はるかに私のリアル友の参加率が高い。そこから考えると、この法案は相当ヤバイってことなんだろうと思います。