キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

28年ぶりの「ジョン・メレンキャンプ」コンサート

2014年07月26日 | ☆旅行─2014アメリカ
今回のアメリカ行きの目的はまさにこれでした。
ジョン・メレンキヤンプのコンサートをやっぱりもう一度見ておきたい!!

このブログでも何度も取り上げてると思いますが、高校生の頃にはじめて聞いて(その頃はジョン・クーガーという芸名でした)以来かなり好きだったんです。1986年の武道館コンサートにも行きました。その後行ったアメリカ旅行では彼の出身の街や家のある街にも行ったくらいです。これはもう結構なファンでしょう?

また日本に来たら絶対行こう!とは思ってましたが、あれ以来一度も来日はなく、そのうち新譜も日本では発売されなくなる有様。アメリカでは大スターだと思いますが、あの土臭い感じは日本人には受けないんですよね。シクシク。それで毎年ツアー情報はチェックしてましたが「アメリカなんて遠いー。」と毎回あきらめてました。
でも、ジョンも結構いい年齢。そんなことしてたらジョンが引退しちゃう!死んじゃうかも?!なんて思い始め、意を決して実現させたのが今回のアメリカ行なわけです。。


前置きが長くなっちゃいました。



28年ぶりの生ジョンです。
今年の夏のツアーは、アメリカ各地のサマーフェスのゲストとか、カジノ中心のようでした。カジノのほうが近くで見られるかもなーとも思いましたが、日程的に休みの取りやすかったシャイアンのフロンティアデイズ会場に行くことに。

チケットは3月の発売日くらいに買いましたが、もう随分売れてました。ネットで決済してチケットも自分のプリンターで印刷していくという外国人にもありがたいシステム。




さて当日。
会場はフロンティアデイズのロデオ場に作られた特設ステージ。アリーナは馬場です。靴がドロドロになりそう。馬糞牛糞当たり前ですよね。近くで見たかったけど、どろどろになるんだったらスタンド席でよかったかも。(負け惜しみ)



私の席はスタンドの3列目。
それでもステージは遠かった。
スクリーンでジヨンの姿を確認するしかありません。



お祭りの一環だからか、アメリカではそうなのかわかりませんが、食べ物飲み物持ち込み自由。スポーツ観戦のノリでした。ビールやポップコーン売りに来るし。ホットドッグとか売店で売ってるし。スタンド席の観客はジョンのファンと言うよりは、「こんな田舎にスターが来たしいっちょ行っとくかな。」という地元の人たちが多い感じでした。多分アリーナだったら熱いファンもいたことでしょう。

私の周りは、それこそ社交場のようになっていて、近所の人とか、職場の知人とかそういう人にばったり会って挨拶し合う、連れを紹介しあう、みたいな光景がひっきりなしでした。


まだコンサートの話にたどりつかないなー。

コンサートは8時からということだったので7時過ぎにスタンドに入りました。そうしたら、ステージでは一部のお客さんをステージに上げて、クイズ大会が繰り広げられてました。



「ジョン・メレンキャンプカルトクイズ!」みたいなもの。ジョンだけじゃなくて他のロック全般の問題も出てました。
聞き取れた問題はこんな感じ、
・第一回ファームエイドが開かれた都市は?
・ジョンの生年と出生地の組み合わせで正しいのは?
・この歌詞の曲名は?
など。
楽しそうでした。


8時からは前座がありました。
カントリーの女性歌手で、ジョニーキャッシュのバッグコーラスを子供の頃に家族でやってたという人でした。歌上手だった。軽い前座かと思ったらたっぷり1時間のステージでした。

★調べました。
 前座の人は Carlene Carter というベテラン歌手さんでした。

そして満を持して夜九時ごろ、いよいよジョンの登場です。
スタンドからも歓声がとびまくります。
開演は「ヒューマンホイールズ」から。
渋い。
この曲だとスタンド席で立つ人はまばらです。

2曲目は題名がわかりませでした。多分私の持ってない後期のアルバムの曲と思われます。

その後は順番は覚えてませんが、渋いアレンジで往年のヒット曲をガンガン演奏していきます。「Jack&/Dian」はしぶすぎて原型を留めないアレンジでしたが、殆どを客席に歌わせてました。そして客席はみんな歌えてた。すごいなー。ジョンの最大のヒット曲といえるのかな?

途中のMCで、40年ぶりという話を良くしてたけど、デビューから40年なのかな?それともシャイアンへ来たのが40年ぶり?その辺りあまりよくわからず。
それと、古い曲と新しい曲どっちがいい?とも聞いてた。私の後ろにいた男性はNEW! と叫んでたけど、結局新しい曲は一曲もなく全て私が聴き込んだ時代の曲ばかりでした。ドサ回りの営業っぽい選曲^m^。私もそのほうが楽しめましたけど。

遠い日本でアルバム全体で聞いていると、どの曲がメジャーなのかいまいち分からないでいたのですが、今回のコンサートの感じでは、Jack&Dianのほかは、ピンクハウス、クランブリンダウン、オーソリティソング、スモールタウン、チェリーボム、Hurt so goodなど。

意外とスケアクロウとか、ペーパーインファイアとかは盛り上がってなかった。重い曲だからかな?

私の後ろにキャーキャー盛り上がる女性の一団がいて、途中で「あなたも立って盛り上がんなさいよ!」的なことを言われたので後半は存分に歌い踊りました。ジョンも元気そうでした。高音は少し出なくなってるみたいだったけど、ステージングはパワフルで、まだまだ行けそうだと思いました。

ただ、短かったなー。
90分位だったのでは?
アンコールもなかったし。お祭りの一環だからなのかな。
締めの曲は、Hurt so goodでした。

今年のツアーの構成は同じようなものだと思うのでネットに曲目リスト載ってるかもしれません。さがしてみよう。バックバンドは、バイオリンがかなり目立ってた。あの人は武道館にも来ていたのでは?それと、ギターがアジア系のようだったけどどうかな?

今度はもう少し長い、「フル」コンサートを見たいなー。
北米以外ではやらないのかな?数年前にオーストラリアでやってた気もするけど。西海岸ならもっと気楽に行けるかも。とか、またぞろ考え始めております。


コンサートの記念品のTシャツ 35ドル。
とフロンティアデイズの記念Tシャツ 25ドル。
お土産に買いました。




ネットでその日のセットリストを発見しました。

God's Gonna Cut You Down (Johnny Cash song)
  ★オープニング、これジョンの声じゃないなぁと思ったんです。
Human Wheels
  ★これで始まるの、渋い!
Troubled Man
  ★この曲知らなかった。
Minutes to Memories
Check It Out
Jack & Diane (solo acoustic)
  ★大盛り上がり!大合唱。
Small Town (solo acoustic)
New Hymn
  ★この曲もよく知らなかった。
Rain on the Scarecrow
Paper in Fire
Lonely Ol' Night
Crumblin' Down
  ★大盛り上がり!大合唱。
R.O.C.K. in the U.S.A.
Pink Houses
  ★じーん
Authority Song / Land of 1000 Dances
  ★大盛り上がり!大合唱。
Cherry Bomb
Hurts So Good
  ★大盛り上がり!大合唱。

占めて16曲。
少ない気がしたけど満足でした。
ボビーのと比べたらいかんバイ。
過去のコンサートもさかのぼってみたけど、割とこの程度の曲数みたいです。今年のツアーの中でもカジノでやった日はもっと曲数少なかった。シャイアンに行って正解だったのかな。


Venue:Cheyenne Frontier Days, Cheyenne, WY, USA

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