人生の先輩というのはありがたい存在です。
自分の考えを押し付けるのではなく、ヒントを与えてくれて感謝です。
さて、表題についてですが、実は私は「反原発」ではなく、どちらかといえ原発容認の考えを持っています。「脱原発」は理想としては何度も頭に浮かんでますが、現実問題難しいのではないかと思っています。もちろん詳しく勉強したこともなく、印象の範囲ですけど。印象というのは「反原発」の人々の主張が変なのが多くて(山本太郎議員に代表される変な人たちや「放射脳」と揶揄される非論理的非科学的と思える論を展開する人たち)嫌悪感ばかり増すというのもありますね。それに左翼につきものの(右翼にも?)シュプレヒコールというのがどうも苦手です。
暇なときに自分なりにきちんと考えてみようと思ってはいるのですが、結構複雑な問題だし、何を知ればいいのかもよくわからない。特にネットの世界は玉石混交(大部分が石)、マスメディアもあまり好みじゃないし。
もんもんとしていたところ、電力関係のお仕事に長年携わってきた人生の先輩からこの動画を紹介されました。「原発問題の本質に迫る動画としてこれ以上のものはない」ということです。
原発事故 吉井議員質問ダイジェスト
見てみたら、すごくよくわかります!
なんてわかりやすいんだ~。
こんなことが、地震の5年も前から国会で語られていたとは!
自分の無知が恥ずかしい・・・。
この吉井議員は、wikiによれば京大工学部の原子核工学科卒の専門家だそうです。この動画では2006年から国会での原発の安全問題についての質問の様子が収められています。
話し方も穏やかで聞きやすいです。声もステキ(結構大事なポイントw)
福島第一原発事故が起きる前に、「内部電力、外部電力もすべて断たれたら、冷却できず、炉心溶融、水蒸気爆発が起きるのではないか?」と指摘し、その電力供給のバックアップの重要性を指摘している国会議員がいたなんて。
2006年当時にこの質問を見ても専門用語(炉心溶融、冷却水の取水、自然崩壊熱、外部電力・・・)が多くて意味が分からなかったと思いますが、2011年を経験した後ではこんな言葉だれでも分かる言葉になっていますね。
で、見ていて一番気になったのは、吉井議員の指摘を受け止めて対策を講じていたら、福島第一の事故はもっともっと違ったものだったろうという点です。
今なら、一般人の私にもよくわかります。
外部電源及びバッテリーのバックアップを複数持ち、そのどれか一つでも残っていたら、燃料棒の冷却が続けられて女川原発と同様に冷温停止できたかもしれない。
もちろん、女川だって電源をすべて失っていたら福島と同様の問題が発生したでしょうし、どれだけバックアップを持っていても全部だめになる可能性はゼロにはならないでしょうけどね。
さて、この動画をあげているのが日本共産党であるせいか、閲覧が2万件程度にとどまっています。もったいないことです。私もこれが先輩からのお勧めでなかったら、スルーしていたかもしれません。
さて、この動画や吉井さんの会見動画などをみて思うのは、原発事故は人災だった。ならば、やはり万全の対策をしておけば原発稼働も可能ではないか?という点です。
原発問題思いつきあれこれ(書き散らかしです)
原発は利権とがんじがらめだからいけない。とかいう人がいますが、それはどうなのかな?もし太陽光に切り替えて原発分+アルファを全部太陽光でやるといっても、利権のカラム話は避けられないのでは?
日本は地震列島だから原発はなくすべき。
もっともだと思うけど、日本に住んでる以上ここでやるしかないから。それでも311まで地震で原発大事故は起きておらず、福島第一のも、万全の備えをしていたら食い止められたのだとしたら・・・コストの面で合わないということになるかもしれないけど。
核廃棄物の問題だけは、どうしたらいいのか答えが出ません。
この問題は、福島の事故が起きてから、ずっと考え続けています。ブログには書いたことはあまりないですが、日本のだれもが頭の片隅にいつも置いていることだとは思います。
この動画ひとつで答えが出たわけではありません。
原発推進の人々の話も聞かなくちゃと思いますしね。
安全神話は崩れた、ではこのリスクを持ってでも推進するその主張も知りたいです。
このブログをご覧の方のお考えも知りたいです。
よかったらコメントください。
ただ、私がついていけないような高度なコメントをいただいてしまった場合は、お返事できないかもしれませんが・・・。
おまけ(こっちは1時間の動画で長いですが、原発事故後の記者会見の様子です)
原発問題について 吉井議員の会見
自分の考えを押し付けるのではなく、ヒントを与えてくれて感謝です。
さて、表題についてですが、実は私は「反原発」ではなく、どちらかといえ原発容認の考えを持っています。「脱原発」は理想としては何度も頭に浮かんでますが、現実問題難しいのではないかと思っています。もちろん詳しく勉強したこともなく、印象の範囲ですけど。印象というのは「反原発」の人々の主張が変なのが多くて(山本太郎議員に代表される変な人たちや「放射脳」と揶揄される非論理的非科学的と思える論を展開する人たち)嫌悪感ばかり増すというのもありますね。それに左翼につきものの(右翼にも?)シュプレヒコールというのがどうも苦手です。
暇なときに自分なりにきちんと考えてみようと思ってはいるのですが、結構複雑な問題だし、何を知ればいいのかもよくわからない。特にネットの世界は玉石混交(大部分が石)、マスメディアもあまり好みじゃないし。
もんもんとしていたところ、電力関係のお仕事に長年携わってきた人生の先輩からこの動画を紹介されました。「原発問題の本質に迫る動画としてこれ以上のものはない」ということです。
原発事故 吉井議員質問ダイジェスト
見てみたら、すごくよくわかります!
なんてわかりやすいんだ~。
こんなことが、地震の5年も前から国会で語られていたとは!
自分の無知が恥ずかしい・・・。
この吉井議員は、wikiによれば京大工学部の原子核工学科卒の専門家だそうです。この動画では2006年から国会での原発の安全問題についての質問の様子が収められています。
話し方も穏やかで聞きやすいです。声もステキ(結構大事なポイントw)
福島第一原発事故が起きる前に、「内部電力、外部電力もすべて断たれたら、冷却できず、炉心溶融、水蒸気爆発が起きるのではないか?」と指摘し、その電力供給のバックアップの重要性を指摘している国会議員がいたなんて。
2006年当時にこの質問を見ても専門用語(炉心溶融、冷却水の取水、自然崩壊熱、外部電力・・・)が多くて意味が分からなかったと思いますが、2011年を経験した後ではこんな言葉だれでも分かる言葉になっていますね。
で、見ていて一番気になったのは、吉井議員の指摘を受け止めて対策を講じていたら、福島第一の事故はもっともっと違ったものだったろうという点です。
今なら、一般人の私にもよくわかります。
外部電源及びバッテリーのバックアップを複数持ち、そのどれか一つでも残っていたら、燃料棒の冷却が続けられて女川原発と同様に冷温停止できたかもしれない。
もちろん、女川だって電源をすべて失っていたら福島と同様の問題が発生したでしょうし、どれだけバックアップを持っていても全部だめになる可能性はゼロにはならないでしょうけどね。
さて、この動画をあげているのが日本共産党であるせいか、閲覧が2万件程度にとどまっています。もったいないことです。私もこれが先輩からのお勧めでなかったら、スルーしていたかもしれません。
さて、この動画や吉井さんの会見動画などをみて思うのは、原発事故は人災だった。ならば、やはり万全の対策をしておけば原発稼働も可能ではないか?という点です。
原発問題思いつきあれこれ(書き散らかしです)
原発は利権とがんじがらめだからいけない。とかいう人がいますが、それはどうなのかな?もし太陽光に切り替えて原発分+アルファを全部太陽光でやるといっても、利権のカラム話は避けられないのでは?
日本は地震列島だから原発はなくすべき。
もっともだと思うけど、日本に住んでる以上ここでやるしかないから。それでも311まで地震で原発大事故は起きておらず、福島第一のも、万全の備えをしていたら食い止められたのだとしたら・・・コストの面で合わないということになるかもしれないけど。
核廃棄物の問題だけは、どうしたらいいのか答えが出ません。
この問題は、福島の事故が起きてから、ずっと考え続けています。ブログには書いたことはあまりないですが、日本のだれもが頭の片隅にいつも置いていることだとは思います。
この動画ひとつで答えが出たわけではありません。
原発推進の人々の話も聞かなくちゃと思いますしね。
安全神話は崩れた、ではこのリスクを持ってでも推進するその主張も知りたいです。
このブログをご覧の方のお考えも知りたいです。
よかったらコメントください。
ただ、私がついていけないような高度なコメントをいただいてしまった場合は、お返事できないかもしれませんが・・・。
おまけ(こっちは1時間の動画で長いですが、原発事故後の記者会見の様子です)
原発問題について 吉井議員の会見