モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

DUCATI350セブリングの再生 その5(磨き編)

2016年01月27日 | メンティナンス
冬場は辛い、アルミパーツの水研ぎです。

下地の大きな傷を、出来るだけ削り取ります。





研磨をかけても、入り組んだ場所はバフが入らないので磨けません。






リューターに研磨剤を付けて磨きます。






些細な事ですが、気持ち良くなりました^^





再生仕事の中でも地味な作業、それでも少しづつ仕上げて行きます。



続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DUCATI350セブリングの再生 その4(エンジン点検編)

2016年01月20日 | メンティナンス
昨年暮れから何かとバタバタして、DUCATIセブリングの作業がストップしてしまった。

外装はサフェーサーまで入っているが、エンジンが分解されたままだ。

このセブリングは腰上こそ駄目だったが、腰下の状態は非常に良く久しぶりに見る良品だ。

今回は内燃機屋さんに出す前の洗浄やチェック。

シリンダーヘッドを洗浄する。





カムホルダーなんだけど、大体アマチュアが外した奴がこの状態。

矢印の部分にマイナスドライバーなどを叩き入れる為、傷になってる物が多い。

ベベル側からカムの中を、通せるシャフトで押し出すのが正解。

そうすれば傷付かない。





バルブは250マッハ1の物を使う。

350セブリングより径が大きい。

マッハ1が40ミリ、セブリングは37ミリだ。





同じくエキゾースト

マッハ1が36ミリ セブリング33ミリ。







ステムエンドの形状が違う。

aのセブリングはタペットアジャストスクリューの直打式なので、シムキャップが入らない。

bのマッハ1は、このエンドにシムキャップが被る。






シートリングは新たに製作してもらう事になると思う。






カムシャフトもマッハ1の物を使う。

リフトもそうだが、オーバーラップが目立つ。




レイアウトはノンデスモなのでこんな感じ、矢印部分にシムキャップ。






ヘッドの中のカム山、干渉はしません。





シートリング製作からバルブが落ち着く位置によって、シムキャップの寸法が決まってくる。(矢印部分がクリアランス)

ほど良い寸法で仕上げてもらうには、内燃機屋さんにかかってる。





続く

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スターターリレー

2016年01月12日 | メンティナンス
ヤマハセロー250 キャブの最終型

どうかするとセルモーターが回らないそうだ。





スターターリレーを外して、端子を直結すればセルは元気に回る。


スターターリレーを注文しないと。。。





リレーは非分解タイプなのだが、壊して中を見てみる。

構造は簡単 セルボタンを押すとコイルが電磁石になり鉄心を引き寄せる。

その時接点Bが引き寄せられ、AとCに電流が流れる。





その接点Bの接触面がスパーク等で荒れ、道通しなくなる場合がある。

矢印が接点B




この接点を研磨修正すれば、また使えるのだがユニット交換になる。


リレーASSYの部品代が5千円ちょっと。

そんなものか。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SR400オイル漏れ

2016年01月11日 | メンティナンス
昨年カスタムを受けたSR400 ヘッドカバー合わせ面や、シール部分からのオイル漏れが酷くなってきたため修理。

ヘッドカバーは、フレームに当ってしまうのでそのままでは抜けない。






マフラーやキャブ マウントボルトを全て外して、下側からジャッキを当てておく。

ヘッド位置を少しずらせば、カバーが外れる。







お約束のタコメーター取り出し口オイルシールも漏れが酷かった。






続いてデコンプシャフトのシールも交換しておく。






タコメーター取り出し口の抜け防止ボルト、女ねじ側が舐めている。





ヘリサートで修理




タペットカバーOリングもカチカチで駄目~





これで一安心?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブレーキ整備

2016年01月08日 | メンティナンス
XS650Eの続きです。

フォークはOH時に薄めの樹脂を組み付けました。

例の矢印パーツに見立てたのですが、写真を忘れてしまいました^^;


別件でお客さんからブレーキが効かないと相談され、「まあ旧車なんでそんなものですよ、ブレーキホースでも

変えたら多少は良いですよ。」と話してた。


作業に入り、マスターシリンダーも見ておこうと思いばらしたら。。

ピストンに付くカップゴム。。




これ逆に組んでありますよ~

矢印方向が押す力です。フルードも逃げちゃいます。

ブレーキは恐いです。

見てよかった~~~^^;







エンジン点検で、始動性がイマイチ。

ポイントを点検しようとしたところ、ポイントシャフトの進角ガバナがおかしい。

この状態で固まってる。(フル進角)





本来始動時はこの位置で




ポイントシャフト、ガバナ周りを分解清掃 グリスアップで解決。


またポイント調整をする時にプラスビスを緩めるんだけど、そのビス頭がグシャグシャ。。

整備をする前にビスを交換しなければ。。。。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする