モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

CBX1000 テンショナー交換他 (記録)

2024年08月31日 | メンティナンス

CBX1000のテンショナーA,Bが入荷した。

早々に交換したいのだがテンショナーAは、本来シリンダーの状態で取り付けてからヘッドを被せていく。

ヘッドが付いた状態だと下側のボルトがシリンダー穴に入らない。

いや外したので入らない訳ではないと思うが、狭さと角度の悪さでとても入りそうもない。

 

 

 

ヘッドを外す。。。。

そうなるとガスケットも調達しないとならない。。

色々考えたがヘッド外さないで何とか入れました^^;

入って良かった~~~~

あとはカムシャフトを元に戻して、テンショナーBを交換してOKでしょう。

テンショナーBもキャブレター側の固定ボルトを付けにくいけどAに比べれば楽勝^^

そしてヘッドカバーラバーパッキン。

社外を使ってたんだけど、何度も漏れが発生していた。

今回純正が入ったのでついでに交換しておく。

このへんの画像はありません。(一生懸命作業してたので)

 

 

 

 

またセルモーターOH後しばらくは調子良かったのだが、どうもバッテリーの電圧降下が激しいようだ。

コチラもこの機会に新品に交換させてもらう。

セルモーターOHと合わせてヒュンヒュン回ります。

 

バッテリーは純正サイズと違うのでこんなステーを作って。

 

 

 

こんな感じでサポート、バッテリーに当たる部分はゴムシートを貼ってある。

これでガタガタ動かないでしょう。

 

 

 

ヘッドライトのパワーリレー(2個)もライトケースの中に入っていたのだが、どうしてもケース内がパンパンで

ライトレンズユニットを納めるのが大変^^;

これもリレーユニットを移設させてもらう。

外したらスッキリしました^^

 

H4のバルブソケットも溶けかけてたので交換。

 

 

 

リレーはIGコイルの上側に移動した。

 

 

 

 

あとはエンジンガード。

元のヤツを修正してメッキに出します。

 

 

 

凹みを溶接で盛ってからざっと研磨。

 

 

反対側も

 

 

軽く溶接して研磨

 

 

最終的なバフはメッキ屋さんが行うので、あとはお任せです。

 

現在エンジンもかかって様子を見ている。

ある程度で一度エンジンオイルを抜いて、フィルターも交換する。

 

エンジンガードが仕上がってくれば車検の準備が出来るだろう。

もう何も不具合が起こらない事を祈る^^;

 

 

 

 

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XS650E 逆車 車検整備など

2024年08月28日 | メンティナンス

台風10号の影響で、今週も天気が悪く仕事が捗らない。

当然CBX1000ばかり手掛けている訳ではなく、いろんな仕事をこなしているが、ブログにUPする元気がない^^;

やりたい事(個人的な)事があるのだが、とてもそこには手が回らず、依頼された仕事を順番で行ってる。

今回は逆車のXS650Eの車検整備。

逆車っても見た感じはFウインカーの位置とマイルメーター?、それほど国内と変わらないのではないかな。

 

依頼された作業は前後タイヤチューブ、スプロケット、チェーンの交換。

FフォークのOH(シール交換)、キャリパーのOH(シール交換)等かな。

 

 

 

Fフォークをバラして行くと、オイルは真っ黒でシールは飛んでる。

またダストシール(相当)に被さる、メッキのカバーはウエハースのような錆が発生。

 

 

 

錆を大雑把にはがし、ブラストを当てる。(片側はまだ)

 

 

 

その後脱脂してシルバーで吹いておく。

 

 

フォークのパーツはパーツクリーナーで清掃。

シールを交換して組んでいく。

 

 

 

キャリパーは一応、対向ピストン式。

手持ちのピストンプライヤーが使えなかったので、ベアリングプーラーを流用して抜いていく。

 

 

ゲゲゲ~~

ヘドロのような状態^^;

ひたすら洗浄して組み直しました。

多分片側はまともに動いてなかったんじゃないかなぁ。

 

 

XSはフロントデイスクローター部分と、ハブが分離して外れる。

矢印部分がハマり合う。

 

 

ブレーキの衝撃で長い間にガタが出てくる、

何台か見たけどこの作りはダメだねぇ。

このバイクもブレーキングでカタカタしてしまうんだよね。

キチンと直すならアルゴンで盛って、寸法合わせて切削とかできるけど今回はやらない。(頼まれてないし。。)

 

今回はアルミ板を切って咬み合わせた。

またガタは出るだろうけど取り急ぎ。

 

 

もう少しで完成かな~。

 

 

 

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CBX1000 テンショナーの破損(記録)

2024年08月21日 | メンティナンス

CBX1000のキャブレター同調は面倒くさい。

狭くて工具も入り難いし暑いしで、忍耐の作業だ^^;

バキュームゲージは4気筒用でもホースで切り替えれば使用できるが、オーナーさんが「使って~。」

と言われたので贅沢に6気筒で使用する。

 

 

 

 

同調作業も終わりエンジンの調子を見るためにレーシングをしていた時、急にエンジン音が変わった。

直ぐにエンジンを止める。

嫌な予感。。。

調べていくとテンショナーAの弓部分が先端部分で折れていた。

元の部品を使ったのだが目視点検では、ひどい傷や破損も無く使用に耐えうると判断したヤツだ。

しかし現実折れてしまってる。

バネ鋼の疲労破損?どちらにしてもワタシの見立てが悪かった。

二度手間 三度手間になる悪い修理を行ってしまった。

 

それでもオーナーさんに渡してから壊れなくて良かった。

先に壊れてくれたのは幸いと思わないと^^;

 

 

 

 

ピンボケですが、矢印のバネ鋼板がスパッと折れてる~。

 

 

 

テンショナーBの方も表面の割れ?が進んでいるようだ。

こちらも折れたかもしれない。

 

 

 

 

どちらのパーツもメーカー在庫は無く探すのに苦労する。

しかしホンダのF~1100Rとか構造の似たテンショナーは弱いね~。

 

 

前にCB1100Rのテンショナーを作った事があるけど、大変だった想い出が。↓

 

https://blog.goo.ne.jp/triumph-t100c/preview20?eid=d04dde0cc31f55d937a28e9eb585971c&t=1724315078894

 

CBXはノーマルで直したいね~。

 

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CBX1000 セルモーター (記録)

2024年08月15日 | メンティナンス

CBX1000の記事が更新されていないが、作業自体はゆっくり進んでいる。

エンジンを始動できるようになったのだが、セルモーターの回りがどうも気になる。

セルボタンを押すと一度ググッと重い状態になり、少ししてクランキングするような感じだ。

バッテリーが弱い時の症状に酷似なのだが、バッテリーを満充電にしてもかなりの確率で起こる。

なんかモーターにトルクが無いような感じだなぁ。

そんな訳で、今回はセルモーターのチェックをする。

脱着から分解

 

 

 

 

アーマチュアが結構錆びてる。

コンミュテターは焼けてるね~^^;

 

 

先端のベアリングがゴロゴロしている。

今回こいつも交換する。

 

 

 

全てのパーツを洗浄。

導通やショートなどテスターで出来る点検はOK。

 

 

 

ベアリングをプーラーで抜く時に、アウターレースが割れた。

インナーを破壊して抜く。

 

 

 

ベアリングの在庫が無かったので注文。

これで復活してくれると良いのだけど。

 

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南海トラフ

2024年08月10日 | 雑記

毎日毎日異常な暑さですっかりバテ気味。

先日 日向灘の深さ31キロを震源とするマグニチュード7.1の地震が発生して、被害の方もさることながら

その後に巨大地震が来る確率があると言う。

当然東海地方も入っているのだが、過去の統計では0.5%の確率だとか。

普段と変わりなく地震に注意するという事なのだが、これは非常に難しい^^;

朝来るのか夜来るのかで、かなり対応も違うからなぁ。

近所のスーパーやホムセンでも、水が売り切れてたりするから皆さん不安なんでしょう。

工房で出来る事は作業台のバイクをタイダウンベルトで固定する位しかできないけど、作業台ごと倒れたらどうしょもない。

6気筒が津波に持って行かれてしまう^^;

東海地方に来る来ると言われて、何10年も来ていない巨大地震。

願わくばこのまま収まっていて欲しいと切に願う。

 

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キャンプしてきました。が。

2024年08月01日 | ツーリング

先週末に荒船山パノラマキャンプフィールドに行ってきた。

標高1200mなんで涼しさを期待してたんだけど日中は暑いね~^^;

夕方から夕立が降って、日が落ちた頃からは涼しかった。

夜は星も出てキレイでしたね。

 

 

 

 

 

帰りはメルヘン街道(麦草峠経由)~蓼科~ビーナスライン~車山~八ヶ岳エコーラインを堪能して走る。

諏訪南から中央高速に乗り帰宅する予定だった。

同行者がついてこなかったので何か異常?と思い八ヶ岳PAへ入る。

同行者に「異常はないよ」と言われたので、そのまま本線へ向かうが、合流前のカーブで後輪がおかしい。

「パンクだぁ!!」と思い脇に寄せる。

タイヤ表面を目視していくが、タイヤは触れないほど熱い。

ペットボトルのお茶をプープー吹き付けながら見て行くと、エアーバルブからブクブク空気が出てる。

この時点で修理は無理と判断。

チューブレスパンク修理セットと空気ボンベは携行していたが、エアーバルブは持っていない。

このエアーバルブは前オーナーが、空気入れやすいように交換してほしいとタイヤ交換の時に付けた物だ。

今後のタイヤ交換の時にはストレートの金属製に交換しようと思ってたが、まだタイヤも前輪しか交換してなかった。

今回のツーリング前にも空気圧のチェックをして、バルブをグリグリ揺すってみたのだが異常はなかった。

でも多分劣化してたんだろうな。

高速走行の熱と遠心力で劣化箇所が広がったんだろう。

 

 

 

そしてJAFさんを依頼。

積載車が来るまで1時間。

 

 

JAFプラス任意保険のロードサービスで自宅まで102KM無料で運んでもらった。

積載車に同乗して帰れたのだが、車内のエアコンが快適だったのは言うまでもない。

極楽~~~

 

翌日速攻で金属性のエアーバルブに交換した^^

 

 

 

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