モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

Nortonのミッション 修理 2

2014年03月27日 | メンティナンス
ミッション組み付け時は作業に集中したため、写真が残せませんでした。

最後にシフトロッドをピロボールジョイントに変更します。

純正のタイプの方が時代にマッチして良いのですが、シフトフィールを比べるとピロボールのほうが
かなりスムースに動いてくれます。



他にもダイナモのOH(発電しない)も行ったのですが、こちらも写真は残せず。。

最終的に試乗で確認です。

結果は4速バッチリシフトOKでした^^

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Nortonのミッション修理

2014年03月20日 | メンティナンス
Nortonでチェンジの時、2→3速が飛び越えたりハーフになったりするそうです。

ほぼ起こるとの事で修理の依頼を受けました。

キックペダルを外します。
カバーも外すとキックリターンスプリングが現れます。



ミッションケースカバー



カバーを外します。
ワイヤーにつながるものはクラッチのレリーズです。



ミッションユニットを分離して、さらにケースを分解します。
外してるパーツはキックのスピンドル。



車体との全景です。



ミッションの各ギアやシフトフォークなど目視点検していきます。
セレクターやカムプレートなどにも、特に目立った磨耗や異常は見られません。



ただカムプレートの軸受のガタが大きいです。
力が加わった時に正常な動きが出来ません。
砲金で製作します。

左 古いもの 右 新作です。



ここに使います。



他にもガタがある箇所を修正して行きます。

続く

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油圧が上がらない

2014年03月18日 | メンティナンス
BMWのR100系 暖気後オイルプレッシャーランプが消えない症状がでます。

試しにオイルプレッシャースイッチを交換しても、エンジンオイルを交換しても変わりません。

オイルが冷えてる時はエンジン始動後消灯するのですが、エンジンが温まると回転を上げても点灯し始めます。

オイルポンプにダメージがあって、オイルが冷えてる時は粘度が高いため油圧がかかる。
オイルが温まり流動性が良くなると、オイルポンプの傷などから油圧が逃げるのでしょうか。

オイルポンプを交換する事にします。
厄介な事にミッションを分離後、フライホイールを外さないと辿り着けません。



オイルポンプのバックプレートを外すと、中のトロコイドポンプが現れます。



バックプレートとボディの密閉はOリングです。
バックプレートにも傷が見られます。



画像ではわかり難いですが、オイルポンプアウター インナーにそこそこの傷は付いています。
ただこの傷が原因でプレッシャーランプが点く確証はありません。



オイルパンを外してストレーナーも点検します。
古い液体ガスケットのかけらが付いてましたが、網が詰まってる事はありませんでした。



気になったもう一つの箇所を直します。
キャブレターのバキュームピストンの左側のみ傷が目立ちます。



キャブレター内部のOリング類も交換。




続く。

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