YAMAHA YZF750SP パーツの欠品 その3

続き。

エンジンからの熱が、キャブレターに伝わり難いようにヒートガードが付いてる。

このパーツも廃番　状態はこんな感じ。






ゴム部分だけ再使用して、アルミテープを貼り替えてみた。






キャブレターを取り付けてエンジン始動。

アイドリングも効くし吹け上がりも悪く無さそう。

細かなキャブセッティングは必用だが、一つの問題をクリア。







エンジンが始動できるので、冷却水を循環させて内部を清掃する。

最初のうちは錆びた水が排出される。






10回ほど繰り返し何とかキレイになってきた。





あとはクーラントを入れてOK。





そしてまた一つ。。


タコメーターが動かない。。。。

YAMAHA YZF750SP パーツの欠品 その２

インシュレーターがメーカー欠品の為、流用可能な物を探していたがなかなか見つからなかった。

メーカーサイトでも流石にインシュレーターのサイズまでは公表してないから、使えそうなインシュレーターだと思っても実寸がわからないので手が出せない。

Ｄ車のデロルト用が期待大だったが、残念内径が４ミリほど小さかった。

パーツ探しで時間ばかり過ぎていく中、最初に目をつけたFZ1用を取り寄せてみる事にした。

このインシュレーターは比較的安価なので、失敗した時もダメージは少ないと考えたからだ。


実際に届いたインシュレーターはサイズが少し大きく、キャブレター側は何とか締まりそうだがマニホールド側が

４ミリほど大きい。

そこで画像のアルミカラーを４個製作する。

サイズは外径５０　内径４６　高さ１０　ミリで製作。

丁度良い加工サイズの材料が無く、７０Ф丸棒から削りだした。。







作ったカラーを入れてみると、インシュレーターに出っ張りがある。

インジェクションなのでこんな形なのかなぁ？






必要の無いものなので切り取っておく。







エンジン側に取り付け。

きつめに作ってはあるが、万一の為に接着剤を併用する。








これで上手くいくか？どうか？

まだ続く。

YAMAHA YZF750SP パーツの欠品

水回りの修理後キャブレターのOHを行いエンジン始動までもう少しなのだが

インシュレーターの亀裂が酷く、二次エアーを吸うのが見え見え。

HPからパーツ検索をするが廃番。。。。。

平成８年式　２２年前の車輌ではそうなるのか。。。。

液体パッキンなどで補修しても長持ちしないだろうし、やはりここは新品にしたい所。

何か流用がきけば良いんだけど、なかなか思うような物が見つからない。

同じヤマハのFZ1のヤツでも試しに取ってみようかなぁ。

単純な物だけどパーツが出ないってのは困りものだ。

国産バイクのほうがその辺り大変。

BMW スピードメーター修理

お客さんが持ってきたBMWのスピードメーター。

軸の回りが渋く針の動きがおかしい。

おそらくトリップリセットボタンの防水ブーツが破損して、雨水が浸入したのではないかと想像する。

（画像のメーターではないが、この部分から進入。）







本来はメーター屋さんの仕事なのだけど、オーナーの要望で分解してみる。


カシメを緩めてユニット、ケースを分離。

思ったとおりサビが出てる。






ユニットは分解して、メーター軸の清掃とグリスアップを行なう。


稼動部分も清掃後グリスアップ。







走行距離を現在のものと同じに合わせておく。

ガラスが樹脂なので劣化してるのだが、清掃して組み付ける。







メーター枠やボデイをブラックでペイントし、防水ブーツを取り付けて完成。