モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

DUCATI リヤブレーキの仕上げ

2020年03月31日 | メンティナンス

昨年10月終わり頃作業していたブレーキペダル加工↓

https://blog.goo.ne.jp/triumph-t100c/e/436afcd3807065e2715561cf7a7f6b96

 

元の材質が真鍮でそこに鉄材をロウ付けして製作したハイブリッドペダル^^

メッキが上手くいくのか心配だったけど、なかなかキレイにできたのではないか?

 

 

 

 

メッキ作業をしてくれる職人さんに感謝!

 

 

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ラビットS601 完了 納車

2020年03月30日 | メンティナンス

ラビットS601

一晩置いてからの始動性とか、走行後の具合とか数回に分けて試乗チェックを繰り返す。

前回気になった発進も気にならないレベルになり、本日納車になりました。

また乗ってるうちには故障や不具合も出てくるかもしれないが、オーナーさんが理解して

付き合ってくれれば嬉しいですね。

ありがとうございました。

 

入れ替わりイタ車が入ってきた。

少し前にタンクのリペアを行ったジレラだ。

 

 

かわいらしいモーターサイクルですね~。

 

 

作業依頼は電装関係なんだけど、すんなりいけば時間はかからないと思う。

すんなりいけば。。。。

 

 

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ラビットS601 もう一踏ん張り

2020年03月26日 | メンティナンス

ラビットS601修理の続き。

前回切った貼ったのガソリンタンクは、内部シーリング後ペイントをする。

この後ろにカバーが付くので、継ぎ接ぎ部分は見えないのが救い。

 

 

 

 

あとスピードメーターが動かないので、メーターケーブルの交換を頼まれた。

が、ケーブル自体の切断ではない。

 

 

 

メーター回転軸が固着してるようだ。

バラさないで復元できれば良いが、出来なければ分解だなぁ。

幸い分解しないで作動OKになった^^

 

 

 

キャブレターはオーナーさんが分解したようだが、もう一度徹底的に分解する。

三か所ほどダメな部分があったので直しておく。

一応試乗が出来るまでにはなった。

最高速は80KM/hまで出してみたが、それ以上はオーナーさんに任そう(笑

気になる点は停止から20KM/hまでの加速がトロい。

全体的にパワフルではない感じがする。

もう少し煮詰めてみないと何とも言えないが、もうしばらくダメ出しかなぁ。

 

 

 

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ラビットS601 燃料タンク系修理

2020年03月19日 | メンティナンス

ラビットS601修理の続き。

トルコンは9割がた完了してるので、ほかの個所を直していく。

オーナーさんが「燃料計が動かないので直したい」と、言われるので様子を見ることに。

しかし錆びて固着してるのか、なかなか外れない。

誰かが外そうとしたのだろう、パネルに引っかき傷があった。

ジックリ壊さないように何とか外した。

Eのまま動かない。

 

 

こんな感じで錆びてる。

 

 

分解

 

 

 

中に入ってるであろうフロートが出てこず、錆だけがぱらぱらと。。

 

 

細いロッドで押しながら抜いたフロート、もう腐食で穴が空き再使用不能だ。

 

 

 

長い間乗らずにフロートが下がった状態で錆ていき固着したのだろう。

そしてさらに面倒なことに、タンク内のコーティングが剥がれエライ状態になっている。

20年前にタンク前側を二箇所切り開き、錆び取り後コーティングしたようだ。

自分がやったのだが、切り開いたのは分解するまで忘れていた^^;

今回はタンク後ろ側を切り開く事にする。

切り開き中を見ると。。

 

 

 

この頃よく使ってたのが、クリーム タンクライナーってボトルが三本セットの製品。

この製品でコーティングしたのだが、年数が経つとダメになるやつが多いようだ。

他のバイクでも似たような状態になってるのを何度か見た。

その頃は良かれと思ったケミカルだったんだけどねぇ。。

とにかくコーティングを剥がしていく。

 

 

 

出るわ出るわ~~

 

 

 

その後ブラストを行い、内部をきれいに。

 

 

 

だいぶキレイになった。

 

 

 

ブラストが終わったら、切り開いた部分をガス溶接で繋いでいく。

ガス溶接の上からロウ付けでグルっと流す。

 

 

そしてタンクシーラーを流し、塗装となるのだがまた次回に。

 

 

 

 

 

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ラビットS601 トルコンオイル漏れ修理

2020年03月17日 | メンティナンス

S601修理の続き。

トルコンオイルが漏れるとの事で修理に入る。

 

トルコンユニットを外す。

 

 

 

 

ユニットを抜いたクランクケース奥に、オイルシールがある。

 

 

 

このオイルシールを交換するために、ホルダーを外す。

 

 

 

裏から見ると。

シールは2箇所に使われてる。

 

 

 

 

このシールを製作販売しているラビットハウスさんのおかげで修理ができる。

無ければ大変な思いをして作らなければならない。

 

 

 

 

 

オーナー様はトルコンオイルが外側から垂れてることを気にしていたが、こちら側から侵入してる方が多い。

ミッションケース内にトルコンオイルが入ってしまう。

 

 

 

 

ミッションケースからオイルを抜くと。。。

 

2L近く出てきた!

 

 

 

 

シールを組み替えたらトルコンユニットを戻すわけだけど、クランク側とユニット側の溝が二箇所

さらにキー溝も合わせて挿入しないといけないのだが、これは至難の業。

掃除もかねて分解しながら組んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

トルコンの内部はきれいだった。

内部のインペラ構造は機能美に溢れて見ていても飽きない。

トルコンを考えた人はすごいなぁ^^;

 

修理はまだまだ続きます。

 

#おまけ

並行新規登録で難儀していたベロセットだが、4回目の書類申請でOKがでた。

早々に予約を取り新規検査~測定検査と、無事に三年車検を所得。

もう少し早く上がる予定が、四か月かかってしまった。

オーナー様にはこれから、磨いたり乗ったり楽しんでほしいです。

 

 

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ビモータKB2エンジン不調

2020年03月14日 | メンティナンス

3年ほど前に一度フロントフォーク修理と、キャブレターOHなどの作業をしたKB2。

オーナーから最近異常にかかりが悪く、異音も気になるようになってきた。とTELがあった。

工房が手狭のためしばらく入車出来なかったのだが、タイミングを計ってオーナーがレッカーを頼み積載車で運ばれてきた。

少し調べてみると確かに始動性が悪い、というか始動しない。

コンプレッションを測ると#2,3が異常に低く始動するレベルではない。

 

 

 

シリンダーも抜いてピストン周りを点検したのだが、特に異常は見うけられない。

 

燃焼室側から見ると#1,2と#2,3の状態は明らかに違う。

 

 

 

ヘッドだけの状態でカムシャフトを取り付けて、タペットクリアランスを点検する。

 

 

カムを回しながら調べていくと、#2のインテーク側にクリアランスが無い。

本来はカムリフターがスムースに回転しなくてはならないが、どうも押しているようだ。

 

 

#3も同じ状態

これじゃあコンプレッションが抜けてしまう。

 

 

こうなる原因はバルブシートの沈み込みが怪しい。

でも原因がわかったので一安心か?

このエンジンはZ550GPらしいけど、Z2のようにカムを組んだままシム交換が出来ないので少し面倒かな。

次回はバルブ回りを分解して点検、パーツの確保を考えないと。

 

 

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ラビットS601 整備依頼

2020年03月12日 | メンティナンス

ラビットS601の整備依頼

この601は20年ほど前に工房で仕上げたものだ。

当時のオーナー様は高齢のため601を手放し、何人かを経由して現オーナーが入手。

現オーナーとは面識が無いのだが、何かの縁で工房に入車した。

引き取りに行くと、確かに工房のステッカーが貼ってある。

自分が仕上げたのは確かなのだが、流石に20年経つと細かな部分は忘れてしまう^^;

601のお顔は実にかわいい^^

 

 

 

 

S301に比べるとグラマラスなボディ

 

 

 

 

そのボデイは後方にガバっと開き、エンジンユニットが丸見えに。

 

 

 

 

 

このエンジン回りも自分がやったんだよなぁ?

 

 

だんだん物忘れが激しく。。。。(笑

 

 

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カブ90 エンジンOH 完了

2020年03月06日 | メンティナンス

カブ90のエンジンOH続き。

 

クランクベアリング交換して~

 

 

 

クラッチ周りもOHして~~

スプリング結構縮んでるね。

 

 

 

本日一気に仕上げました。

写真がありませんがキチンとやっています^^

 

交換した部品(ガスケットやオイルシールは載ってない)

 

 

凄く静かなエンジンになりましたよ!!

あとはオーナーさんが作業できるのでバトンタッチです^^

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車検場からの帰り道

2020年03月05日 | モーターサイクルの話

本日ヤマハMT07の継続車検を受けてからの帰り道。

自走で受けに行く場合は、お客さんのバイクだから車の後ろをゆっくり走る。

信号待ちで車の列に付いてると、脇を一台のバイクがすり抜けてった。

多分CBR1000かなぁ?大きな箱を付けたバイク便仕様で足立ナンバーだ。

しばらく離れて走ってたけど信号待ちで横に並んで聞いてみた。

ワタシ「東京から配達に来たの?」

バイク便の彼「そうなんですよ~~」とニコニコしてる。

ワタシ「東京からじゃあ、かなり頂かないと合わないよね。」

バイク便の彼「いやいや~~」と手を顔の前で振る。

ワタシ「高速で帰るんでしょ?」

バイク便の彼「ハイ!」とバイパス側に左折するようだ。

ワタシは真っすぐなので信号が変わってお別れ。

 

しかしバイク便で早急に運ばねばならない物は何だったのだろうか?

そこが気になる。

 

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カブ90エンジンOH

2020年03月02日 | メンティナンス

カブれた方のカブ90HA02 エンジンのOH依頼

エンジンは始動できるが、シャーシャー音が耳につく。

どこかのベアリングが逝かれてるかな~?

 

エンジンを下ろす前にオイルを抜くがコーヒー色で、どうも水が入ってるか?

ケースを割るとブリーザートラップが白濁してる。

結露の乳化かなぁ?オイルに水玉が入ってるね。

スマホのレンズにオイルが付いちゃって鮮明じゃないけど^^;

 

 

 

そこから洗浄しながらダメな部品を拾っていく。

 

 

 

内部パーツが錆びてる感じはないけど、やはりベアリングにダメージあり。

クランク ミッションベアリングは当然交換。

オイルポンプスプロケットやカムチェーンも交換だね。

カムシャフトベアリングも交換したいけど、ホンダさんでは部品で販売してないんだよね。

何故なんだろう?

 

 

 

ヘッド側 スタッドボルトに錆が回りノックピンが固着。

ロッカーシャフト、ロッカーアームにダメージあり。

シリンダーは大丈夫、ピストンは交換。

 

 

クラッチ周りは プレート類 デイスク類の交換でいいかなぁ。

フルOHになってしまうけど。。。いいのかなぁ。^^;

 

 

#おまけ

書類審査で難儀していたベロセットだけど、お客さんが購入してくれた当時物のカタログ。

涙物です。。。

提出後今度は通関証が通用するか?等と言い始め、こちらはもうハラハラだ~~。

言うなら最初から指摘してほしいよ。

文句は言いません。言えません。

ベロセットにナンバーが付くまでは(笑

 

 

 

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