雨曇子日記

エイティライフの数々です

青面金剛のショケラ

2014-05-23 13:23:34 | 柏(アーバンパークライン沿線)を歩く

             

             

 

手賀沼の南“しょうなん”の地に住み、近所を散策するうちに、神社や寺の境内、あるいは道端に立つ庚申塔に興味を持つようになりました。

ある時、庚申信仰の主尊“青面金剛”に髪をつかまれて吊るされている半裸の女人像に気づきました。

 

     

 

ネットで調べてみると、それは「人間を病気にさせるなど、さまざまな悪いことをする悪の根源のような存在で、庚申さんが、暴れださないように、頭髪をつかんで押さえている」と、分かりました。

研究者は、これを「ショケラ」と呼び、ある学者は、その語源を、「ヒンズー教のシバ」としています。

 

     

     

 

写真の石像は柏市高柳にあります。

一般には「庚申」の文字だけを刻んだ庚申塔が多いように思われます。制作年代とも関係がありあそうです。