雨曇子日記

エイティライフの数々です

錦秋の鎌倉 ②

2017-11-28 17:38:25 | 関東の小都市歩き

11 月 24 日(金)、北鎌倉駅に到着したのは、午前 11 : 04 です。

西口を出て、駅前の持ち帰り稲荷ずし店“光泉”に立ち寄りました。小津安二郎さんもファンだったそうです。

 

 

この店は注文してから作るので時間がかかります。“一時間後”と言われました。名前を告げて「光照寺」へ行きました。

鎌倉街道を右に行く観光客はほとんどいません。

 

 

クルスの紋が掲げてあるということは、この寺が隠れキリシタンをも檀家として受け入れていたということかも知れません。

境内をぐるっとひとまわりして寿司屋さんに戻り、折り詰( 650 円)を受け取ったあと、今度は浄智寺に来ました。

 

       (鎌倉十井の一つ“甘露の井”です。ここの湧水は甘露だったのでしょう)

 

高麗門の惣門の先に鐘楼門がありました。

梵鐘は江戸時代初期のものですが、門は 2007 年の再建です。

 

 

こちらは、仏殿とその仏です。

左から、阿弥陀仏、釈迦、弥勒菩薩で、いずれも南北朝時代の仏像です。過去・現在・未来の三世仏です。

 

 

仏殿の裏手に観音菩薩像がありました。こちらの像も南北朝時代のものです。

 

 

崖下の“やぐら”を拝観しました。

 

 

江の島七福神の“布袋様”もありました。お腹が観光客に撫でられて黒光りしています。

 

 

晩秋の浄智寺は静かなたたづまいでした。