終わってみれば、やっぱり青山学院は強かった。
原監督は重くて持ち上がらない。
往路は一位でも復路に勝てなかった東洋大のメンバーには笑顔はない。
一年生を多用して勝ちにいったのに報われなかった。
ところで、昨年 11 月の全国大学駅伝を制し、今回も優勝候補の一つに推されていた神奈川大学が 13 位に沈み来年のシード権をも失ってしまった。このように何が起こるか分からないレースに 4 連覇とはすごい。監督の指導法が注目されるのは無理もない。
今年第 94 回の開催だったこの東京箱根間往復大学駅伝(往路 107. 5 km 復路 109. 6 km)第一回大会は、大正 9 年( 1920 )早大、慶大、明治、東京高師(現筑波大)の 4 校で行われ勝ったのは東京高師だったそうだ。
その東京高師の出身で、明治 45 年のストックホルム五輪にマラソン代表として出場した金栗四三(かなぐりしぞう)は、自身は途中棄権だったが、その後日本マラソン界の父と言われるように、選手養成に力を尽くした。
大正 6 年読売新聞が企画した「京都三条大橋~東京上野不忍池 東海道駅伝徒歩競走 」にも金栗は貢献したらしい。西郷隆盛に次ぐ平成 31 年の大河ドラマの主人公は、この金栗四三(かなぐりしぞう)で演ずるのは中村勘九郎とのこと。(ネットで調べていったら次々と分かってきた事実だ)