わが大歩危トラベル新春企画“東京近郊散策”にお集まり下さいましてありがとうございます。
ご存じ、千葉県中山法華経寺です。
今日、最もご案内したいのは、日蓮上人“立正安国論”です。
平成 25 年に建った日蓮像が左手に持つ巻物一巻、これが、立正安国論。
巾 29 cm 長さ 16 m に及び楷書できっちり書かれているそうです。
提出された北條時頼は邪見に扱い、あろうことか、迫害すら加えましたが、今やこの巻物は国宝です。
この法華経寺にはその写しがあって(これが国宝)境内の高見に建つ“聖教殿”に保管されているのです。
この建物昭和 6 年築ですが、どこか築地本願寺のそれと似ています。
それもその筈、建築家の伊東忠太によるものだからです。ご存知のように伊東忠太は、平安神宮、築地本願寺などを設計し文化勲章も受賞した方です。東京駅を設計した辰野金吾の弟子です。
法華経寺散策の後、JR 下総中山駅前の“海商寿司”という店に行きました。
( こちらは、おそろいの赤でまとめたおしゃれな K 夫妻 )