雨曇子日記

エイティライフの数々です

五条天神の梅

2014-02-14 14:46:19 | 東京散歩
     
             
             


2月13日(木)上野東照宮から、上野大仏、時の鐘を経て、
不忍池弁天堂から公園に上がっていく坂の中途、といった所にある五条天神社、花園神社に立ち寄りました。


             
             
             


さすが天神社、梅が見事でした。


             
             
             
             
             
             


天神社に隣接する花園神社は、今回が始めての参観です。


             
             


穴稲荷も参観しました。


             
     


あなかしこ。あなかしこ。


             



上野東照宮へ行こう

2014-02-13 18:48:01 | 東京散歩
             


JR上野駅「公園口」で、友人と待ち合わせ、上野東照宮へ行きました。


     


5年の歳月をかけた修復工事が終わり、慶安4年(1651)三代将軍家光が造営した当時に戻って金ピカの東照宮です。
透塀(すきべい)も、上下にある彫刻も、まるで日光東照宮のようです。


             
             
             


私たちは十分満足して、次に境内の“ぼたん苑”へと進みました。


             
             


「藁の囲いの中の小さな冬牡丹など大したことはなかろう」と思っていたのですが、その美しさは予想以上でした。
これらの苗は、島根県大根島で育てられたものだそうです。


             
     
     
     
             


“ぼたん苑”にはマンサク、梅、ミツマタなどがそれぞれ花をつけていました。


             
             
             


苑内から眺める五重塔も絵になります。


             
             
             


ところどころ残った雪が、美しさを引き立たせているのだと思いました。

小さな大発見

2014-02-12 16:34:48 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

     
             


柏市塚崎にある真言宗豊山派の寺寿量院です。
境内の庚申塔を眺めていて、一つ発見したことがあります。


     


正徳4年は平成26年と同じ甲午(ひのえうま)歳です。

正徳4年(1714)と平成26年(2014)の差は300です。だから、この青面金剛像は、ちょうど300年前に造られたことになります。
そう思って感慨深く眺めるうちにもう一つの青面金剛像を思いだしました。

それは、この寿量院の近く、柏市大島田にある泉蔵寺門前の庚申塔に刻まれた像です。


             
     
      


製造年や細部は異なりますが、天邪鬼を踏みつけている足の形などよく似ています。


             
                 (寿量院のもの)
             
                 (泉蔵寺のもの)


宝永4年(1707)は正徳4年(1714)の7年前ですから、同じ石工の作ということは大いにありうると思いました。


中止になったロードレース

2014-02-11 16:40:48 | うまいちゃん
うまいちゃんの街の第36回ロードレース大会が中止になりました。
親子で走る2キロのレースにお母さんと出場することにしていたうまいちゃんはがっかりです。
「楽しみにしてたのにー」
「もっとがっかりしている人がいるわよ」
「だれ?」
「おじいちゃんよ。ブログにするとか言ってらしたから」
お母さんは、笑いながら言いました。

でも、本当に大雪です。3日前に降った雪がまだ溶けません。


     


うまいちゃんがお兄ちゃんと作ったゆきだるまも元気です。

うまいちゃんは、公園を歩いて雪の中に大きな足跡をつけました。小鳥の足跡もついています。


     


「こんな大雪は初めてだ」
保育園のアンパンマンも驚いています。


             



雪の日  2

2014-02-09 17:04:30 | つれづれ
             
             


2月9日(日)
起きて驚いた。こんな積雪、見たことがない。
ご近所のお嬢さん(音楽家)は、早くも雪かき。


             


いったん引っ込んで朝食後外に出てみて吃驚!


             
             


わが家の前もすっかりきれいになっているではあーりませんか。(すみませーん)
道端にはゆきだるま、少年たちのカマクラも完成。


     
             


歩道橋からバス通りを見下ろした。


     
             


K銀行やIスーパーの駐車場は除雪作業の最中。


             
             
             


いち早く道を作ってくださった方々に感謝、感謝。


     


公園ではユリノキに見とれました。


     
             
             
             


             



             

雪の日

2014-02-08 16:03:46 | つれづれ
             
             


2月8日(土)関東地方は予報どおり朝から雪。どうやら記録的な大雪になりそうです。
どんな様子か、ちょっと外に出てみました。最初にお会いしたのがこの方。
「それ、トンビって言うんでしょう。ちょっと写真を撮らせて下さい。完璧な和装ですね」


             


こちらは、雪かきごくろうさまです。
スーパーへの買い物も大変そう。


             
             
             


子どもは、いや、少年はカマクラづくりでした。


             
     


ここは、柏市大津が丘公園です。


     
             
          


雪の中で目立つのは椿とハクモクレンです。


     
     


木々はそれぞれの形に応じて雪を受け止めていました。


             
             
             
             
             


これは地面の模様です。


             
       


ハクセキレイ?のようにまっすぐ歩こうと試みたのですが・・・。
   


シクラメン

2014-02-07 19:55:39 | 花散歩
             


柏市亀甲台町2-8-3にある花屋さん“F・Dきむら”の店先にシクラメンが並べてありました。
一鉢求めようと、店内に入りました。


             
             
             


一級フラワー装飾技能士の肩書きを持つ木村さち子さんが迎えてくれました。とてもきさくで親切な方です。


     
      (私が求めた一鉢)

             
                 (週刊朝日の一ページ)


昔の週刊朝日が連載した“季に寄せる”の“2月「シクラメン」”は、安住敦と「春燈」の人々です。
「春燈」のHPの「あゆみと師系」には次のように書かれています。
「春燈」は、安住敦(あずみ・あつし)と大町糺(おおまち・ただす)が久保田万太郎(くぼた・まんたろう)を擁立し、戦後の混乱のさなかの昭和21年1月1日に創刊されました。
窪田万太郎、安住敦、成瀬櫻桃子(なるせ・おうとうし)、鈴木榮子(すずき・えいこ)を経て現在5代目の主宰は、足立公彦(あだち・きみひこ)。   
現在の盛況が感じられるとても立派なHPです。

さて、以下は、週刊朝日の引用です。

シクラメン無尽の蕾(コジ)すべし        安住 敦
 私の句は、シクラメンがあとからあとと文字通り無尽蔵に咲き続ける姿をいった。

生き死にの手術のあとやシクラメン        石田 小(ハ)
 大きな手術のあと生命の助かったよろこびを、さりげなく病室に置かれたシクラメンの鉢に託している。

暫時留守の受付を守るシクラメン         小畑 蘭
子の家の留守をあづかりシクラメン        佐藤 信子
 ともにシクラメンが留守番をしている。シクラメンという花は留守番の似合う花と言っていいかもしれない。

シクラメン夕空雪を降らせけり          嶺  治雄
ウインドのそと風荒ぶシクラメン         渡辺 鶴来
 おりから変わる冬の天候の下のシクラメンをとらえている。前者は雪を降らせた夕空、後者は風の吹きすさぶウインド。

よく動くうさぎの耳やシクラメン         桑原 白帆
 シクラメンを兎小屋と並べて童話的な明るさを出した。

汝の敵愛す由なしシクラメン           永作 火童
 作者をして突如「愛す由なし」と嘆かしめたものは何か。

シクラメン四十を女ざかりとよ          西嶋 あさ子
 私は作者をしてこの言をつぶやかしたのは何かと問いたい。

日の射して母の在ればのシクラメン        波羅 綾子
 日当たりのいい縁側にシクラメンとその老いた母親を並べている。冬日の射した縁側には、ときどき遊びにやってくる老いた母 親がもっとも似合うかも知れない。母親はシクラメンの鉢に丹念に水をやり日に当てる。(敦)


 

坂田ヶ池から“房総のむら”へ

2014-02-06 20:54:41 | 房総のむら

             


すっかり冷え込んだ2月6日(木) 私たちNKKは、成田市の坂田ヶ池に来ました。


             
             


嘴が大きくヘラ形のハシビロ鴨がたくさん来ていました。


             
             
             
             


岸辺では、鎌ヶ谷市のウオッチャーの方が山鳥を観察していました。とても立派なカメラです。


             
             
             


梅が咲いています。


             
             


ここから台地の上に出ると、そこは“栄町”で、体験博物館「千葉県立房総の村」のエリアとなります。
私たちは、まず101号の復元古墳、105号の岩屋方墳を見学しました。


             
             
             
     


そして、雑木林の中を進みました。(遠く足下に光る水面は印旛沼です)


             
             
             
     
     


「房総のむら」の再現農家の前を通り、商家の町並みを見て、“木漏れ日レストラン”にたどり着きました。


             
             
             
             
             
             


1000円ランチのあと、出発点に戻りました。
JR成田線“下総松崎”(しもうさまんざき)駅です。


             
             
     
             


ホームで列車を待つのは、私たち3人だけでした。


早梅

2014-02-05 14:45:45 | 花散歩

     


早梅とは、早咲きの梅のことで、俳句では、「冬の梅」「梅早し」などと使われる。
週刊朝日がかって連載した“季に寄せる”(昭和50年代の主な俳句結社が1ヶ月ずつ担当)で、中村汀女「風花」に次いで2月を担当した“飯田龍太と「雲母」”の句を紹介したい。


             


早梅の空剛の嶺柔の山      飯田龍太

私の在所は、富士山の外縁のような御坂山系の麓のあたり。
眼前に甲府盆地が展け、盆地の西空に赤石山系から白根三山、ついで甲斐駒ケ岳から八ヶ岳が並ぶ。
すべて3000m前後で、頂は白雪に覆われているが、背後の山は穏やかな傾斜を持った雑木山ばかり。
早梅のころは、まだ眠りから覚めない。
しかし、日がさすと、ふと薄目をあけて、南アルプスの嶺々をまぶし気に見るように思われた。


早梅や南都北嶺みづみづし    金子青銅

金子氏の句にある南都は南方にある都、つまり奈良の称。
北嶺は北方の嶺だが、南都北嶺と続くと、奈良の興福寺と京都鎮護の延暦寺をさす。
あるいは奈良六宗と天台宗を並称する場合もあるようであるが、ともかく両古都を手づかみしたような、
いいリズムの言葉である。
奈良ではたっぷりと早梅を見かけたが、ここ京都でも、もう梅が咲いているではないか。
まこと古都にふさわしい景かな。
それに、あのやさしい若草山の眺めもいいが、東方に屹立する比叡山、これまた早梅に適った大景ではないか。(龍太)

早梅に雲遊ぶ空ありにけり    河野友人

早梅の花ほつほつと涛の音    細田寿郎

山火もゆ夜の早梅の二三輪    飯野燦雨

新生児室見て早梅の徑かへる   窪田玲女

早梅に湾岸道路灯りぬ      丸山哲郎

早梅のひかりに聡き四十雀    浅原尚嗣

早梅やをわかつ野川べり   鬼塚梵丹

早梅や煌と現はる天守閣     倉橋弘躬





YOUは何しに手賀沼へ?

2014-02-04 18:57:29 | 手賀沼  冬

             
             


「そのゴムボートで上陸したんですか?」
「そうですよ。手賀沼から蒸発する気体を調べているんですよ」
「・・・・?」


             


「CODの値は、高いほどいいんですか?」
「いいえ。反対です。低いほど、きれいな水ということです」


             
             


「釣れました?」
「1匹ね」


             


「どちらからいらっしゃったの?」
「鎌ヶ谷だよ。冬はここが一番」


             


誰かがバードウォッチングをしています。


             


「何がいました?」
「カンムリカイツブリ。昨日は市川市のじゅんさい池でミコアイサを見たよ」
「どちらの方ですか」
「白井市だよ」


             
             


「かっこいい走りですね。どちらの方ですか?」
「我孫子市だよ。76歳になるけれど、毎日走っているよ」
「すごいですね」


             
             


コガモがいました。
100羽は下らないでしょう。
北国からはるばる手賀沼にようこそ。暖かい春までゆっくり羽を休めて下さい。
わたしの言葉が通じたのか、コガモはピリッピリッと高い声で鳴きました。