旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 2020年(令和2年)5月1日 金曜日 『駅弁』が恋しくなってきました

2020-05-01 16:30:36 | 晴耕雨読日記
 いつもの連休だと何処かに出掛けて、車窓と駅弁を楽しんでいるのですが、今年は誌上で楽しんでします。
 私は現在まで、食べた痕跡(掛紙や写真が残っている)のある駅弁は310種類ほどです。
 いったい駅弁は何種類有るのでしょうか?
 国鉄が分割民営化される前までは、国鉄の駅で駅弁を売る業者は『国鉄構内営業中央会』への加盟が必要で、更に駅弁の販売には個別に国鉄の許可が必要であったため、駅弁の数を集計することができたそうです。
 1982年(昭和57年)に主婦と生活社から『駅弁全線全駅―345駅1564種詳細パーフェクトガイド』という本が発行されています。
 

 『国鉄構内営業中央会』は国鉄分割民営化後、『日本鉄道構内営業中央会』と名前を変えて存続していますが、現在はここに加盟しなくてもJRの駅で駅弁の販売が出来るし、私鉄の駅での販売もあるので、以前のように数値を集計できないそうです。
 駅弁を紹介するウェブサイト『駅弁資料館』で館長を務めている福岡健一によると、「日本国内では約300の鉄道駅で2100種類以上の駅弁が売られている」とのことです。
 今年4月に、山と渓谷社から「旅と鉄道」編集部編の『駅弁大百科』が発売されました。
サブタイトルは『駅別で探すのも楽しい1000駅弁』。オールカラーの『大百科』にふさわしい内容です。 
 

 駅弁の掛紙などをよく見ると、所謂『駅弁マーク』が付いているものと付いていないものがあります。 
 これは、『日本鉄道構内営業中央会』が1988年(昭和63年)に商品の安心・信頼をPRする目的で制定したもので、会員が製造・販売する『駅弁』に限って使用することが出来るからです。
 外枠は弁当の容器をイメージし、中の十字は弁当の仕切り。
 赤丸は日の丸弁当、そして人々の交流の暖かさを表し、幕の内弁当の由来が歌舞伎から来ていることから、勘亭流の字体を用いてるそうです。


 現在は、『駅弁マーク』が付いていないものでも、『駅弁』として認知されているものがたくさんあります。


晴耕雨読日記 2020年(令和2年)5月1日 金曜日 朝の散歩

2020-05-01 08:30:27 | 晴耕雨読日記
 『令和」になって1年が過ぎました。
 万葉集にある「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す」との文言から引用したもので、「この『令和』には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。
 『昭和』では太平洋戦争、『平成』では大規模災害。そして今、新型コロナウイルス禍。『令和』の文字のイメージ「世の中を平和にさせる」という日が早く来ることを願うばかりです。


 曇っていますが、寒さはそんなに感じません。とは言っても、当地ではクールビズはまだまだ!
 

 『地方独立行政法人青森県産業技術センター畜産研究所』に続く道の踏切です。


 桜も散り始めてきました。


 春の風物詩とでも言いましょうか、除雪作業で傷んだ道路の白線を引き直す作業が始まっています。


 道路の先、港に面した辺りが『野辺地臨港線』の終点跡のようです。


 今日から5月。いつもならまだ白く見える『烏帽子岳』も、暖冬少雪の影響か雪解けも早いようです。


 『10kmコース』。約10km、1時間半ほどの散歩でした。
 今日は、犬の散歩をしている2人とすれ違いました。