【花咲かにめし】(釧路駅)
2022.4.25投稿
2011年(平成23年)7月23日 根室駅で購入 価格1,000円
[製造元](株)釧祥館
中身がよく分かる大きな窓付きの掛紙(スリーブ)です。
醤油ベースの茶飯の上の3分の1を錦糸玉子とイクラ醤油漬けで覆い、残る3分の2を味付きの花咲ガニのほぐし身に味付け竹の子を混ぜて覆っています。
2004年(平成16年)に根室駅初の駅弁として発売されました。
『ハナサキガニ』は、根室の地名「花咲」に由来すると言う説もあるヤドカリの仲間のタラバガニに近いカニです。
油分が多いため御弁当には向かないカニと言われていましたが、根室の光洋水産会社との共同開発で弁当化したそうです。
当時は、掛紙(スリーブ)に「根室駅」と表記されていました。
根室駅での駅弁販売は2010年(平成22年)に終了し、釧路駅での販売になっていましたが、翌年『日本最長普通列車で行く道東の旅』3日目に根室を訪れた際、「根室駅」の表記はありませんでしたが、掛紙のデザイン・内容が同じ駅弁が根室駅で販売されていましたので昼食用に購入しました。
その後この駅弁は、掛紙のデザインを変更し、味付あさりを加えたものにリニューアルされました。
現在も更にリニューアルされて、釧路駅で販売されています。
製造元は、1917年(大正6年)、釧路駅構内営業の許可を得て開業した老舗です。
1953年(昭和28年)に個人営業から、株式会社釧正館を設立しましたが、1989年(平成元年)に営業権を旭川駅立売株式会社に移譲し、翌年には社名の「釧正館」を「釧祥館」と一字変更しています。
1953年(昭和28年)に個人営業から、株式会社釧正館を設立しましたが、1989年(平成元年)に営業権を旭川駅立売株式会社に移譲し、翌年には社名の「釧正館」を「釧祥館」と一字変更しています。
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