旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション231 「桃太郎の祭ずし」(岡山駅)

2022-08-16 10:29:24 | 駅弁コレクション
【桃太郎の祭ずし】(岡山駅)
                            2022.8.16投稿

2016年(平成28年)12月10日 岡山駅で購入 価格1,000円
                      [製造元](株)三好野本店

 昔話『桃太郎』に登場する桃太郎とその仲間のイラストが色鮮やかに描かれた掛紙(パッケージ)です。


 容器は桃の形をしています。


 酢飯の上に錦糸玉子を敷き、鰆(さわら)の酢漬け、たこの酢漬け、酢蓮根、藻貝煮、ままかりの酢漬け、海老煮、紅生姜、菜の花醤油漬け、椎茸煮、筍煮、小鯛の甘酢漬け、穴子煮を載せています。


 蓋を開けると彩りや盛りつけがとても美しく、「祭ずし」というネーミングがぴったりの駅弁でした。
 岡山県の郷土料理「ばら寿司」と、岡山説が根強い桃太郎伝説。この岡山名物をミックスした駅弁が『桃太郎の祭ずし』と言われていますが、1963年(昭和38年)の販売当初は『祭ずし』の名で販売を始めました。
 その後、岡山県らしさということをさらに強調するように、桃太郎にちなんだ桃型の容器を開発したことをきっかけに、名前も『桃太郎の祭ずし』に変わりました。
 パッケージの裏には、「祭りずし」の説明と、「三好野本店」の駅弁の歴史が書かれています。


 「サンライズ出雲・境線・三江線の旅」の途中、岡山駅で購入しました。
 この駅弁は現在も1,000円で販売されています。
 酢飯にのせる食材は数年ごとに見直しを図っているということで、現在は有頭海老煮、焼き穴子、ままかりの酢漬け、たこの酢漬け、あさり煮、焼きたけのこ煮、椎茸煮、青菜漬、酢蓮根、おぼろ、紅生姜、錦糸玉子の12種類のようです。


 製造元の三好野本店は、1963年(昭和38年)から販売している『桃太郎の祭ずし』が有名です。
 三好野の前身は、1781年(天明元年)岡山の西大寺で創業した米問屋「藤屋」だそうです。
 1874年(明治7年)には高級旅館「三好野」を始め、1891年(明治24年)の山陽鉄道倉敷延長されたのを機に、駅弁の販売を始めたそうです。
 1937年(昭和12年)に株式会社に改組。
 駅弁だけでなく、各種弁当・仕出料理・総菜等製造並びに販売を手がける会社です。
 2022年(令和4年)に天満屋ストアの完全子会社となりました。

今日は・・・ 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)8月15日(月)

2022-08-15 19:45:24 | 閑雲野鶴日記

 今日は何の日と言ったら良いんでしょうね。
 「お盆」「終戦の日」「刺身の日」・・・。
 どれも考え方によって諸説がありそうなので、過ぎた日を振り返る日とでも言いましょう。
 今日の昼食は久しぶりに、野辺地駅の『駅そばパクパク』の「のり弁」にしました。 
 例によって、掛紙は自作です。




 おまけ。
 今夜の肴。
 「カボチャ煮」「ピーマンの塩昆布和え、蛸の刺身」「餃子」「赤酢漬3点(胡瓜・人参・牛蒡)」


 デザートは『青森の桃』。
 美味しかったぁ~。



駅弁コレクション230 「愛媛みかんブリの西京焼き弁当」(岡山駅)

2022-08-15 09:10:18 | 駅弁コレクション
【愛媛みかんブリの西京焼き弁当】(岡山駅)
                            2022.8.15投稿

2016年(平成28年)12月10日 岡山駅で購入 価格1,080円
                      [製造元](株)三好野本店

 商品名由来のブリの切り身とみかんの絵が描かれた掛紙(スリーブ)です。


 白飯の上にブリの西京焼きと、も貝煮が載っていて、付け合わせは玉子焼きと椎茸・人参の煮物です。




 ブリの西京焼きは味噌が控えめで、脂もあまりなく、冷めても美味しく頂くことが出来ました。
瀬戸内科を挟んでお隣同士と言うこともありました、岡山の駅弁屋さんが愛媛県を前面に出した珍しい物と言えるのではないでしょうか。


 「サンライズ出雲・境線・三江線の旅」の途中、岡山駅で購入しました。
 この駅弁はすでに終売になっています。

 製造元の三好野本店は、1963年(昭和38年)から販売している『桃太郎の祭ずし』が有名です。
 三好野の前身は、1781年(天明元年)岡山の西大寺で創業した米問屋「藤屋」だそうです。
 1874年(明治7年)には高級旅館「三好野」を始め、1891年(明治24年)の山陽鉄道倉敷延長されたのを機に、駅弁の販売を始めたそうです。
 1937年(昭和12年)に株式会社に改組。
 駅弁だけでなく、各種弁当・仕出料理・総菜等製造並びに販売を手がける会社です。
 2022年(令和4年)に天満屋ストアの完全子会社となりました。

御霊供膳 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)8月14日(日)

2022-08-14 20:30:47 | 閑雲野鶴日記

 明日の昼過ぎから雨が降る予報ですから、束の間の晴れでしょうか。
 

 今日から位牌堂には、お寺さん準備した御霊供膳(おりくぜん)が供えられます。
 御飯は右向こう・汁は左向こう・煮物(平皿)は右手前・漬物は左手前・真ん中は和え物(ツボ)ですが、何年も前からツボの和え物の代用としてお菓子、特に夏はゼリーを使うようになっています。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「煮しめ」「蛸と胡瓜の潮」「胡瓜の辛子漬け、大根おろしのめかぶのせ、大根の赤酢漬け」「ボロニアソーセージ、さきいか人参、茄子の油焼き、牛蒡の赤酢漬」「蟹味噌」



駅弁コレクション229 「下津井旅情」(岡山駅)

2022-08-14 12:15:18 | 駅弁コレクション
【下津井旅情】(岡山駅)
                            2022.8.14投稿

2016年(平成28年)12月10日 岡山駅で購入 価格1,080円
                      [製造元](株)三好野本店

 下津井港を描いた絵に、下津井節の一説と商品名が書かれた掛紙(ボール紙製の箱)です。


 御飯は「祭ずし」。酢飯の上に錦糸玉子を載せ、海老酢漬、ままかり酢漬、たこ酢漬、も貝煮、煮あなご、酢蓮根、紅生姜を散らしています。
 おかずは、御飯の横に牛蒡の甘煮、さわらの白醤油焼き、ひじき煮、枝豆の塩茹、卵焼き、はじかみが入っています。
 右上には、海老・椎茸・シシトウの天ぷらと肉団子串です。
 左上には、枝豆がんも・こんにゃく・いんげん・筍・人参の炊き合わせといいだこ醤油煮です。
 中央は、大根さくら漬けと抹茶わらび餅です。




 駅弁の名前になっている「下津井(しもつい)」というのは、岡山県倉敷市の中でも、もっとも四国側に突き出した場所にある港町です。
 この駅弁は、2007年(平成19年)6月に駅弁から撤退した「西日本サービスネット岡山」の駅弁でした。
 人気商品だったため現在の製造元が引き継ぎ復活しました。
酒の肴におかずをつまんで、仕上げに「祭ずし」。お勧め駅弁です。
 現在も1,180円で販売されていますが、『駅弁マーク』が付かない「幕の内弁当」扱いになっています。


 「サンライズ出雲・境線・三江線の旅」の途中、岡山駅で購入しました。

 製造元の三好野本店は、1963年(昭和38年)から販売している『祭ずし』が有名です。
 三好野の前身は、1781年(天明元年)岡山の西大寺で創業した米問屋「藤屋」だそうです。
 1874年(明治7年)には高級旅館「三好野」を始め、1891年(明治24年)の山陽鉄道倉敷延長されたのを機に、駅弁の販売を始めたそうです。
 1937年(昭和12年)に株式会社に改組。
 駅弁だけでなく、各種弁当・仕出料理・総菜等製造並びに販売を手がける会社です。
 2022年(令和4年)に天満屋ストアの完全子会社となりました。