4月20日、秦野駅のホームに降りたら、電線にイソヒヨドリ♂が止まっていました。
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イソヒヨドリは本来、海岸の崖地や岩地に見られる鳥です。冬に暖地で過ごした個体が北へ渡る途中の可能性があります。雄は色彩豊かですが、雌は暗褐色で地味です。
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その後、線路の向こう側に舞い降り、段々近くまで下りてきました。結構サービス精神に富んでいます。
気が付くと一緒に電車を降りた乗客はホームに一人もいません。珍しい鳥なのに興味を持つ人は意外と少ないものです。
くずはの家の「ほたるの道」や「うぐいすの道」の木が鬱蒼とした所でウグイスが囀っていました。その声に混ざってガビチョウがウグイスよりも大きな声で啼いてます。ガビチョウはウグイスの真似もするそうですが、今回は本来の囀りだったのだろうか。
「ウグイスの道」では3,4羽が道を横切り、藪の中に小走りに潜り込むのを目撃しました。
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「ほたるの道」で見かけたガビチョウです。
くずはの家の職員に「ガビチョウが多いですね、ウグイスよりも大きい声でした」と話をしたら「そうですね、もう少し遠慮して啼いてくれるといいのですけどね」と。このままでは野鳥の生態系が破壊される恐れも感じられました。
<カラスの行水シーン>
くずはの家をひと通り巡った後、園内の「どんぐり山」のベンチで昼食を摂っていたら、水浴び場にハシブトカラスがやって来て水浴びを始めました。
行水1回目
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水の中に下りると、5,6回水中で羽ばたきをし、水しぶきを上げます。それを何回か繰り返し、それから10m位右にある木の枝に止まります。
行水2回目
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顔を水に付けて羽ばたいたり頭を上げたりを繰り返します。そして木の枝に移動します。
行水3回目
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一心不乱に水浴びをしています。また木の枝に移動します。
行水は3回繰り返され、開始(13:01)から終了(13:09)までは8分でした。「カラスの行水」は入浴時間の短いたとえですが、このカラスは3回も出たり入ったりして入念に水浴びし汚れを落としていました。
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やがてカラスは僕の座るベンチの隣まで飛んで来て止まりました(13:15)。全身水に濡れ気持よさそうです。「カラスの濡れ羽色」ですね。
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近くの木に移り、翼の水気を振い落しています。
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一段落着いた様子です。水浴び場から適度に離れた所で食事したのが幸いして面白い場面に遭遇できました。
<シジュウカラ>
くずはの家ではシジュウカラの巣箱のライブ中継をしています。その様子を見せてもらうと、シジュウカラは雄・雌共に留守で、産座には動物の毛が被せられていました。
職員の方は「今日までで毎日1個ずつ、合計9個の卵を産みました。今は鹿の毛と犬の毛が被せられて卵は見えません」と言って9個の卵の写った写真をみせてくれました。
「産卵が今日で終わると今日から抱卵し始め、14日後位に孵化し、雄と雌が交代で餌をやり、5月20日頃巣立つのではないかと予想しています」「すべての卵を産み終わらないと温め始めません。抱卵は雌が行い、雄は外で見張りをします」
「昨年は、巣立ちの予想日に少し早めの8時半にここに出勤しましたが、すべて巣立った後でした。今年はもっと早くここにこないとだめですね」
と丁寧に説明していただく。シジュウカラへの愛情にあふれた笑顔が印象に残っています。
今日届いた情報によると昨日も産卵し卵は計10個になり、抱卵を開始したそうです。
帰り際にツグミを見かけました。そろそろ北へ帰る季節です。
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イソヒヨドリは本来、海岸の崖地や岩地に見られる鳥です。冬に暖地で過ごした個体が北へ渡る途中の可能性があります。雄は色彩豊かですが、雌は暗褐色で地味です。
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その後、線路の向こう側に舞い降り、段々近くまで下りてきました。結構サービス精神に富んでいます。
気が付くと一緒に電車を降りた乗客はホームに一人もいません。珍しい鳥なのに興味を持つ人は意外と少ないものです。
くずはの家の「ほたるの道」や「うぐいすの道」の木が鬱蒼とした所でウグイスが囀っていました。その声に混ざってガビチョウがウグイスよりも大きな声で啼いてます。ガビチョウはウグイスの真似もするそうですが、今回は本来の囀りだったのだろうか。
「ウグイスの道」では3,4羽が道を横切り、藪の中に小走りに潜り込むのを目撃しました。
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「ほたるの道」で見かけたガビチョウです。
くずはの家の職員に「ガビチョウが多いですね、ウグイスよりも大きい声でした」と話をしたら「そうですね、もう少し遠慮して啼いてくれるといいのですけどね」と。このままでは野鳥の生態系が破壊される恐れも感じられました。
<カラスの行水シーン>
くずはの家をひと通り巡った後、園内の「どんぐり山」のベンチで昼食を摂っていたら、水浴び場にハシブトカラスがやって来て水浴びを始めました。
行水1回目
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水の中に下りると、5,6回水中で羽ばたきをし、水しぶきを上げます。それを何回か繰り返し、それから10m位右にある木の枝に止まります。
行水2回目
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顔を水に付けて羽ばたいたり頭を上げたりを繰り返します。そして木の枝に移動します。
行水3回目
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一心不乱に水浴びをしています。また木の枝に移動します。
行水は3回繰り返され、開始(13:01)から終了(13:09)までは8分でした。「カラスの行水」は入浴時間の短いたとえですが、このカラスは3回も出たり入ったりして入念に水浴びし汚れを落としていました。
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やがてカラスは僕の座るベンチの隣まで飛んで来て止まりました(13:15)。全身水に濡れ気持よさそうです。「カラスの濡れ羽色」ですね。
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近くの木に移り、翼の水気を振い落しています。
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一段落着いた様子です。水浴び場から適度に離れた所で食事したのが幸いして面白い場面に遭遇できました。
<シジュウカラ>
くずはの家ではシジュウカラの巣箱のライブ中継をしています。その様子を見せてもらうと、シジュウカラは雄・雌共に留守で、産座には動物の毛が被せられていました。
職員の方は「今日までで毎日1個ずつ、合計9個の卵を産みました。今は鹿の毛と犬の毛が被せられて卵は見えません」と言って9個の卵の写った写真をみせてくれました。
「産卵が今日で終わると今日から抱卵し始め、14日後位に孵化し、雄と雌が交代で餌をやり、5月20日頃巣立つのではないかと予想しています」「すべての卵を産み終わらないと温め始めません。抱卵は雌が行い、雄は外で見張りをします」
「昨年は、巣立ちの予想日に少し早めの8時半にここに出勤しましたが、すべて巣立った後でした。今年はもっと早くここにこないとだめですね」
と丁寧に説明していただく。シジュウカラへの愛情にあふれた笑顔が印象に残っています。
今日届いた情報によると昨日も産卵し卵は計10個になり、抱卵を開始したそうです。
帰り際にツグミを見かけました。そろそろ北へ帰る季節です。