10月14日
13日夜から14日未明に台風14号が関東南部を通過し、起きるともうすでに眩しいほどの秋晴れになっていました。そこでアサギマダラを探しに行きました。林道の入り口に来ると、アサギマダラが1頭トネアザミで吸蜜していました。急なことでカメラの設定もいい加減なままの撮影になってしまいました。
※愛用するカメラのNikon D7000の撮影モードダイアルが知らない間に動いていた。ダイヤルが簡単に動くのが唯一の?欠点
アサギマダラ♂
後翅裏に黒い紋(性標)があるのが♂です。
林道を上に行く途中で、翅がかなり破損した個体1頭と、雄雌もわからないうちに慌ただしく飛び立った1頭に出会っただけで折り返し、来た道を戻ることになり、今日はまともなのを撮影できないかと気落ちしました。最後の望みは、林道入口付近のトネアザミのところ。望みがかなって今度は♀3頭がまとまって見られました。
アサギマダラ♀
♀同士は仲が良いのか、1頭が止まる花にもう1頭が止まる場面がよく見られました。
トネアザミに並んで止まるアサギマダラ♀
飛び方が緩やかなので飛翔写真も撮影。この個体は色が少しあせていますが、まあきれいな個体でした。
アサギマダラは9月頃から南下西進を始め、9月下旬には京都府水尾の藤袴園にも多数飛来したようです。その後四国や大分県姫島などへの移動のニュースもあり、そろそろ鹿児島県の喜界島や南西諸島へと渡る数が増えていくと思います。
その一方で、関東南部では例年10月下旬ぐらいまでアサギマダラが残留します。もう一度会いに行きたいと思います。
♪ ♪ ♪
林道ではウラギンシジミにも多く出会いました。6頭撮影しましたが、夏型あり、中間型あり、秋型ありと変化に飛んでいました。
1.ウラギンシジミ♂ 夏型
前翅先端が丸みを帯びています。
2.ウラギンシジミ♂ 中間型
前翅先端が直角に近いです。
3.ウラギンシジミ♂ 中間型(別個体)
この個体は僕の周りを飛び、止まる場所に選んだのがザックの上。汗のにおいに敏感で以前もカメラのレンズに止まったこともありました。この習性は♂に限られます。口吻(ストロー)が見えるでしょうか。塩分摂取が目的と思われます。
4.ウラギンシジミ♂ 秋型
前翅先端が尖っています。
5.ウラギンシジミ♀ 秋型
この日唯一会えた雌です。♀の秋型は鋭く尖ります。越冬するのは♀秋型がほとんどで、♂も低い割り合いながら越冬します。
♪ ♪ ♪ 付録
シラヤマギクとテングチョウ
山野草への訪花はあまり見ないので載せておきます。
クモガタヒョウモン♂も2頭見られました。5月下旬頃から生きている長寿の蝶なだけあって、翅が痛々しいほど破損していました。
空気も乾燥し、林道は涼しく快適でした。
13日夜から14日未明に台風14号が関東南部を通過し、起きるともうすでに眩しいほどの秋晴れになっていました。そこでアサギマダラを探しに行きました。林道の入り口に来ると、アサギマダラが1頭トネアザミで吸蜜していました。急なことでカメラの設定もいい加減なままの撮影になってしまいました。
※愛用するカメラのNikon D7000の撮影モードダイアルが知らない間に動いていた。ダイヤルが簡単に動くのが唯一の?欠点
アサギマダラ♂
後翅裏に黒い紋(性標)があるのが♂です。
林道を上に行く途中で、翅がかなり破損した個体1頭と、雄雌もわからないうちに慌ただしく飛び立った1頭に出会っただけで折り返し、来た道を戻ることになり、今日はまともなのを撮影できないかと気落ちしました。最後の望みは、林道入口付近のトネアザミのところ。望みがかなって今度は♀3頭がまとまって見られました。
アサギマダラ♀
♀同士は仲が良いのか、1頭が止まる花にもう1頭が止まる場面がよく見られました。
トネアザミに並んで止まるアサギマダラ♀
飛び方が緩やかなので飛翔写真も撮影。この個体は色が少しあせていますが、まあきれいな個体でした。
アサギマダラは9月頃から南下西進を始め、9月下旬には京都府水尾の藤袴園にも多数飛来したようです。その後四国や大分県姫島などへの移動のニュースもあり、そろそろ鹿児島県の喜界島や南西諸島へと渡る数が増えていくと思います。
その一方で、関東南部では例年10月下旬ぐらいまでアサギマダラが残留します。もう一度会いに行きたいと思います。
♪ ♪ ♪
林道ではウラギンシジミにも多く出会いました。6頭撮影しましたが、夏型あり、中間型あり、秋型ありと変化に飛んでいました。
1.ウラギンシジミ♂ 夏型
前翅先端が丸みを帯びています。
2.ウラギンシジミ♂ 中間型
前翅先端が直角に近いです。
3.ウラギンシジミ♂ 中間型(別個体)
この個体は僕の周りを飛び、止まる場所に選んだのがザックの上。汗のにおいに敏感で以前もカメラのレンズに止まったこともありました。この習性は♂に限られます。口吻(ストロー)が見えるでしょうか。塩分摂取が目的と思われます。
4.ウラギンシジミ♂ 秋型
前翅先端が尖っています。
5.ウラギンシジミ♀ 秋型
この日唯一会えた雌です。♀の秋型は鋭く尖ります。越冬するのは♀秋型がほとんどで、♂も低い割り合いながら越冬します。
♪ ♪ ♪ 付録
シラヤマギクとテングチョウ
山野草への訪花はあまり見ないので載せておきます。
クモガタヒョウモン♂も2頭見られました。5月下旬頃から生きている長寿の蝶なだけあって、翅が痛々しいほど破損していました。
空気も乾燥し、林道は涼しく快適でした。