日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

沖縄へのリスペクト

2018-09-23 | 日々思うこと、考えたこと

 翁長樹子さんの言葉に心打たれました。

 一つひとつの言葉の重みと、「オール沖縄」の代表であった翁長さんが政府が権力を総動員して潰そうとしていたかを垣間見ることができるすスピーチ。

 対立や分断を乗り越えるために。

 新基地建設は許さないという揺るがぬ意志を示すために。

 相手が「オールジャパン」で来るならばこちらも「オールジャパン」で沖縄の人たちを支えるために。

 沖縄が一致点に基づく共闘の最先端であり、それを発展させている場所への最大のリスペクトの気持ちを表すために。

 「オール沖縄」の玉城デニーさんにはなんとしても知事になってもらわなければ!

 デニーさんのホームページもぜひ。

 樹子さんのスピーチを紹介します。(9月23日「赤旗」報道

 泣かずにしゃべれる自信がありません。本当にたくさんの方に支えていただいて必死に頑張りましたが、(翁長雄志は)8月8日に急逝いたしました。ひと月半になります。正直、翁長が亡くなって、頭の中では理解しているつもりなのに、心がなかなか追いつきません。洗濯物を畳んでいるだとか、ご飯を出したときに突然、「あっそうだパパ」って顔を上げちゃうんですよね。

 そしたら遺影の翁長がいつも笑っているの。「ばかだなあ君は」って言って。翁長が恋しいです。あの笑顔がもう一度見たい。あの笑い声がもう一度聞きたい。でも、かなわない。

 この選挙は正直言って翁長がいつも言っていたように、みんな同じウチナーンチュ(沖縄の人)だから、みんな一生懸命考えてみんなが出した結論はもうそういうことなんだということで、私は今回、本当は静かに皆さん県民の一人ひとりの方が出す結論を待とうと思っていました。

 ところが、日本政府の方のなさることがあまりにもひどいから、たった140万人の(日本の)1%しかない沖縄県民に、「オールジャパン」と称して、政府の権力を全て行使して、私たち沖縄県民をまるで愚弄(ぐろう)するように押しつぶそうとする。民意を押しつぶそうとする。何なんですかこれは。

 こんなふうに出てくるというのは正直、とても躊躇(ちゅうちょ)しました。でももう、何だか翁長が「もう仕方がないな、みんなで頑張らないといけないから君も一緒になって頑張っておいで」と言ってくれたような気がして、今日はこの場に立っております。

 この沖縄は翁長が心の底から愛して、140万県民を本当に命がけで守ろうとした沖縄です。(日本政府は)県民の心に1ミリも寄り添おうとしない。申し訳ないけど、私は譲りたくはありません。いまデニーさんの話を聞いて、よかった、うちの人の心をデニーさんが継いでくれるんだと思ったら涙が止まりません。

 残り1週間です。簡単には勝てない。それでも簡単には負けない。翁長がずっと言っていた、私たちウチナーンチュの心の中をすべてさらけ出してでも、マグマを噴き出させてでも、必ず勝利を勝ち取りましょう、みなさん。頑張りましょうね。ぬちかじり(命の限り)。ぬちかじりですよ。よろしくお願いします。

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