日本若者協議会主催の「ユース・パーラメント」(日本共産党編)。
共産党からは、田村智子・山添拓・いわぶち友の各参議院議員、米倉春奈・藤田りょうこ・池川友一の各都議会議員が参加しました。
テーマは、
①若者の政治参加(選挙制度・⾏政)
②教育(高校、大学)
③子ども・若者の貧困
④⾃殺・いじめ・不登校・児童虐待
⑤⼥性の社会進出・⼦育て
⑥震災復興・防災(被災者支援のあり方)
の6つ。
若い人たちから政策提言を受け取りディスカッションを行いました。
私が参加したのは、若者の政治参加。
主に3つの提言をいただきました。
一つめは、被選挙権年齢の引き下げ。
具体的には地方議会は18歳、衆参は5歳ずつ引き下げ、衆議院は20歳、参議院は25歳にするというものです。
18歳選挙権が実現し、「若い世代の声を聞く」だけでなく「自分たちの世代を代表して代弁する人」を議会に送りたいという提言はしびれました。
共産党の政策は、「被選挙権年齢の引き下げ」ですが、これは具体的に何歳まで下げようとしているのか、次の参院選公約で示してほしいという注文も。
二つめは、供託金の引き下げ。
あまりにも供託金が高すぎるわけですが、最終的には供託金なしにしてほしいという話でした。
三つめは、高校生の政治参加です。
以前に、「学校における決定に影響を与えることができる──『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む』を読んでみた⑹」という記事をポスティングしたことがありますが、高校生のみならず子どもたちが自分たちの意見を表明し、決定に参加するというということが日本には決定的に不足しています。
ディスカッションでは、生徒会の運営のあり方、友だちとの政治議論、校則や学校でのルールの決め方など多岐にわたる議論に。
学校のシステムが、大学受験をターゲットにしていることで、大学で何を学び、社会に出てどういう生き方をしたいのかを考える機会が失われているという問題提起もあり、入試制度を変えることでもっと社会に目が向けやすくなるのではないかという指摘もありました。
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本当に刺激的で、頭をフル回転しながらの2時間半。
政治家が一方的に政策を話すわけでもなく、若い人たちの話を一方的に聞くわけでもなく、双方向で意見交換するディスカッションという機会はとても貴重でした。
閉会のあいさつをした高校生からこの場では「なるほど」と言ってもらえるけれど、その先がどうなっていくのかわからないので、分かるようにしてほしいというコメントがありました。
「言いっぱなし」「聞きっぱなし」とせず、提言やディスカッションで意見交換した内容について、議会でも取り上げ、それを再び返していけるようにしていきたいと思います。
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