このブログでもポスティング(参考:東京の大問題!重複障害児を過小報告──絶対に放置できない)しましたが、都特別支援学校の重複障害児数を過少報告していた問題。
6月2日付の「東京民報」(上の画像をクリックするとPDFファイルが開きます)が、質問の内容と東京の背景について詳報しています。
記事の中にもありますが、上のグラフが東京の異常さを端的に表しています。
特別支援学校の在籍者数は大きく増えているのに、重度重複学級の数はずっと横ばい。都教委は、「総合的に判断」したと言っていますが、「適切な指導や必要な支援が行われていない」可能性は否定できません。
山下議員は、東京都の異常な実態について次のように指摘しています。
聞きますと、東京都ではどんな重複障害の子どもが現実にいても重複学級の数が始めから決まっていて、校長先生がこの現実を見てほしいと、重複学級をもっと増やしてほしいといくら言っても認められないというんですよ。
ある先生から聞いた具体例は、重複学級を今年は他の学校に回すために、あなたの学校を重複学級数は一つ没収しますと言われたとか、あるいは、他校からより重い重複障害児が転入してきたところ、これまで重複障害児と認定されていた子どもを重複から外すという、重複障害児の認定外しということも行われていますということも聞きました。
様々な声は、私たち都議団のところにも寄せられています。
まずは、実態について調査すべきです。
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