日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

町田市民は、蔵書数は一番少ないのに、本を借りる人は多い「本好き」の人が多い

2019-05-26 | 活動のこと

 2つの後援会のつどいに出席しました。

 国政、都政、市政報告と参院選で躍進しようと意見交換をさせていただきました。

 今回もやっぱり、直接地域の問題について意見交換するのは大切だと感じる集まりとなりました。

 例えば、「小山地域は図書館がなくて本当に不便。増やさなきゃいけない時に、現状よりも減らすなんてとんでもない。小山地域にも図書館を増やしてほしい」という声。

 (日本共産党町田市議団 田中美穂市議の「つながる鶴川」(第42号)より引用)

 町田市民一人当たりの蔵書数は2.2冊と多摩26市で最下位。一方で、市民一人あたりの貸出数は、8.8冊と多摩26市で9位です。(平成30年度東京都公立図書館調査報告より)

 町田市民は、蔵書数は一番少ないのに、本を借りる人は多い「本好き」の人が多いのです。

 小山地域で話を聞くと、小山の場所にもよりますが、忠生図書館まで車で行ったり、相互利用ができる相模原の図書館まで借りに行っているといいます。

 身近な場所に図書館があることは、生活の質にとっても重要です。

 しかし、町田市は、鶴川図書館やさるびあ図書館を「公共施設再編」の名で廃止しようとしています。市議会で請願が採択された、にも関わらずです。

 廃止の流れにストップをかけ、地域に身近な図書館を増やしていく方向こそ、未来をひらくと思います。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


全国トップの議席占有率──都政と村政の連携プレーで

2019-05-25 | 日々思うこと、考えたこと

 全国で最も日本共産党の議席占有率が高い議会。

 定数6に2人の共産党議員がいる東京都御蔵島村。同じ議席占有率なのが、京都府大山崎町で、定数12に4人の共産党議員がいます。

 議席占有率33%ですから、議案提案権(議員提出議案)はもちろん、議会召集もできる人数です。ちなみに、都内で共産党議員団が議会召集権を持っているのは清瀬市議会(定数20に5人の共産党議員)です。

 御蔵島村議選に初挑戦した、すなはらみなこさん。

 福祉のスペシャリストであり、村の中でも重要な介護を担う人でもあります。

 そのすなはらさんが、「実は立候補することになりまして」と連絡をくれたのが4月2日のこと。

 町田にお住まいだったこともあり、つながりがあったために連絡をいただいたのでした。

 その後、選挙では現職に競り勝ち、1票差で当選。

 

 選挙中、街頭演説をすることもなく、ひたすらに選挙はがきを送る。普段と変わらず、ほとんど日常だという話を聞き、選挙にも色々あるんだなと驚いたろころです。

 時は流れて、今月23日に再びお会いする機会がありました。「当選おめでとう!」と喜びを分かち合い、共産党町田市議団の会派室に案内。

 島しょの問題は、都政がどういう役割を果たすのかが大きいわけです。

 共産党都議団は、4月24日に「御蔵島、神津島、新島、式根島におけるブロードバンドサービスの利用障害についての申し入れ」を東京都に対して行いました。

 これは4月22日に発生した御蔵島、神津島、新島、式根での光回線を使ったインターネット等の利用に障害について、対応を求める内容です。

 都政と村政の連携プレーで、暮らしに役立つ政治を実現するために、力を尽くしていきます。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


加齢性難聴公的支援乏しい日本──共産党、補聴器購入補助など要請

2019-05-24 | 学んだこと、政策のこと

 加齢性難聴支援が急がれています。(上の記事は、5月23日付「しんぶん赤旗」。画像をクリックするとPDFファイルが開きます)

 加齢性難聴の一つの特徴は、本人が聞こえにくい(耳が遠くなった)ということを自覚しにくいということです。

 難聴になる速度がゆっくりなだけでなく、周囲の人たちも声のボリュームをあげて対応するなど、聞こえにくいことをカバーする作用が働くのです。

 耳鼻科の医師から話を聞いてみると、聞こえにくくなる仕組みは様々ありますが、加齢性難聴の場合は耳の奥にある「蝸牛(かぎゅう)」と呼ばれるカタツムリのような器官がにある細胞が機能しなくなることで発生するということです。

 耳鳴りやめまい、ふらつきなどの症状が出る場合にも、この蝸牛の働きが原因の可能性があります。

 補聴器の普及のカギは、価格が高いというハードルをどうするかということです。それから、補聴器は「カッコ悪い」「恥ずかしい」という状況を変えていくことも重要だと耳鼻科の医師から話を聞きました。

 諸外国と比較しても、圧倒的に遅れている分野であり、補聴器の公費助成や地域で調整や訓練などができる環境を広げていくことために奮闘します。

 難聴と補聴器に関するアンケートにご協力ください。

  • アンケート用紙をダウンロードする場合は→コチラ
  • インターネットアンケートの場合は→コチラ

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


東京の大問題!重複障害児を過小報告──絶対に放置できない

2019-05-23 | 東京都政・都議会のこと

 

 21日の参議院文部科学委員会で、重大な問題が浮上しました。(参考:5月22日「赤旗」 都、重複障害児を過少報告/教員配置手厚い学級 減らす/参院文科委 山下議員が独自調査

 2つ以上の障害がある子どもたちが通う重度重複学級。

 共産党都議団は、都立特別支援学校の在籍者数が増え、重複障害児が増えているのに重度重複学級がまったく増えていないという問題をくり返し指摘しました。

 昨年の都議会予算特別委員会で、里吉ゆみ議員がこの問題を取り上げました。(全文はコチラ

 重度重複学級の部分について、少し長いですが引用します。

○里吉委員 障害の重い子の教育を支えているのが、少人数で手厚い教育を行える重度重複学級です。ところが、この重度重複学級が足りないのです。全国の重複学級の在籍率と、東京の在籍率を比べると、その差は歴然です。
 平成二十八年度、全国の特別支援学校の小中学校で、全ての児童生徒のうち、どれだけ重複学級に通っているか、文部科学省の調査で見てみますと、全国は三六・五%、都立特別支援学校では一三%、肢体不自由校だけで見ますと、全国は五五%、東京では二七%です
 東京では特別支援学校に通う児童生徒が、障害の軽い子供が多いのかというと、そんなことはありません。例えば、肢体不自由学校では、障害の重さにより、教育内容が分かれていますが、その中で一番重い、先ほど紹介したO君のようなお子さんや、知事のおっしゃった、体や目のわずかな動きだけで意思や感情を表現する子供のための自立活動を主とする教育課程というのがあります。
 この自立活動を主とする教育課程を受けている児童生徒の数はどれくらいなのか伺います。

○中井教育長 平成二十九年度、都立肢体不自由特別支援学校十八校に在籍し、自宅等から通学している児童生徒は、千八百二十九人でございます。そのうち自立活動を主とした教育課程により指導を受けている児童生徒は、千百五十四人でありまして、これは全体の六三・一%に当たります。

○里吉委員 全体の六三・一%、六割以上の子供が、一番重い自立活動を主とする教育課程を受けているとのことです。これはすごい数字だと思います。以前の文教委員会の質疑で、都教育委員会は、重度重複学級は自立活動を主とした指導がより適切な児童生徒を対象に学級編制すると答弁をしています。
 現在、重度重複学級に在籍している児童生徒は、全体の三割に満たないけれども、重度重複学級の対象となる児童生徒は、その二倍もいるということではないでしょうか。全国と比較しても、また自立活動を主とする教育課程の子供の割合から見ても、東京の重度重複学級は少な過ぎると思いますが、見解を伺います。

○中井教育長 自立活動を行う、自立活動を主として教育課程の対象となっている児童生徒は、主に学習内容に対する理解の程度、そこを考慮して、対象にしているということでございまして、一方で、重度重複学級の対象となる児童生徒については、発達や行動、疾病などの側面から総合的に判断しているというものでございます。
 このように、両者を対象とするところには違いがあるわけでございまして、二つの数字を関連づけて議論するということには、やや問題があるんではないかと、そのように考えております。全国に比べてということについては、先ほど申し上げましたとおり、介護職員等、外部の専門人材を多く入れているというようなことも影響しているかと、そのように考えます。

○里吉委員 パネルを用意していただきたいと思います。実際、私が一月に視察した特別支援学校では、小学校二年生、普通学級の子供十一人のうち四人は、重重学級の子供たちと一緒のグループで自立活動を主とする教育課程で学んでいました。子供たちの実態に応じて適切に学級編制を決めれば、当然、重重学級に入る子供なのではないかと思います。 

 このやりとりから見えてくるのは、重度重複学級で学ぶべき子どもたちが入れていないということです。

 山下議員の質問で明らかになったのは、知的障害を併有する子どもは1167人いるのに、都は文科省に重複障害児は594人と「過小報告」しているという事実です。

 山下議員は、子どもの実態と学びの質に関わるとして、この問題を取り上げましたが、本当に重要な指摘だと思います。

 これに対して、文部科学大臣は「重複障害のある児童・生徒を単一障害と認定し、適切な指導や必要な支援が行われない場合があるとすれば問題」と答弁しました。

 国政と都政の連携プレーで、抜本的な改善をはかれるように全力を尽くしていきます。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


市民とつながる、都政につなぐ──池川友一活動報告ニュース「都政への架け橋」(第63号)

2019-05-22 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

 「池川友一活動報告ニュース 都政への架け橋」の第63号ができました。

 今週のニュースは、

  • 子どもの安全──急いで点検と改善を
  • 都議会で学習会「子どもの意見を大事にする」
  • 続々と届いています──難聴と補聴器アンケート
  • 6・9町田駅街頭演説告知

 について記事を書いています。

 以下、画像をクリックしていただくと、PDFファイルが開きます。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。