実は、私の事務所は、厚木基地のヘリコプターが東名高速に沿って飛ぶ時のコースの近くにあります。
そのとき時計を見なかったので確信をもっては言えないのですが、いつもとは音が違ってやけにうるさい(いつもうるさいのですが、それ以上に)ヘリコプターの音を記憶しています。いつもより低い高度で飛んでいるのかな、と思ったのでした。もしかするとこの時のヘリコプターが不時着したのかも、と思っています。
私がニュースで米軍ヘリの不時着を知ったのは、12時20分頃でした。
そのニュースによれば、8月3日午前10時55分ごろ、厚木基地を飛び立った米海軍所属のヘリコプター1機が海老名市社家の民有地(農業地)に不時着したということでした。
私は現地にすぐに向かいましたが、不時着した米軍ヘリは12時40分ごろに離陸したそうで、間に合いませんでした。
この写真は、息子の知人から送られてきたものです。
その後、目撃者の証言がいくつか集まってきました。
それによると、「機体の後ろから灰色の煙が出ていた。どんどん降りてきたので、家に落ちてくるんじゃないかと不安だった」ということです。
不時着した現場は、すぐ近くに特別養護老人ホームがあり、社家小学校、有馬高校があり、さらにJR社家駅、幼稚園、運動公園などもあります。一歩間違えば、大惨事になるところでした。
日本政府が米軍にものを言えない弱腰なので、なかなか改善されませんが、①事故原因など真相を究明し明らかにすること、②安全管理に万全を期すことを米軍に徹底させること、③農作物等の被害について誠意ある完全な補償を米軍に行わせること、などを繰り返し、粘り強く求めていくことが大事です。
こうした一人一人の声が未来をつくっていくことになりますので、このブログを見てくださった皆さんからも、ぜひ、声をいたるところで上げてくださいますよう、お願いいたします。
▲黄色いラインが今年5月の米軍ヘリの航跡
赤い●が今回の不時着地点