綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆なぜ働くものが報われないのか~メーデーに参加して社会の仕組みを考える

2007年05月01日 | 政治を考えるヒント


  今年のメーデーの日(5月1日)はあいにくの小雨細降る中でしたが、とても意義深いイベントだと思い参加してきました。県内十数箇所で行われているので、今年は藤沢の会場をめざしました。
  その集会の最後に採択された「メーデー宣言」がこれまでのメーデー宣言と違ってとてもユニークで的を得ているように思えたので、以下に引用させていただきました。

 


                   メーデー宣言(一部引用)

 1886年5月1日アメリカ・シカゴの労働者が、「1日8時間働いて、8時間寝て、8時間は自分たちの時間に」と要求して、ストライキに立ち上がったことを記念して、毎年開催されているメーデー。
 私たちが1日8時間を超える仕事をしたとき、残業代を請求できるのも、先輩たちのこうした闘いがあったことを、今こそ思い起こそう。そしてその闘いを、さらに引き継ぎ、大きく広げることを。
 いま国や大企業は「国に甘えるな」「会社に甘えるな」「自助努力をしろ」と労働法制や社会保障制度を次々と悪い方向へ変えている。
 でも、私たちは言ってやりたい。「世の中の富を作っているのは、私たち労働者・勤労国民。富を一所懸命運んだり売っているのも私たち労働者・勤労国民。その富を、『金を持っているから』ということだけで、ただでわれわれから奪い取っているのは、大企業と大資産家、その大企業から献金をもらっている多くの政治家たちだ。君たちこそ甘えるな」と。
 「高齢化社会が来るから大変だ」というけれど、大企業、大資産家を養っている、われわれの富の一部をまわすだけで、高齢者の生活、医療を支えることなどへっちゃらなこと。
 子どもを増やすことも簡単だ。難しい屁理屈はいらない。私たち国民の収入を増やせば、みんな結婚したいし、子どもはほしい。
 さらに許せないのは、平和憲法をかえて、私たちの作った富を奪うだけでなく、私たち国民の命、世界の諸国民の命まで奪おうとしていること。
 もうがまんできない。私たちは、憲法に保障された労働者の団結権をはじめとした闘う権利、そして選挙権を使って、今こそ反撃を始める。多くの働く仲間たちは、本当のことを知らされずに、怒りを強めつつも、闘う道がわからず迷っている。
 仲間たち。もっと学んで、もっと知らせて、私たちの組織を大きくして、今こそ先人たちが命がけで切り開いてきた私たちの権利を、さらに大きくひろげよう。
 第78回メーデー万歳!
 第78回湘南地域メーデー万歳!
                           2007年5月1日
                          第78回湘南地域メーデー

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