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お願いいたします。
『貧困にあえぐ国ニッポンと貧困をなくした国スウェーデン』竹孜著(あけび書房)を読んでいます。
いろいろ示唆に富む記述が満載の本です。みなさんもご一読を。
以下、備忘録として少し引用しておきます。
P43
スウェーデンの政治の重点がこれほど生活自立におかれる理由は、自立する国民が増えてくると、同時に貧困者が少なくなり、救貧にかかる政策予算が減少するところに着目したからである。そこで、貧困はなくす、そして貧困は新たにはつくらないということが、生活保障政治の第一歩となっている。
P53
社会高齢時代を迎えて、年金、医療、介護の費用のやりくり、急増する子どもの育児や教育にかかる費用という財政負担に耐えてきたが、それは大掛かりな制度をみずから支える国民による政治の成果であった。具体的には、税負担の大切さは誰も疑わないが、それよりも優先させ、かつ実行してきたのが国民にとっての生活費、ないしは所得保障の確保であった。
つまり、国民年金などによる所得を充分に用意したうえ、税金などを定めてきたわけであるから、負担に耐えられない、あるいは負担を怠るなど、制度自体が崩壊するような事態は生じていない。
P57
スウェーデンでの国家公務員と地方公務員を合計すると、住民1000人あたり150人にのぼっており、全労働者のうち35%、およそ3人に1人は公務員として働いている。
(中略)
他方、日本での公務員数は住民1000人につき35人で、最多のスウェーデンよりはるか下まわるどころか、フランス96人、アメリカ80人、イギリス73人、ドイツ58人にもおよばず、主要国でも最少となっている。
う~ん、一部だけを引用すると、やはり本来の深い意味まで伝わらないですね。残念(*_*)
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