綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆災害時に市民に不安を与えない情報発信を! 災害時FM放送局の準備も前進![12月議会一般質問②]

2018年12月19日 | 綾瀬情報いろいろ

 12月11日、一般質問を3つのテーマで行いましたが、2番目のテーマであった「災害発生時に市民の不安を解消する情報発信の研究を」について報告いたします。

■ 災害時には多くのデマが拡散される
 1922年の関東大震災の時には、「朝鮮人が放火した」「井戸に毒を投げ込んだ」などのデマが広がり、数千人の朝鮮人や朝鮮人と間違えられた日本人が、普通の市民に殺されました。
 最近の熊本地震でも、「動物園からライオンが逃げた」というデマツイートが写真つきで大拡散されました。

この本、おすすめです!
「証言集 関東大震災の直後 朝鮮人と日本人」 ちくま文庫

芥川龍之介、折口信夫、和辻哲郎、志賀直哉、千田是也、黒澤明…、文化人、市井の人々、子どもの作文、公的史料など約180編の証言を収録。

 
■ 市民が不安にならないような
  的確ですばやい情報発信を
 今年11月4日の小園団地内での水道管破裂事故での市の安全安心メールの情報発信では、工事の見通しなどの情報がなく、多くの市民に不安を与えてしまいました。
 この教訓を指摘し、「不安を与える前に先行して情報提供を行っていくべきと考える」との答弁を引き出しました。

■ もっとインターネットを活用した
  情報発信ができるように研究を
 現状での市の情報発信は、防災行政用無線やホームページ、フェイスブック、ブログ、安全安心メールですが、さらにインスタグラム、ライン、ツイッターの活用もアプリ間の連携を使えば少ない労力で可能と提案したところ、「研究する」との答弁でした。
 
■ 災害時FM放送局は
  東北でも熊本でも大活躍
 総務省は、災害時のFM局の立ち上げには、電話一本で許可を出すとしています。
 この開局で、ラジオさえあれば誰でも最新の市内情報を得ることができます。避難所を安らかにする音楽の放送も可能です。
 放送機材のレンタルを含めた調達先を確保しておけば、震災後数日で開局可能です。
 事前の打ち合わせ時には、市は関心が弱かったのですが、簡単な手続きと重要な役割をるる力説したところ「しっかり研究する」、つまり「やります!」となりました。
 職員のやる気も伝わり、うれしかった!


 トップの写真は、転載自由のブログ「OurPlanetEarth」より。

 

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