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記事要約
(1)米サウスカロライナ州で2018年9月に起きた最新鋭ステルス戦闘機「F35」の墜落事故について、米政府は燃料管の不具合が墜落の原因だったと明らかにした。
(2)報告書によると「製造上の欠陥により飛行中に燃料管が破裂し、エンジンの動力が失われた」。
(3)F35墜落に関する軍の調査は継続している。
米サウスカロライナ州のF35墜落、燃料管の欠陥が原因=報告書
[ワシントン 11日 ロイター]
米サウスカロライナ州で昨年9月に起きた最新鋭ステルス戦闘機「F35」の初の墜落事故について、米政府の調査担当は報告書を発表し、燃料管の不具合が墜落の原因だったと明らかにした。
報告書は、「製造上の欠陥により飛行中に燃料管が破裂し、エンジンの動力が失われた」と説明した。
米軍のF35Bは昨年9月、サウスカロライナ州ビューフォート海兵隊航空基地近くで墜落した。パイロットは安全に脱出した。
F35はロッキード・マーチン<LMT.N>が製造し、ユナイテッド・テクノロジーズ<UTX.N>傘下のプラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のエンジンを搭載している。 P&Wの担当者はコメントを控えた。
墜落に関する軍の調査は継続している。
昨年9月のF35墜落後、米国防総省のF35プログラム担当部門は、P&W製の一部の燃料管が定期的なメンテナンスの際に交換されると明らかにした。