綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆第2波のコロナ感染拡大に備えて~6月一般質問で一定の前向きの答弁を得ました

2020年07月13日 | 感染症の脅威とのたたかい

 新型コロナウイルス感染拡大には、ほとんどの社会活動をストップさせるという対処で、第1波を乗り越えてきましたが、第2波のときに同じように対応したら、今度は経済が持ちこたえることはできません。
 経済・社会活動をできるだけ維持させつつ感染拡大を封じ込める作戦を今から講じておかなくてはなりません。

 6月18日の一般質問で私は、PCR検査を大規模に行うことなど、いくつかの具体的提案と要望を行いましたが、次の3点で前向きの答弁を得ることができました。

●公民館・図書館 できるだけ開館を維持
 手洗い、消毒、マスク、体温チェック、3密をさけて換気を、などの対策をしっかりととることで、今後の流行期でも公民館などを完全閉館しないですむような対処マニュアルの作成を求めたところ、「第2波が来たときは段階的に閉館していく」方向が示されました。

●図書館 自粛時には自宅へ本の郵送も
 行動制限の時の図書館の役割が大きいことから、できるだけ開架での閲覧を維持し、ネットなどでの予約に対しては自宅への郵送を求めたところ、送料有料での宅配を検討していくとの答弁がありました。私は、図書館無料の原則があることから、送料無料での実施を求めました。電子図書館のさらなる充実も進められます。

●在宅でオンライン学習ができる機器の準備
 小中学校の休校措置で学習に大きな遅れが生じたことから、在宅でのオンライン学習ができるよう機器の準備をすすめることについては、政府の補正予算などを活用して、前倒しで進めていくこととなりました。

 私たちは、オンライン学習を可能にする条件整備を進めることには賛成ですが、この整備を文科省や経産省が進める「GIGAスクール構想」の実現とすることには異議があります。
 それは、GIGAスクール構想というのはただ単にタブレットやパソコンを児童生徒に一台ずつ持たせるというものではなく、この構想の将来像は、同じ教室にいても、コンピューターの端末を使って一人一人が異なる教科や単元を学ぶというもので、これでは子どもたちが集団の中で学びながら、人格の完成を目指す学校教育の在り方を根底から壊してしまうという大きな問題があるからです。


■今後の課題
 PCR検査体制の強化が感染爆発を防ぐ最大の対策なのに、市は現状で満足しています。引きつづき、医療体制の整備とともに、取り組んでまいります。

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