綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆「生理の貧困」~市内小中学校の女子トイレに無償の生理用品を設置へ~議員団の要望書で

2021年05月26日 | いいぞ綾瀬市政

 4月23日「コロナ禍のもと、児童・生徒の健康と学習権を守るために生理用品の無償配布と相談環境の整備を求める要望書」を教育長に提出し懇談を行いました。

 

◆「生理の貧困」が社会問題に
 コロナ禍で雇用状況が悪化し、世帯の収入が減少している家庭の児童・生徒や、アルバイトができずに生活が困窮する学生が、生活苦によって生理用品を購入できず、交換回数を減らしたり、トイレットペーパーを代用するなどの深刻な実態が明らかになっています。

◆学習権が奪われ人権が侵害
 生理用品は、健康な生活を送るための必需品であるにもかかわらず、不衛生な状態におかれ、経血で服や椅子を汚すことが不安で登校できない児童・生徒もいます。
 生理用品の入手が困難なことで、学習権が奪われ、人権が侵害されている事態は、政治の責任で直ちに改めるべきと、要望しました。

◆生理用品・生理用ショーツ・相談体制
①女子トイレやみんなのトイレの個室に返却不要の生理用品を常備、
②必要な児童・生徒には生理用ショーツの配布、
③心や体の悩みを気兼ねなく養護教諭らに相談できる環境を整備する、
ことなどを求めました。

◆市からは「設置」と回答
 5月13日教育長から文書で、上記のように回答がありました。
 現在、各学校で養護教諭を中心に、“感染症対策をしながらの個室への設置方法”について研究をしているということです。


 6月中には設置されていくと思いますので、お子様やお孫さんのご感想、改善点などがありましたら、ぜひお寄せください。

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